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どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

鹿島復帰なるか!?/前新潟・阿部敏之選手

2005-02-12 | Football
仰天のニュースだった。
'99年シーズン限りで鹿島を退団、浦和・仙台を経て昨年は新潟に在籍したしていた阿部敏之選手が、鹿島の宮崎キャンプに参加している事がわかりました!
ただ、正式契約ではなく、テスト(練習)選手としての参加のようです。

鹿島入団時は、攻撃的MFだった阿部選手。
選手層が厚い鹿島攻撃MFから、その後ボランチに活路を見出してレギュラークラスを獲得。
選手として最盛期を迎えそうな時期・・・浦和出身で地元チームに移籍したいとの要望を受け、同じく浦和が地元の室井選手と共に、J2落ちが決定したレッズに移籍していったのだ。
豊富な運動量と左利きから繰り出す自在なパス。
そして、攻め上がった時の迫力。
本当に、鹿島サポーターに愛されていた存在だった。

鹿島を出てからの阿部選手は、ハッキリ言って影が薄くなっていた。
怪我が多く、調子を上がらないまま浦和・仙台・新潟時代を過ごしてしまった感じだ。
昨年限りで新潟を解雇。
J2やJFL、または引退かと気にはしていたのだ。

このblogでも何回も書いているのが、鹿島と言うクラブは、在籍した選手に寛容だ。
しかし、身勝手で飛び出した阿部選手を受け入れる気持ちになったのは驚きだった。
中田浩二の突然の移籍で、ボランチの選手層が薄くなった事と無関係ではあるまい。
サポの中には、阿部の復帰を快く思わない人も出るだろう。
しかし、俺はあえて言いたい。
頑張れ阿部!選手契約を勝ち取れ!
また“阿部コール”をさせてくれぇ!



※鹿島のクラブ経営は、ACミランを模範としていると読んだ事がある。
 クラブに在籍した選手で継続的に運営する事により、伝統を受継いでいくのだそうだ。
 現在下記のような選手が、クラブスタッフ入りしている。
 ・奥野僚右(鹿島→広島→草津)/ヘッドコーチ ※恐らく近い将来鹿島の監督
 ・石井正忠(鹿島→福岡)/フィジカルコーチ
 ・黒崎比差支(鹿島→京都→新潟→大宮)/ユースコーチ
 ・長谷川祥之(鹿島)/ユースコーチ
 ・おまけ
   ビスマルク(V川崎→鹿島)/今期入団のアレックス・ミネイロの代理人

北朝鮮代表・現名古屋MF/安 英学(アン・ヨンハッ)選手を知れ!

2005-02-09 | Football
WEBサッカーマガジンと言うサイトをご存知であろうか。
週間サッカーマガジンが運営する、インタビュー大目の通好みなサイトなのだ。
毎回、玄人好みの選手にロングインタビューをしている。
今夜北朝鮮戦を迎えるに当り、ある選手へのインタビューがあったことに思い至った。
昨年Jリーグが1stステージ終了した時点でのインタビュー。
ゲストは新潟のボランチ、安 英学(アン・ヨンハッ)選手。
名古屋への移籍が決定している在日朝鮮人。そして、北朝鮮代表レギュラーボランチだ。

日本で生まれ育った安選手。
その生い立ちに加え、サッカー感等が書かれている。
そして、現日本代表メンバーの事にも触れているのだ。

サイト上からは削除されてしまっている記事だが、googleで探してみると、幸いキャッシュに記事を見つけることが出来た。
まずは読んできていただきたい。


         ↓↓↓↓
WEBサッカーマガジン/止める蹴るしゃべる
         ↑↑↑↑


政治的な話をまったく感じさせない、ごく普通のサッカー好き青年だ。
しかもかなりいいヤツと言う感じ。
また、学歴以外はごく普通の日本人だ。
そりゃそうだろう。
日本で生まれて育っているのだから。

また、今夜の試合で激突するメンバーの事が書かれている。

印象に残った選手はたくさんいますけど、一番、衝撃だったのはエメルソン選手です。点を取られたからなおさらですね(9節、ハットトリックを献上)。瞬間的な動きやシュートの振りがすごく速いし、積極的だし。それに日本代表と言われる選手たち。小笠原選手は本当にうまかったし、中澤選手はとにかく強かった。それがワクワク感にもつながるんですよ。この選手を止めれば評価されるだろう、そういう気持ちでやってますから。

