老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

時鳥(6月の俳句)

2008-06-20 08:29:33 | 俳句

6月の俳句

時鳥 声に魅入られ 球の消え

[6月6日の小田原城コンペ。優勝を目指して意気揚々と望んだが結果はいつもの様に駄目でした。ホトトギスの声に魅入られてOBの球は青葉の谷に消えました]

玄関の 扉も重し 梅雨に入る

[オンボロの我が家の玄関の扉も開閉が困難となりました。もう梅雨に入ったのだなあと実感が湧いてまいりました。]

ゆりの木の花 見る人もなき 三宅坂

[先日、国会議事堂を見学に行って参りました。皇居のお堀端には、ゆりの木が高々と聳えており、折りしも花が咲いていましたが誰も気にする人はおりませんでした。]

初夏の椅子 うたた寝で聞く 憲政史

[国会を見学後、憲政記念館に行き一休みです。椅子に横たわり、うとうとしながら明治からの憲政の歴史を聞いておりました。]

 木漏れ日と 言う大法廷 窓高し

[最高裁判所は初めて見ました。大法廷の中で係員の説明を聞きましたが、円形の筒抜けの窓の高さが印象に残りました。]

酌み交わす 猪口はお先に 夏仕立て

[会社のOB会が上野の精養軒でありました。久しぶりに見る顔は皆お年を召されておりました。宴席での酒は熱燗から冷に変っておりました。]

卯の花や バイバイをして 孫の去る

[月に2~3度、孫達がやって来る。一歳にもならない二人目の孫(豪)はバイバイを覚えて、車の窓から手を振って別れる。卯の花が咲いていました。]


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