けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

ビジ本「意識力」(宮本慎也著)

2021-04-26 18:50:00 | 書籍(ビジ本等)
元プロ野球選手の宮本慎也さんの
意識力を読んだ
宮本さんの著者を読むのは、これが初めて。

故野村克也さんの薫陶を受けた選手。
決して体つきには恵まれていかなったが、
選手として超のつく方であった。
**********************
意識を積み重ね、無意識を求める。

練習でのちょっとした意識の違いがプレーを変える。
もっと言えば、日常生活のなかでの意識が
試合中のプレーに影響することだってある。

野球選手には、それぞれの役割がある。
目立たない脇役でも、
適材適所で仕事ができれば貴重な存在になる。

(言い訳をするのではなく)失敗を認めたら、
反省して次に進める。
そこで言い訳がうまくいって逃れることができたら、
また同じことするだろう。

言い訳は進歩の敵である。

「評価は人がするものだ」
「変わることを恐れるな」

気づきの瞬間は突然訪れることが多いが、
同じ状況で誰もが気づけるわけではない。
気づけるかどうかを分けるのは、
やはりどれだけ意識できるかにかかっていると思う。

意識を変えるためには、
「できることをきちんとやる」ということ。

結局、運を引き寄せるのは自分の生活態度(普段の行い)だと思っている。

キャプテンの理想像も時代とともに変化しているように思う。
これだというものはないし、分からない。
そのチームに合わせていく臨機応変さが必要だろう。
キャプテンとして、こうすれば大丈夫、はない。
日々変化を感じ、
油断せずに対応することが大切だと思っている。

リーダーの仕事とは、何かと考えていくと、
「決めること」「伝えること」だといえる。

結果があってこそのプロセス。
「一生懸命やって負けたのなら仕方がない」という考えは捨ててくれ。
求められるのはプロセスではなく、結果だ。

結果よりプロセスが大事と考えている。
プロセスを積み重ねることが、結果につながる。

リーダーには、
チームの方向性を示さなければならない時がある。
その際に多くを語る必要ない。

キャプテンを務める私のほうが、
若い選手よりも経験が多い。
当然、伝えたいことも多くなるし、
つい一方的なコミュニケーションになりがちだ。
それでは、言われたほうは不満を抱いてしまう。

やはり、まずは、己を知ることがスタートになる。
自分が周りからどう見えているかを知ることが大事だ。
そうすれば今の自分に何が足りないのか、
何が必要なのか、自然と見えてくることがある。

「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがあるが、
ない爪は出すことはできない。
ところが、力がないのに必要以上に爪を出そうとしてしまうことがある。
(中略)
結局は自己評価が大事なのである。
自分の力を認めていないと、
その時その時によいプレーをすることはできない。
(中略)
「オレの実力はこの辺だな」と正当に評価できるのが一番だ。

意識を重ねることで、
無意識で動けるようになるのである。

間違った努力は、確かにある。
正しい努力を積み重ねなければ、
技術は身につかないなである。

基礎体力を上げる努力をしないと、
いくら技術を磨いてもパフォーマンスは上がっていかない。

何よりも大切なのは自己分析である。
自分の状況をきちんと把握することができなければ、
その時の状態に応じた対応をすることはできない。

一生懸命やっていると思うが、
一生懸命やるのはみんな同じだ。
その上を行くかのがプロじゃないのか。

**********************
今日のおまけ。
午前中のお昼寝のとき。

たぁたん。

たぁたん。


起きませぬ。


気持ちいいんだね。

おしまい。




















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビジ本「仕事と人生」(西川善文著)

2021-04-14 06:00:00 | 書籍(ビジ本等)
初代三井住友銀行頭取の西川善文さんの、
仕事と人生」を読んだ。

西川さんは「不良債権と寝た男」や
「ラストバンカー」など呼ばれた銀行家。
2020年9月に逝去。享年82歳であった。

同氏の著書である、
ハードカバーで購入し、今も書棚にある。

西川さんが頭取であった頃、
自分は銀行セクターを担当していたが、
都銀(メガバンク)の頭取の中では、
眼光の鋭さは突出していた。
また、発言や行動がわかりやすく、
大胆かつ合理的な判断をする方であった。

本作は、13年11月から14年2月にかけて
行われたインタビューをもとに
現代新書編集部によってまとめられた本。

***********************
努力するからこそリーダーとなりえる。

第一章 評価される人
1.ものごとをシンプルに考える
2.70点で手を打つ
3.何もかも自分で引き受けない
4.得意分野を持っている
5.荒っぽくても人を引っ張る

第二章 成長する人
1.新入社員の時期に大事なこと
2.一つ上の立場で考えるかでどうかで差がつく
3.上司の恵まれる

第三章 部下がついてくる人
1.自ら動く
2.部下の得手不得手を見抜く
3.叱るときは叱り、褒めるときは褒める
4.部下の失敗をくどくど追求しない
5.部下に苦しさを経験させる
6.序列で考えては駄目

第四章 仕事ができる人
1.頭がよくて行動が伴う
2.常に現場を見る
3.駄目になるものをすべて切った上でもう一度拡大する
4.人を切る勇気を持つ
5.特別な人脈よりも有効な人脈を持つ

第五章 成果を出す人
1.目的がはっきりしている
2.スピード感を持っている
3.お客をよく知る
4.逃げず、ひるまず
5.ピンチはチャンス
6.成功ではなく苦労を学ぶ

第六章 危機に強い人
1.見たくない現実こそ直視する
2.見切りをつける
3.自分でやる以外にないと心に決める
4.尊敬する経営者・伊庭貞剛と堀田庄三

***********************
今日のおまけ。
まるまる寝るたぁたん。


だら~んと寝るたぁたん。


昨日の夕方。
曇り模様のため、ぐっすり。


目が覚めたかな?