そうだろうそうだろう。
小笠原選手は、本当にうまかったろう。
中澤選手はとにかく強かったろう。
今夜も味わってもらう事になってしまうが・・・。

サッカー好きな日本人と、北朝鮮人。そして在日朝鮮人。加えて両国サポーター。
彼らが集まる埼玉スタジアム・・・そこに存在するのは、サッカーが好きでたまらない人達の鼓動だ。
政治的な物など近寄る事は出来ないのだ。
彼らの勝ちたい気持ちをしっかりと見つめ、そして応援するチームに声を枯らそう。

さてキックオフまで後数時間。
緊張がジワリと浮かび上がり、口の中が乾いてくる。
これだ・・・この感覚だよ。
始まるんだよ。
ドイツへ続く短くも長い道が。

謎のチーム、北朝鮮代表・・・んな訳あるかい!

2005-02-08 | Football
馬鹿らしさに無視しようと決め込んでいたが・・・。
やっぱりちょっと書きたくなった。

W杯最終予選、北朝鮮代表チームは謎のチームではない。
謎を作りたがっているが、1次予選を6試合戦い勝ち抜いた北朝鮮代表。
その試合内容は秘密でもなんでもない。
北朝鮮代表に所属する主力選手のうち二人は、名古屋のアン選手と、広島のリ選手。
日本で生まれ、日本で育ち、日本のJリーグに所属する選手だ。
練習の非公開なんて、どこの国だってやる。(トルシエはやったけど、ジーコはやらない)
サッカーファンに言わせりゃ、秘密を作り上げてネタにしようとする報道側の姿勢だけがよっぽど謎だよ。

警察官が2000人動員だそうだ。
日本のサポーターと北朝鮮サポーターが衝突するのを防止する・・・らしい。
駅からスタジアムまでの道、両サポーターは別の動線で移動して、合う事がないようにしてくれるそうだ。

ご苦労様です。暇な人達。

おいおい、誰だそんな事決めたの???
それともあなた達は、火のないところに火をつけて、衝突するのを期待でもしてるのかい?
サッカー見たことないヤツ・・・いや、好きじゃない、興味がないやつは引っ込んでいて欲しいのだ。
そんな暴動、起こる訳ないだろ!ボケッ!

ほっといてくれよ、俺達は俺達でしっかりやるから。

北朝鮮サポーターとは、競技場の外では
<お互い頑張ろう>
スタジアムの中では正々堂々と・・・
<ブーイングを浴びせまくり>

これが俺達の正式な礼儀作法です。
国歌斉唱だって静かに聴くし、試合が終わったら拍手するよ。
でも試合中にニコニコ笑って、北朝鮮もがんばれ~・・・なんて訳ないだろうが。
政府の要人だか、北朝鮮総連の要人だか知らないけど、どっちも出る幕じゃないのだよね。
わかったか、このボケナス頭のサッカー音痴人間め!

話題に乗っかってしまったが、基本的にはスルーの話題ですね。
以上で、サッカー知らない人が書く文章に対する愚痴は終了。
くれぐれも、そんなのに乗って舞い上がる事などないように。
馬鹿と喧嘩すると、うつるから気をつけろよ!!!(笑)

toto/サッカーくじ買った事ありますか?

2005-02-01 | Football
toto/サッカーくじが始まって、5年目のシーズンを迎えようとしている。
みなさんは購入した事があるだろうか?
サッカーファンなら、自分の予想が当るかどうかの試金石でもあるtoto。
数百円で楽しめる事を考えると、このまま衰退させていくのは惜しいと思うんだよね。

そう書いている自分も、ここ3年は買ってない。
買いたいんだけど、買えないと言うのが正解か。
以前に比べて、気軽に買える場所が減ってしまっているのが原因だ。
“ネットで買えて、当ったら銀行振込み”
そこまで便利になると、もっと気軽に買えるんだよね。
コンビにでも買える様にはなった。
ただ、ファミリーマートのみが対応だし、ファミリーマートのカード会員になっていないとそれも出来ないのだ。

