酒酒楽楽

酒酒落落という言葉があるらしいですが、私の場合は『酒酒楽楽』で、お酒と共に楽しい人生を送りたいと考えております。

ひと足お先に芸術の秋

2006-08-30 21:27:40 | Weblog
          夫S男のサギ草


市の消防ポンプ操法の大会については6月18日の「怪我の功名というけれど・・・」ですでにお知らせした。


このほど、その県大会があり、夫の率いるチームが間違えて(?)優勝してしまったのだ。

市の大会で優勝した後、ゲンを担いでそのまま伸ばすことになった信長髭、

県大会が終わればきれいさっぱりと剃るつもりでいたが、

10月19日(木)に兵庫県で行われる全国大会までも伸ばすことと相成り・・・


そしてまた、優勝が決った瞬間新たな悩みが・・・

だから言ったじゃない、「負けるが勝ちだ」って。



全国大会といえば・・・・・

つい最近閉幕したばかりの夏の高校野球甲子園大会。

その甲子園で聞いた「栄冠は君に輝く」は古関裕而(こせきゆうじ)の作曲によるものである。


先日娘と二人で県立美術館を訪れた際に、ふと目に入った古関裕而記念館

せっかくだから入ってみることにした。

福島市音楽堂の片隅にひっそりと建つ記念館。

      上記のURLをクリックしていただくと、「鐘のなる丘」の主題歌「とんがり帽子」をイメージした建物の一部を見ることが出来る。


受付を済ませて中に入ると

一階のフロアーでは「すばらしき友~伊藤久男展」が開催されていた。

伊藤久男は、やはり本県が生んだ声楽家で

「栄冠は君に輝く」「イヨマンテの夜」など古関メロディーを数多く歌っている。

2階には書斎が記念室としてそのまま展示されており、そのほか数多くの遺品が並べてあった。

中でも気になったのは、病床の永井博士から贈られた手編みのロザリオ。

「(前略)この曲は、多くの戦争犠牲者の心に沁み入り、慰め励まし、立ち上がる力を与えています。

(中略)聖霊のお恵みがあなたの上にゆたかに注がれ、次々と名曲の生まれるよう祈りを奉げます。

   1950.9.5   永 井  隆」

と手紙が添えられてあった。

サトウハチロウ作詞、古関裕而作曲の「長崎の鐘」が、映画の主題歌に決った時のことである。


古関裕而の作曲した曲の数はざっと5000曲にものぼる。

「オリンピック賛歌」などスポーツ関連の曲も多く、

「ドラゴンズの歌」「六甲おろし」「巨人軍の歌」や「明治大学応援歌」早慶戦時の「早稲田大学応援歌」など多数。


一階のサロンで冷たいお茶をいただきながら、市内の70代の素敵なお姉さまと暫し歓談。

2台のワイドテレビから古関メロディーが流れている。

もっとゆっくりしていたかったが、

伊藤久男の「イヨマンテの夜」の力強い歌が始まったところで記念館を後にした。

この後、秋山庄太郎の「花の写真館」を見学し、県立美術館へと向った。

福島市飯坂にある片岡鶴太郎美術庭園は、次回の楽しみにしよう。



時間は前後するが、下の写真は二本松の男女共生センターに立ち寄った時のものである。

      

     (建築家マキフミヒコの設計によるもの)



<おまけ>階段をおりてきた時にフライデーされた私。

      “出血大サービス”うふ♪(* ̄ー ̄)v


<お口直しに>