カタスミ

『ローマ帽子の秘密 』エラリー・クイーン著

有栖川有栖がめっちゃ推してたので読んでみました。
なんで有栖川有栖が自分を主人公にしてたかっていうと
これが元なのねぇ…と納得。
以下ネタバレあり。




















ミステリ界では有名らしいが
自分は海外物はホームズ以外あんまり興味なくて
今日まで読んでませんでしたが
良い機会なので第一作目に手を伸ばしてみました。

エラリーの推理能力がずば抜けてるみたいだけど
主人公は父親のリチャードになるのかな?
親子で推理ってのは結構面白い設定だと思うが、
この父ちゃん息子離れできなさ過ぎてない?w
警視である自分の立場を利用して、
刑事でも何でもない息子を現場にガンガン連れてくるの
公私混同がすぎないか?w
お母ちゃんは一体どうなってんの…?
使用人のジューナは最初おばあさんだと思ったら
若い男の子で斬新!と思いましたw
19歳の割に言動が大分幼い気がするのだが…

劇場で悪徳弁護士が殺され、その犯人を追う
正統派推理小説になるわけですが、
足で捜査して、少しずつヒントを得る、
という感じなので、特別ぐいぐい引き込まれる
内容ではなかった。
登場人物が最初に提示され、それに対するコメントで
だいたい犯人が分かってしまいそうですねw
途中で読者への挑戦、みたいなのがあって
一応提示された条件と照らし合わせて
可能性があるならこいつかなぁ…と思ってたら
正解したので嬉しいw

シリーズとして今後も読むかどうかは不明ですが
また気が向いたら読むかもなぁ…という感じです。
最初だけ齧って放置している有名どころの探偵達が
山ほどおりますがw
星は3つです。
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