もっと簡単に・・・。

これがtoto売上アップの要因であって、唯一の方法だと思うんだよね。
19歳未満の人には買えない様にする方法。
そのシステムが確立されていればな。

実はtoto開始直後の1年間、予想のホームページを立ち上げていた。
自分が買った組合せと、簡単な試合予想なんかを載せていた。
読者は会社の同僚とか知り合いばかりだったが、その小さなコミュニティーで、3ヶ月の間に1等を3人も当てると言う快挙。
同僚一人は、百万台の金額を手にしているのだ。
そこで予想をしている本人はどうかと言うと・・・3等数百円が最高(笑)
一体どうなってるんだと俺は言いたい。
当てたやつも、ご馳走してくれると言いながら結局そのままだ。
このまま引き下がれるか!
今年は買うぞ!そして当てるぞ!!!

toto/スポーツ振興くじ

※俺に高額当選が来ない理由は思い当たっている。
 サポーターを自称しているので、鹿島の試合は“鹿島勝利”の一点買いだからだ!
 やばいかなぁ~って思いながらも、負ける方になんて掛けられない。
 俺の生きざま、とくと見やがれっ!!(単なる意地)

中田浩二/マルセイユへの移籍決定!

2005-01-27 | Football
中田浩二。
帝京での全国高校選手権時、ボランチでありながら得点王獲得。
卒業と同時に鹿島入団。
的確なポジショニングと、正確なロングパス、また長身を生かしたセットプレーでの得点等、瞬く間に鹿島の主力選手となった。

鹿島最強時代と言われた2000年は、熊谷浩二と組んだダブルボランチ(通称:ダブル浩二)として、相手を封じ込めたものだ。
その冷静な状況判断から、昨シーズンはゲームキャプテンを任される事となり、質実共に最高な時期を迎える。
今シーズンは、昨年の無念を晴らすべく、また王者の称号を再び手にする為に、鹿島を導く・・・はずであった。

昨夜(1/26)突然マルセイユ移籍が決定してしまった。
ここ数週間移籍の話が出ていたが、彼と言う人間を見続けてきたものとして、クラブやサポが納得しない形での移籍は、選択しないだろうと思っていたのだ。

このblogで何度も書いているが、鹿島と言うクラブは、他のクラブに比べて間違いなく選手を大事にしている。
簡単には解雇(自由契約)しない。
移籍に関しても、本人の為と言うのを考えて相手クラブと折衝する伝統みたいなものがある。

移籍金が3,000万円(推定)と言う前代未聞の低さ。
中田浩二の選手としての資質をそこまで安く見られたのかと、マルセイユに対して憤りも感じていた。
クラブも、サポもだ。
しかし本人の意思は固かったようだ。
彼の苦渋の決断は・・・クラブ、サポを裏切ったような気持ちになっているのも想像に難くない。
“最後のチャンスだから”
俺は、彼の意思を尊重し、ただ同然で送り出す決断をした、鹿島と言うクラブを讃えたいと思う。
戦力的に基本から崩れた。
そして、移籍金すら手に出来ないと言う二重の苦しみを味わう覚悟を負った判断を尊重したい。

俺達サポは、浩二を喜んで送り出すぞ!
マルセイユを再び輝きを放つチームに戻してやれ!
中田は、ヒデじゃなくコウジが凄いと見せ付けてやれ!
鹿島になんか帰ってくるな!
欧州で選手生命を終える気持ちでやってこい!
ガンバレ!中田浩二よっ!



PS
トルシエ。
あまり好きではなかったが、俺は今回の件で、大嫌いになった・・・と、言っておきたい。

ストライカー占い/by Number ※非公認

2005-01-26 | Football
昨年、スポーツ雑誌 Number597号で、あなたはストライカーで言うと誰タイプ?
と言うコーナーがあった。
質問に“YES or NO”で答えていくタイプだったのだが、その結果俺は“インザーギ”だった。
おお!カッコイイ!って喜んだのもつかの間・・・書いてあった言葉に、一緒にやった仲間は大爆笑してたっけ。

“こそ泥タイプ”

だそうだ(笑)


ネットで検索かけていたら、非公認ながらそのまま“NUMBER ストライカー占い”をいただいちゃってるページを発見したのでご紹介しよう!

ストライカー占い by NUMBER
      ↑
   ここをポチッとな!

