(2010年9月3日 アートピアホール 19時開演)
作・演出:上田誠
出演:石田剛太・酒井善史・角田貴志・諏訪雅・土佐和成・中川晴樹・永野宗典・西村直子・本多力・山脇唯
この公演があるのを知ったのは、今年の2月の「曲がれ!スプーン」の時配布されたチラシだったのだが、その時のタイトルには「(仮)」が付いていて、カテコでの上田さんの話では、「とりあえずタイトルだけ決めました」みたいな感じだった。
アナログなサーフィンにデジタルのUSB、いかにもヨロキカ的で面白そう!
…と、半年ワクワクしたものの結局面白かったのはタイトル、あと、最初のつかみでびしょぬれの人たちが続々と舞台下から出てくるところだったような。
(舞台は普通より一段高いところに出来ていて、役者は下の深いところへ飛び込んだりできるようになっている)
この劇団ならではの箱庭的な舞台装置は良かったし、ハンバーガーの食べ方とかどうでもいい事を延々と引っ張るゆるい会話もアリ。ヴァーチャル体験などSF的な要素も取り入れて…あ、思い出せば結構面白かったかもしれない…。
前回観た「曲がれ!スプーン」が上手くまとまってたのもあってか、75分の上演時間の短さといい、終わり方といい、これでよかったんだろうか?と拍子抜け。でも、今回掲げられた「デジタルなものとの付き合い方」への警鐘はあれ以上やってたら厳しいものになってただろうし、単なる批判で終わってたかもしれない。
まあ、それがヨーロッパ企画のいい所なのかもしれません。
もうちょっとひとネタと一ひねりあれば、もっと満足のいく舞台だったと思います。
作・演出:上田誠
出演:石田剛太・酒井善史・角田貴志・諏訪雅・土佐和成・中川晴樹・永野宗典・西村直子・本多力・山脇唯
この公演があるのを知ったのは、今年の2月の「曲がれ!スプーン」の時配布されたチラシだったのだが、その時のタイトルには「(仮)」が付いていて、カテコでの上田さんの話では、「とりあえずタイトルだけ決めました」みたいな感じだった。
アナログなサーフィンにデジタルのUSB、いかにもヨロキカ的で面白そう!
…と、半年ワクワクしたものの結局面白かったのはタイトル、あと、最初のつかみでびしょぬれの人たちが続々と舞台下から出てくるところだったような。
(舞台は普通より一段高いところに出来ていて、役者は下の深いところへ飛び込んだりできるようになっている)
この劇団ならではの箱庭的な舞台装置は良かったし、ハンバーガーの食べ方とかどうでもいい事を延々と引っ張るゆるい会話もアリ。ヴァーチャル体験などSF的な要素も取り入れて…あ、思い出せば結構面白かったかもしれない…。
前回観た「曲がれ!スプーン」が上手くまとまってたのもあってか、75分の上演時間の短さといい、終わり方といい、これでよかったんだろうか?と拍子抜け。でも、今回掲げられた「デジタルなものとの付き合い方」への警鐘はあれ以上やってたら厳しいものになってただろうし、単なる批判で終わってたかもしれない。
まあ、それがヨーロッパ企画のいい所なのかもしれません。
もうちょっとひとネタと一ひねりあれば、もっと満足のいく舞台だったと思います。