治療中のシャンプーの仕方

はたまた、患者活動サロンで
お話を聞いた看護師さんからのアドバイス。

抗がん剤治療は、以前は入院して受けることがメインだったものの、
いまや外来で化学療法を受けることが普通になってきているため、
それに伴って自分自身で注意を払い、
手当てしていくセルフ・ケアが必要と話されていた。
入院していれば、ふと疑問に思ったことを、
お医者さんや看護師さんに聞けるし、
看護師さんはいろいろ折につけ教えてくれると思う。
外来で通っているとなかなかそうはいかない。
当たり前ちゃ当たり前なんだけど、
まったくその意識がなかったぁ

抗がん剤を始めてから、約一ヶ月。
前にも書いたけど、脱毛し始めたのがきっちり2週間後。
今もまだかすかに残っているため、
毎朝、枕の髪の毛拾いで一日が始まる。
ここまでくると、
早くなくなってしまえばいいのにと思うくらい

療法センターのビデオ（ってまだいうのかなぁ）を看護師さんに薦められて、
いろいろメモったうちのひとつ、シャンプーの仕方。

* 毛髪技能士の井上氏の解説です *
　頭皮にはおでこの三倍の皮脂の分泌があるそうで、
　治療中も同じくらい分泌があるため、それを取り除くことが必要。

　1.シャワーを2分間ぐらい頭皮にあてる。
　　洗うという行為が難しいときには、
　　結構、これだけでも頭皮の皮脂がとれるとのこと。

　2.ネットなどでシャンプー剤をあわたてて、
　　頭皮につけ、やさしく指の腹で頭皮を動かす。
　　指の間隔を２－３ｃｍあけ、もむようなかんじで動かす。
　　×つめをたてない
　　×ゴシゴシこすらない
　　ただ、別の洗顔のところで、
　　　ネットを使うのはやめたほうがいい旨言っていたので、
　　　使用する際には注意が必要かも。
　　　とにかく、ゴシゴシやっては、
　　　手に傷がつくということだと理解してる。　

　ほか、負担を軽減するように、
　育毛剤の使用、
　強いマッサージ、
　ドライヤーの温風は
　やめたほうがいいとのこと。

特に、ここではシャンプー剤の種類についてはいっていなかったけど、
病院からもらった資料によれば、
使っているものでしみるようであれば、
刺激の少ないものにと書かれていた。
髪の毛がなくなったら、リンス・コンディショナーはいらないよう。

私の失敗談としては、前髪が10cm以上長くて、
そのまま、タオルで拭いたままにしていたら、
たぶん抜けた毛とまだ生え残っている毛と一緒になって、
指も通らなくなってしまって、
にっちもさっちもいかなくなったことがあった。
その箇所、はさみでばっさりと塊で切っちゃったけど、
用心用心


クリックよろしく
にほんブログ村