この占い、一年振りにやってみたのだ。
さて、結果は・・・・

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あなたは
「こそ泥/フィリッポ・インザーギ」タイプ

長所:合理主義で世渡り上手
短所:他人の欠点に厳しい。
仕事運:営業向き。ただし過ぎた野心は身を滅ぼします。
賭博運:駆け引きがうまく、ポーカーや麻雀は最強。
愛情運:二股、三股をかけられやすいので注意。
必要なサプリ:疲労とお肌にビタミンC

概要:
また抜け駆けかよ。みんなで一緒に飲もうって約束していたのに、内緒でデートしていたんだろ?
ま、仕方ないか。それがキミの持ち味だから。まさしくインザーギだよ。
キミは俺が口説いているときにちょっとでも隙があれば、いつも割り込んでくる。
そうやって、いつもおいしいところを持っていくんだ。ほとんどオフサイドだと思うけどなあ。
えっ?結果さえ残せばいいってか?でも、少しは俺に感謝した方がいいぞ。
お膳立てがなければキミは何もできないんだから。(仲間 ダリオ・シルバ)

  
■俺は“こそ泥”F・インザーギ■
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俺は何も進歩してなかった(涙)
こそ泥と呼んでくれていいよ。
ダリオ・シルバと仲良くやっていくからさ。

みんなのタイプは誰かな???

最終予選開幕を前に・・・北朝鮮戦についてどうよ?

2005-01-21 | Football
段々とW杯最終予選が始まるって気持ちになってきましたね~。
日本代表も合宿に入ってますし、いよいよ本気の勝負が始まりますね。
まずはホームに北朝鮮を迎えます。
謎めいたイメージはありますが、本当のところどうなんでしょうか。

FIFAランキングは目安と言っても、やはり地力で考えるとグループで一番やりやすいのは北朝鮮だと思います。
その根拠は対外試合経験ですね。
軍人が中心になっている今回の北朝鮮チーム。ほとんど海外のチームとは試合をしていません。
選手ももちろん、国外でプレーする選手は在日で日本でプレーする2選手のみ。

レベルの高いところで選手を鍛える・・・。
経験を積み重ねる事でチームレベルを上げていく・・・。

日本人には嫌と言うほど叩き込まれた教訓ですね。
この2点を考えると、北朝鮮チームに対しては圧倒的なアドバンテージを持っているといえます。
油断は禁物ですが、じっくり試合進める事が出来れば、勝ち点を取る事は問題ないと思っています。
根性と体力のサッカーは確かに日本は苦手としてきました。
しかし、それも昔の事。
体力で日本人が負けるか?
プレッシャーに負けて、ミスを連発するか?
とてもそうは思えない。
サポーターの我々も、今の日本代表の力を信じようではありませんか。

決して、マスコミの報道に踊らされてはいけません。
北朝鮮チームに対して、必要以上に盛り上げようとしているのを感じます。
マスコミにとっては、“いいネタ”以外の何物でもないと思う。
先日、某お台場テレビでのスポーツニュースは笑ってしまったよ。
“日本から合流した2選手にインタビューを敢行、中田ヒデ選手と小野選手が怪我をしているのを、北朝鮮選手達は既に知っていた!情報戦でも北朝鮮は強敵!!”

ハァ・・・

日本の新聞ぐらい手に入るだろうし、日本の衛星放送見てれば、そんな事いくらでもわかるだろう・・・。
騒ぎ過ぎだっての。
俺達の日本代表が、はるか格下チームに負けるかよ!
北朝鮮の選手の映像追いかけるより、日本代表での練習風景をもっと流せっての!

どう思います???

最終予選といえど、アジアは一つ?

2005-01-12 | Football
ニュース読んでたら、小泉首相と川渕キャプテンが、最終予選・北朝鮮戦に関するコメントを出していた。

小泉首相が言うには・・・。
“アジア杯での中国が行った反日行動の教訓から、冷静に対処してもらいたい。
政治的になって、反北朝鮮的な行動をとらぬように・・・これはスポーツなんだからね。”
川渕キャプテンもコメント。
“日本のサポーターの良識を私は信じている。”

・・・そうですよね。

やっぱりアジアの国同士。
北朝鮮と言えど、仲良くやっていくためには、日本のホームと言えど北朝鮮チームを拍手で迎えなくっちゃね。
中国でのアジア杯、日本に向けられたブーイングの腹立たしさは、私達が一番知ってるもんね。

フーーーーーーーーーーーッ・・・・・小泉首相。

このドアホ!


素人はひっこんでろ!



