13日(土)、比較的暖かな一日。スプリングコートを着て錦糸町へ出かけた。新日
フィル定期トリフォニー第2日である。錦糸町ドトールのアメリカンとスイートポテト
で一服。1時40分に会場に入る。地味なプログラムのせいか、すみだトリフォニー
の1階はそれほど混んでいなかった。
(プログラム)
1.アイネム ブルックナー・ディアローグ(1971)日本初演
2.ブルックナー 交響曲第9番
指揮;ヴォルフ=ディーター・ハウシルト
コンサート・マスター;西江辰郎
1.アイネム ブルックナー・ディアローグ(1971)日本初演
1971年作品という意味では現代曲だが、聴いただけではいつ頃の作品か分から
ない。弦楽器のトレモロの上に鳴る金管というといかにもブルックナーもどきだが、
イディオムはブルックナーでも音楽はちょっと違う。「ブルックナーとの対話」とは意
味深なタイトルであった。
2.ブルックナー 交響曲第9番
ブルックナーの「9番」、第3楽章までで未完となった作品である。ブルックナーの交
響曲の特徴である、pp による開始、基本的にはインテンポでアッチェレランドはな
く、ガーッと盛り上がるものはない。大自然を思わせる、巨大な peace of mind の、
悠久の曲である。ソナタ形式といっても第2主題がどれなのか?どこにいるのか分
からなくなるときもある。(音楽よ、ソナタはいずこに?)
ハウシルトはドイツ人らしく、ゆっくりした中にも、イチト~ニ~ト~とキッチリしたリ
ズムを刻んだ。しかし、ブルックナーは神経質になってはいけない。新日フィルご自
慢の8つのホルン(途中から4つはワーグナー・チューバに。)は出だしから最後ま
で好調。第2楽章など時々現れるオーボエも素敵だった。
演奏が終わるとしばしの静寂の後、拍手とともにブラボーがひと声。その後に大き
な拍手が起こった。真っ先に立たされたのは、案の定、8つのホルンだった。オーケ
ストラもハウシルトに大拍手。
やはりブルックナーとビールは生に限る。
第1楽章 26分
第2楽章 11分
第3楽章 25分

フィル定期トリフォニー第2日である。錦糸町ドトールのアメリカンとスイートポテト
で一服。1時40分に会場に入る。地味なプログラムのせいか、すみだトリフォニー
の1階はそれほど混んでいなかった。
(プログラム)
1.アイネム ブルックナー・ディアローグ(1971)日本初演
2.ブルックナー 交響曲第9番
指揮;ヴォルフ=ディーター・ハウシルト
コンサート・マスター;西江辰郎
1.アイネム ブルックナー・ディアローグ(1971)日本初演
1971年作品という意味では現代曲だが、聴いただけではいつ頃の作品か分から
ない。弦楽器のトレモロの上に鳴る金管というといかにもブルックナーもどきだが、
イディオムはブルックナーでも音楽はちょっと違う。「ブルックナーとの対話」とは意
味深なタイトルであった。
2.ブルックナー 交響曲第9番
ブルックナーの「9番」、第3楽章までで未完となった作品である。ブルックナーの交
響曲の特徴である、pp による開始、基本的にはインテンポでアッチェレランドはな
く、ガーッと盛り上がるものはない。大自然を思わせる、巨大な peace of mind の、
悠久の曲である。ソナタ形式といっても第2主題がどれなのか?どこにいるのか分
からなくなるときもある。(音楽よ、ソナタはいずこに?)
ハウシルトはドイツ人らしく、ゆっくりした中にも、イチト~ニ~ト~とキッチリしたリ
ズムを刻んだ。しかし、ブルックナーは神経質になってはいけない。新日フィルご自
慢の8つのホルン(途中から4つはワーグナー・チューバに。)は出だしから最後ま
で好調。第2楽章など時々現れるオーボエも素敵だった。
演奏が終わるとしばしの静寂の後、拍手とともにブラボーがひと声。その後に大き
な拍手が起こった。真っ先に立たされたのは、案の定、8つのホルンだった。オーケ
ストラもハウシルトに大拍手。
やはりブルックナーとビールは生に限る。
第1楽章 26分
第2楽章 11分
第3楽章 25分

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます