人生ブンダバー

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6/7 『あわれ彼女は娼婦』ゲネプロ

2016-06-12 05:00:00 | 演劇

6月7日(火)、Hさんから演劇の舞台稽古(ゲネプロ)のチケットを頂
戴し、新国立劇場中劇場へ。

新国立劇場の演劇は、平成21(2009)年の『ヘンリー六世』以来?

『あわれ彼女は娼婦』
作 ジョン・フォード
翻訳 小田島雄志
演出 栗山民也

兄妹の近親相姦を取り扱った演劇。新作かと思ったら、17世紀のイ
ギリスの劇作家ジョン・フォードの作品だ。

<キャスト>
ジョヴァンニ(兄。将来を嘱望される若者);浦井健治
アナベラ(妹。類まれな美貌);蒼井 優

ソランゾ(裕福で魅力的な貴族);伊礼彼方
ボナヴェンチュラ;大鷹明良
ドナード(裕福なパルマ市民);春海四方
ポジオ(バーゲットの忠実な召使);佐藤 誓
プターナ(アナベラの乳母);西尾まり
リチャーデット(医者に変装);浅野雅博
ヴァスケス(ソランゾの忠実な召使);横田栄司

ヒポリタ(リチャーデットの不実な妻);宮 奈穂子
グリマルディ(ローマの紳士);前田一世
バーゲット(馬鹿な甥);野坂 弘
フィロティス(リチャーデットの姪);デシルバ安奈

フローリオ(父。パルマの紳士);石田圭祐
枢機卿;中嶋しゅう

マリンバ;中村友子

詳しくは→こちら


舞台の上手にマリンバが置かれている。要所要所でマリンバの演奏
(伴奏?)入る。

浦井さん、蒼井さん、伊礼さんは迫真の演技だった。
脇役だが、重要な役回りを演ずるベテラン勢の上手さも光る。

お馬鹿キャラ(?)に作られたバーゲットには笑ってしまう。

「日常性」とはかけ離れた、ドロドロの愛憎劇であり、復讐劇であり、
悲劇だ。

血なまぐさい、凄惨な終盤では、劇場を飛び出していく女性もいた
(単に帰りを急いでいたのかもしれないが・・・・・・)。

アングロサクソンは「復讐」が好きなのだろうか?
原爆投下や東京裁判は、真珠湾攻撃に対する「復讐」か?
--などと、一瞬突飛なことを考えてしまった。復讐はアングロサ
クソン(if anyもしそうだとしても)の専売特許ではない。チェチェン
人は何代にもわたって復讐するという。

日本人は、台風一過、のど元過ぎれば熱さ忘れる、諦めが早い??
(どちらがどうということではないが)。

6/8(水)~26日(日)新国立劇場中劇場。








16:40 きれいに刈られた草木


16:43


16:55 押上行準急


17:26


17:29 井の頭線 吉祥寺行急行


17:40 どれに乗ればいいのか?--いつも迷う。


17:42


17:51 初台着


17:54 ポスター


17:55


17:56 引き換え済みの座席指定券


17:58


18:01 開場を待つ人々


18:11


20:01 前が通路のいい席だった。1階10-24。


20:05 赤ワイン 500円


20:09 喫茶コーナー


20:12 同上


21:38 終演後


21:45 初台より


21:51 笹塚乗り換え


21:56 明大前で井の頭線へ


22:04 渋谷

この日の帰り、上の写真のように井の頭線のある2階からエスカレー
ターで地上へ下り、30mほどで地下鉄入口階段へ。田園都市線の
改札口を入り、下り階段を降り始めると、ちょうど中央林間行急行が
停車しているのが見えた。

お、こりゃ間に合いそうだと、階段の最後数段を小走りで降りようと
したら、何がどうなったのか、足がもつれたのか、カメラ片手に前の
めりで思い切り転倒してしまった。あわてて身体を確認したが、メガ
ネも壊れておらず、頭も打っておらず、出血もしていないし、服も破
れていない。胸ポケットから飛び出た定期券とボールペンを急ぎ元
に戻し、立ち上がると急行に飛び乗った。その間、15秒ほどだった
かしらん。

先日も、還暦を過ぎた後輩が電車の乗り換えでホームでダッシュし
たら、ふくらはぎが肉離れを起こし、全くの歩行困難となり、全治3
週間の「重傷」を負ったばかりだ。
また、私の知っている人は、2、3年前に、酔っぱらって、地下鉄の
階段を踏み外し、頭をしたたか打ち、脳挫傷で救急車で運ばれ、
入院する騒ぎとなったという。

私の場合は、幸いなことに大事には至らなかったが、頭でも打って
意識不明になっていたらと考えるとゾッとする。今回は、右肩、腰の
右側の打撲で終わったが、今でもそこは痛む。
今後、とくに階段は走らないようにしよう。


22:06 転倒した瞬間、無意識にシャッターを押したもの。


22:07 中央林間行急行 立ち上がり、急行を撮影。


22:34 あざみ野着

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2 コメント

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Unknown (ke)
2016-06-16 13:18:37
年を取ったら無茶な行動をしないことです。
昔から言いますでしょう、年寄りの生き様。
1転ぶな 2風邪引くな 3義理を欠け と。
1が原因で寝たきりになります 2が原因で重篤な肺炎になり死に直結します 3が原因で老後破産になります
Re;Unknown (katsura1125)
2016-06-17 07:49:42
keさま、アドバイス有難うございます。

若かりし中学時代は、学校の階段は駆け上ったり、駆け下りたりしていました。中学時代と気持ちは全然変わっていませんが(誰しも同じ?)、さすがに65(歳)を過ぎたら、ゆっくりやらないと危ないですね~(笑)。家の中でも骨折するリスクがあるようですから。

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