おきる?


あくびも可愛い。


お目々ぱっちり、できるかな?


何をしても可愛いね。

おしまい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビジ本「野村克也からの手紙 野球と人生がわかる二十一通」(野村克也)

2020-10-12 09:00:00 | 書籍(ビジ本等)
今年2月に亡くなられた野村克也さんの


本作で書かれた二十一人とは、次の方々。

宮本慎也さん、稲葉篤紀さん、伊藤智仁さん、
田中将大さん、大谷翔平さん、甲斐拓也さん、
清宮幸太郎さん、
江本孟紀さん、門田博光さん、江夏豊さん、
古田敦也さん、新庄剛志さん、
鶴岡一人さん、杉浦忠さん、稲尾和久さん、
長嶋茂雄さん、王貞治さん、
お母さま、野村克則さん、野村沙知代さん、
日本プロ野球にかかわる人たちへ。


感じる力があるから、考える力も生まれる。
考える力は変化、向上につながる。

監督が引っ張る術は、言葉しかない。
 
監督には、“言葉の力”が必要だ。(中略)
言葉力の土台になるのが、経験と実績。

すべてにおいて選手より一歩前に進んでいなければ、
監督は務まらない。

監督がなすべき選手の育成は、
いかに選手たちの自信を育てるかにかかっている。

リーダーが変われば、組織が変わる。

指導者は、
教育のために言葉を持たなければならない。

努力に即効性はない。

謙虚さは日本人の美徳だ。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。

感謝の気持ちを持つ人間は、強い。

「感覚」は「感じて覚える」と書く通り、
人から教わるものじゃない。自分で覚えなさい。

見えない短所は、長所のすぐそばにある。

「コップに残った水」をどう捉えるかは
自分次第。

信は万物の基を成す。

周囲に対する感謝の心。

監督のさり気ないひと言が、
選手の自信とやる気を育ててくれる。

神様は、努力する人間を見ている。

育成とは、自信を育てること。

何かに優れて人はいても、
偉い人なんているわけない。

人生、なんとかなる。

組織はリーダーの力量以上には伸びない。

「人」を育てる努力を怠るべからず。


野村さんの話は好きで、
これまでもいくつかの著書を読んできた。
もう新しい本も読めず、
新しい話を聞けないかと思うと、残念。

今日のおまけ。

小雨交じりのお散歩の後は、よく拭かないと。




んっ?


蜂を見つけたの。


まだまだおもちゃが好きなのね。
お子ちゃまだね。

おしまい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ「思考の整理学」(外山滋比古著)

2020-10-10 09:00:00 | 書籍(ビジ本等)
今年7月に亡くなられた外山滋比古先生の
著書「思考の整理学」を読み直した。

一度目はよく分からず読み終えてしまったが
今回は「考える」ということの大切さが
少し分かったような気がする。


最初の章と最後の章に出てくる文章は、
コンピューターをAIに置き換えてみると、
今の時代でも当てはまるので驚きである。

自分で翔べない人間はコンピューターに
仕事を奪われる。(グライダー)

人間が、真に人間らしくあるためには、
機械の手の出ない、あるいは、
出しにくいことができるようでなくては
ならない。(コンピューター)

これからの人間は、
機械やコンピューターのできない仕事を
どれくらいよくできるかによって
社会的有用性に違いが出てくることは
はっきりしている。(同)

今日のおまけ。






ぴとって、くっつくところが可愛い。


冷えるようになってきたので、
そろそろ一緒に寝てもらえるかな?

おしまい。




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビジ本「野球と人生 最後に笑う「努力」の極意」(野村克也著)

2020-05-07 17:30:00 | 書籍(ビジ本等)
今日も野村克也さんの著書。



野村さんの訃報を聞き、
今日までに紹介した3冊を読み返した。
どれも心に響く著書だと思う。
最後の「野球と人生」は、
これまでの野村さんが言ってきたことが
まとめられた作品である。

本作品の中にあった言葉であるが、

「人間、時間だけは平等に与えられている。
その使い方によって結果が変わってくるならば、
時間をいかに有効に使うかだ。」

これからの時間を大切に使いたいと思う。
合掌。

今日のおまけ。
朝散歩の後のお庭。


クールダウンのマッサージ。


気持ちいいのね。


遠出ができず退屈だろうけど、
もう少し頑張ろうね。

おしまい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする