goo blog サービス終了のお知らせ 

人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

中澤桂「日本の名歌を歌う」(ビクター)

2009-04-01 05:23:04 | 音楽

三浦洋一先生伴奏の日本歌曲はいろいろな歌手のCDを持っているが、今日はその
中から中澤桂さんのものをご紹介しよう。
中澤さんは、伊藤京子さんをはじめ幾人かしかいない、二期会歴代のプリマドンナ
の一人である。



美しい日本語、言葉にこだわった演奏である。(言葉にこだわらない歌唱は、歌曲
であれ演歌であれ、本来ありえないのだが・・・・・・。)


本CDで取り上げられている曲は
北原白秋作詩、山田耕筰作曲「鐘が鳴ります」
   同上    「からたちの花」(主人公は少年である)
島崎藤村作詩、大中寅二作曲「椰子の実」(場所は伊良湖岬)
石川啄木作詩、越谷達之助作曲「初恋」(この砂浜は函館の大森浜)
など。一聴をおすすめする。

中澤桂は東京芸大卒業。昭和34(1959)年、日本初演の「ルサルカ」(ドヴォルザ
ーク)でデビュー。ベートーヴェン第9のソリスト、オペラ「夕鶴」のつうなどで
活躍。


なお、Sさん(あえて名前を伏す)の日本の歌はたくさん発売されているが、どれ
も童謡のような歌い方で、下手ではないにしても、私の心には響いてこない。(い
い悪いは別としても、それは好きな演奏ではない。)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドヴォルザーク チェロ協奏... | トップ | 戸田藤一郎『トイチの右腕打... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

音楽」カテゴリの最新記事