酒酒楽楽

酒酒落落という言葉があるらしいですが、私の場合は『酒酒楽楽』で、お酒と共に楽しい人生を送りたいと考えております。

小田和正 58歳を歌う

2006-01-31 18:37:57 | Weblog
                 


1月22日のNHK「人間ドキュメント」は『小田和正58歳を歌う』だった。(1月26日深夜再放送)


小田和正は、1947年9月生まれの58歳。いわゆる団塊世代だ。

東北大学工学部建築学科を卒業し、同級生が大手ゼネコンなどへ就職していく中、

彼は、高校の同級生と共に“オフコース”を結成して音楽活動の道を選んだ。

私は若い頃(オフコース時代)の小田和正を知らない。

彼の同級生達も彼の音楽にあまり興味をを示さなかったらしい。

おそらく企業戦士として働いていた頃にはその余裕がなかったのかも知れない。


小田和正にも波はあった。オフコースも解散した。

            


小田和正のプロフィールを検索してみた。
  1947年9月20日生まれ 神奈川県横浜市出身
  東北大学工学部卒業  早稲田大学理工学部建築学科修士課程卒業
  1969年オフコース結成
  1989年の東京ドーム「The Night With Us」の公演を最後にオフコース解散
  20年間の活動に終止符。以後、ソロとして映画など多岐にわたり活躍。



定年を迎えようとしている今、またはリストラで小さな関連会社へ移った今、

小田和正のライブに足を運ぶようになった中高年男性が多くなってきたという。

その中には、彼の同級生の姿もあった。


小田和正は、この日もステージの上で元気に走り回っていた。とても58歳とは思えない。

1ステージ3時間で30曲を熱唱し、歌いながら走った距離が1.5キロメートル。

ツアーの最中もジムに通い、ウォーキングマシーン(ランニングマシーン?)で走るし、喉の治療も怠らない。


「体力が衰えるのは男として哀れだ」と言う。


そして、

「同級生が定年を迎える今まで自分が歌い続けているとは予想だにしなかった。」

「やめるときはふっとやめる。」と。

また、

「世代論でひとくくりにしないで」

「人はひとりひとり違う。」

「僕はもう少し走れそうな気がする。」と。




彼の歌は、定年を迎える同級生への応援歌のように聞こえた。

「和正が頑張っていることは、俺達の励みなんだよ」と。


同級生を思って書いた歌「そして今も」

本当にきみを愛せているか 

あの日々はまだかがやいているか 

今もきみの中にぼくはいるか・・・・・




同級生の目が心なしか潤んでいた。




         いっこんま作


カキフライが我ながらふっくらさくさくに揚がりました。

タルタルソースでいただきました。

あなたならビールですか、日本酒ですか?