なーにがスポーツだからだ。これは闘いなんだよ!
北朝鮮だかなんだかしらないが、日本に来た敵チームはブーイングに晒されるのが宿命なんだよ!
奇麗ごと言って、拍手で迎えろってのかい?
そんな事言ってるから日本は海外からなめられるんじゃい!
思いっきりブーイングで迎えようじゃないか、北朝鮮もイランもバーレーンも。
当然だ。
それがマナーだっ!
首相は、アジア杯で中国が何故批判されたか判っておられない様だな。
それは、中国の試合でもないのに、わざわざ日本の試合見にきて、ブーイングやってる恥知らずな一部サポがいたからなのだよ!
まったく・・・そこのところをしっかりわきまえてもらいたいね。

川渕キャプテンも言っておられる。
“良識あるサポーターがとるべき態度”
そうですよねキャプテン!
良識あるサポがとるべき態度・・・そりゃあ、北朝鮮を思いっきりブーイングで迎えるって事でしょう。
さすが判っておられる。
表立って言えないので、遠まわしにブーイングを煽ってるわけですね!
了解です!!!
私達、良識あるサポに全てお任せ下さい!

※まあ・・・某氏率いるウルトラスが、拍手で迎えるとも思えんがね・・・フッフッフ。

from Spain/バレンシアvsエスパニョール

2004-12-25 | Football
リーガ・エスパニョーラ/バレンシアvsエスパニョールをテレビ観戦した。
毎年2部落ちの危機を味わい続けてきたエスパニョールだが、今期はこれまで絶好調。
首位を快走するバルセロナを追い、現在なんと2位を確保中。
同じカタルーニャを本拠とする両チームだが、1位2位で続くのは、何と史上初の快挙。
果たして、我がバレンシアはエスパニョールを退け、順位を上げることが出来るのか!?

前半開始。
この試合バレンシアは、ディバイオを怪我で欠き、4-2-3-1のワントップの布陣を布く。
トップにはポストプレーに期待のミスタが先発。
アイマールも先発したが、期待だった左サイドの復帰直後ビセンテは、チャンピオンズリーグで再び治ったばかりの箇所を再び負傷したとの情報。暗雲は再び垂れ込める。
その懸念の左サイドにはシスコが入った。
右にはアングロが先発。

怪我人の影響で幸か不幸か昨年のシステムに近いポジションを取る事が出来た各選手。
好調エスパニョールが相手だったが、この試合でのディフェンスは再び美しさを輝かせはじめた。
前線からボールを激しく追いサイドへ押しやる。
そこで人数をかけてボールを奪取。アイマールを軸にスピードが乗ったカウンターを繰り出す。
開始直後にはアイマールからボールを受けたシスコが左サイドを破り、絶妙のニアへのセンタリングが。
タイミングもぴったりのミスタのヘッドが入ったが、GKカメニのナイスキープで得点ならず。
主に左のシスコを使った攻撃にさえを魅せるバレンシア、この日ピボーテに入ったバラハは守備でも攻撃でも迫力満点だ。
直後の11分。
ゴール左のミドルレンジでのFK。蹴るのはバラハ。
回転がかかったボールは、ゴールファーサイドのネットを揺らす美しいゴール!
先制したバレンシアは、その後も鋭いカウンターを繰り出し続ける。
前半終了間際、中央に切り込んだアイマールがファールを貰い、絶好の位置でFK。
壁の位置で再三注意を受けたエスパニョール。この時から主審がヒートアップしたのではないか。
アイマールのFKはゴール左に惜しくも外れていったが、この後エスパニョールの選手が主審に詰め寄る。
すると、抗議をとられたFWタムードにイエロー。
前半既に1枚貰っていたタムードはイエロー2枚で退場。
エスパニョールの抗議は更にヒートアップ。
激しすぎる言葉を浴びせたらしいMFセラーノが一発レッド。
試合開始直後にホイッスルとなり、荒れた前半が終了。

後半開始。
エスパニョールは9人で闘うしかないが、堅守で守ってきたチーム、守備のメンバーは健在なので油断は禁物だ。
しかし後半のバレンシアは一気にトーンダウン。
2人の退場者を出したエスパニョールには負ける事はない・・・。
そんな雰囲気が滲み始めたのは間違いないだろう。
プレスにも走らない、ボールを奪っても選手が走らない。
前半の必死さは跡形もなく消えた。
GKとの1対1のシーンが数度あるが、GKカメニがスーパーセーブを連発。
バレンシアの追加点は途方もなく遠くに感じ始めた。
ボールの蹴りあいになった後半。
終了間際にミスタが2点目、3点目と加点して3-0でバレンシアが勝利。
しかし、後味の悪さが残る結果となってしまった。

