(平成十八年四月九日 午後四時開演 御園座にて)
名古屋伏見の御園座、4月恒例の「陽春大歌舞伎」を観てきました。
観劇好きな僕ではありますが、実は御園座へ行くのもちゃんとした形で古典の歌舞伎を観るのも初めて。入り口は例によって三谷幸喜さん。新作歌舞伎を観るなら古典も観たいじゃない!ということですよ。いいじゃないですか。
前に十八代目勘三郎公演を観に行った家族から「御園座だったらちゃんとした格好していった方がいいよ」と聞いたので、ジャケットにシャツのちょい悪ファッション(ブランドはGAP)でしっかりキメて行ってきました。
でも御園座に入ったらデニムにトレーナーの人もいたので何だそりゃでしたが。
出演者は松本幸四郎、市川染五郎、中村芝雀、中村歌六、市川高麗蔵ら。
染五郎と高麗蔵は「決闘!高田馬場」にも出演していましたよね。お二人はプログラムに「高田馬場」について少しコメントされていて、新作と古典の両方に出演できた充実感を満喫されているようです。
演目は
「梶原平三誉石切」(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
「本朝廿四孝」(ほんちょうにじゅうしこう)
「勧進帳」(かんじんちょう)
何と言っても、今回は「勧進帳」での親子競演ですよ。
冨樫を演じる染五郎の品のある所作に対し、物凄い集中力と貫禄で他を圧倒する幸四郎弁慶!いやー、いいものを見せてもらいました。
大向こうからの「高麗屋!」もたくさん聞けたし。ただ、(僕を含めて)初めてのお客さんが多いのか、どこで拍手したらよいか迷ってる感じで、ところどころ拍手がパラパラで終わっていたのが気になりました。
ハイライトの弁慶と富樫との山伏問答は絶妙な間を入れながら緊張感が高まっていきます。三谷さんはこういうテンポの良さに惚れて高麗屋をドラマに起用したのかしら?そんな事を考えながら4時間(幕間含め)を楽しく過ごさせていただきました。
名古屋伏見の御園座、4月恒例の「陽春大歌舞伎」を観てきました。
観劇好きな僕ではありますが、実は御園座へ行くのもちゃんとした形で古典の歌舞伎を観るのも初めて。入り口は例によって三谷幸喜さん。新作歌舞伎を観るなら古典も観たいじゃない!ということですよ。いいじゃないですか。
前に十八代目勘三郎公演を観に行った家族から「御園座だったらちゃんとした格好していった方がいいよ」と聞いたので、ジャケットにシャツのちょい悪ファッション(ブランドはGAP)でしっかりキメて行ってきました。
でも御園座に入ったらデニムにトレーナーの人もいたので何だそりゃでしたが。
出演者は松本幸四郎、市川染五郎、中村芝雀、中村歌六、市川高麗蔵ら。
染五郎と高麗蔵は「決闘!高田馬場」にも出演していましたよね。お二人はプログラムに「高田馬場」について少しコメントされていて、新作と古典の両方に出演できた充実感を満喫されているようです。
演目は
「梶原平三誉石切」(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
「本朝廿四孝」(ほんちょうにじゅうしこう)
「勧進帳」(かんじんちょう)
何と言っても、今回は「勧進帳」での親子競演ですよ。
冨樫を演じる染五郎の品のある所作に対し、物凄い集中力と貫禄で他を圧倒する幸四郎弁慶!いやー、いいものを見せてもらいました。
大向こうからの「高麗屋!」もたくさん聞けたし。ただ、(僕を含めて)初めてのお客さんが多いのか、どこで拍手したらよいか迷ってる感じで、ところどころ拍手がパラパラで終わっていたのが気になりました。
ハイライトの弁慶と富樫との山伏問答は絶妙な間を入れながら緊張感が高まっていきます。三谷さんはこういうテンポの良さに惚れて高麗屋をドラマに起用したのかしら?そんな事を考えながら4時間(幕間含め)を楽しく過ごさせていただきました。
当たり前だが若い!染五郎さん8歳だったし。
ちなみに・・狂言を見に名古屋能楽堂に
行ったとき、まだ暑かったので
サンダル(もちろんビーサンではないっすよ)はいて出かけたら思い切り浮きました。
ジーンズだったし。せめてスカートはくべきだった
女性は着物の人が多かったですねえ。
たまたまテレビをつけたら染五郎さんが稽古をつけてもらってる
ところをやってました。早めに気付けばよかった。
でも、勧進帳はちゃんと見られたので満足です。
まるで合わせたように放送されていたので何でかなと思いましたが、
幸四郎さんは6日に800回目の弁慶を達成したんですよね。