前半の内容を見る限り、バレンシアの調子は復調の傾向と言っていいだろう。
アイマールが入る中央の突破、サイドへのボール裁きはやはり素晴らしい。
左右の攻撃のキーマン、シスコとアングロも及第点を上げることが出来る。
DF陣は安定してきた。
特にクーロ・トーレスの冷静な守備は安定感抜群だ。
この試合控えに入っていたアジャラも、年明けには復帰。
DFは更に安定傾向にあるといっていいだろう。
問題はフィニッシュのところだ。
2得点のミスタは、この試合決定的なシーンがもう2回はあった。
厳しい相手の場合は問題になりそうな場面だ。
それと、カウンターに入った時のスピードが上がりきらない印象がある。
アイマールからの素晴らしいサイドへのスルーが決まるが、ビセンテであれば追いついたであろうボールに、シスコでは追いつけないのだ。
このあたりの修正が上手く行くと、決定機を外すシーンは減っていくのではないのだろうか。

クリスマス休暇を前に、バレンシアは2位に浮上。
首位を快走するバルセロナとの勝ち点差は10もある。
しかし長い戦いのリーガエスパニョーラは、まだ折り返したわけではないのだ。
チャンスはある。
食らい付いていけバレンシア!
チャンスは必ずやって来るのだ・・・。

サッカーあれこれ話/不完全燃焼・鹿島 復調バレンシア

2004-12-22 | Football
保有する選手への心配りでは、鹿島が一番優しいであろう。
そうなのだ、鹿島は簡単には選手を解雇しない事で知られる。
解雇・・・ではなく、移籍先を球団が探すわけですね。
その提携の雰囲気があるのが、来期J1に上がってくるF川崎、それに現J2仙台、札幌だ。
どちらのチームにも、鹿島から流れた選手が多いのだ。

移籍情報がまったく無かったので、誰が解雇されるのかと気を揉んでいたのだが、今日になって一斉に情報を鹿島が出し始めた。
・DF池内/J2札幌へ完全移籍
・FWバロン/J2仙台へ完全移籍
・FWファビオ/退団(本日22日帰国)

池内は以前札幌にレンタル移籍していた期間があるので、今回の移籍はすんなり行くだろう。
彼にとってもこの移籍は実りがあるかともう。
バロン、ファビオに関しては、正直解雇と同じだろう。
今シーズンの不調にあえいだ鹿島の、要因を作ってしまった二人だった。
もっとも・・彼らを獲得したフロントの責任もあると思うけどね。
今日現在の情報はこれだけだが、3人で終わりって事はない感じがする。
他に誰か大物が移籍・・・ありえるなぁ。

来期のか今カードが発表になりました。
我が鹿島の相手は、なんと浦和。
アウェイの戦いとなりますが、浦和の出鼻をくじくには、最高のカードを組んでもらえました。
リアルレッド・・・本物の赤はどちらなのか?
そんなサポーター同士の意地もぶつかるこのカード。
みなさん注目してくださいね~。


リーガエスパニョーラはシーズン折り返し寸前。
注目のカード、バルセロナvsバレンシアは、1-1のドローとなった。
開幕から故障者が相次ぎ、調子を崩していたバレンシアだが、ここ数戦で形が出てきたように感じる。
ただその形というのが・・・バレンシアの名刺代わりだった数タッチでのカウンター攻撃ではなく、ロングボール主体のカウンターに形を変えたことだろうか。
バレンシアの守備と、カウンターの美しさに惚れていた俺としては、寂しい事この上なし。
テレビ中継を見ていても、昨年までのようなワクワク感が少なくなっている。
この戦法は・・・イタリア式に近いかな。

本来の形には程遠いものの、現在4位につけるバレンシア。
優勝を口にするのはまだ時期尚早だが、勝利は何よりの薬。
ボールが走り始めたので、後は選手が走り、ボールが繋がりはじめれば可能性はある。
守備ラインと前線との間が間延びしてる感があるのが気になる。
失点を恐れるあまり、DFが引きすぎちゃってるのかなぁ。
調子が上向きのアイマールに大注目だ。
このままでは終わらないぞ!

今ごろ、2位のエスパニョールと戦っている頃だな。
気になる結果は・・・明後日24日の早朝に放送だ。
なんだそりゃあWOWOWさん!!!???