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カタスミ

『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』コナン・ドイル著

▼ウィステリア荘

割と長い話だったけど、あれ、あんまり覚えてないw
あ~、やり手の田舎警部が出てくるんだっけ。
ホームズは警察を結構バカにしてるよね。
しかし今回の警部さんはホームズも認めざるを得ないくらいやり手でした。

▼ボール箱

塩漬けの耳が贈られてくる話。
贈られたばーさんは人違いされたうえ、被害者妹だったりで
ほんと災難だったと思います。

▼赤い輪

おだてに弱いホームズさんw
最初は乗り気じゃなかった事件だったけど
結局大きな事件で、よかったじゃないっすか!
ピンカートン探偵局がまた出てきたけれども
なんかピンカートンって語感が面白くて好きです。(どうでもいい)

▼ブルース・パティントン設計書

海軍条約文書事件・第二の汚点に続く国家の一大事系事件。
この手の話は難しいのでなかなか読み進めにくい。
今回はホームズさんも納得の大活躍でした。

▼瀕死の探偵

面白かったw
wikiとかあさっている時に、仮病だって知っちゃったので
ギャグにしか見えなかったw
一流の役者にもなれるホームズさんなので、さすがの演技力w
精神錯乱を演じるのに何で牡蠣の話しようと思ったしw
いつもドッキリ仕掛けられるワトスン先生はそろそろ切れてもいいと思う。
ほんとこれ、いつかギャグ漫画で描きたいw

▼フランシス・カーファクス姫の失踪

ワトスン君が怪しい男と喧嘩になって、
仲裁した男が変装したホームズだった下りは笑ったw
今回のホームズは冴えなかったなぁ。
なんとかギリギリセーフでよかったです。

▼悪魔の足

なんであんな危険な実験しようと思ったの…
ホームズはんは無茶しまっせ~。
まぁ、そもそも無茶しすぎて療養するはめになったんだわな…

▼最後の挨拶

いつもはワトスン目線のお話ですが
今回は第三者目線で書かれていました。
なので、いつものワトスン目線に慣れていた私は
時々ひどく混乱してしまったw
自動車が出てきたり、ワトスン君が運転してたりで
時代の移り変わり半端ねぇわ…
そりゃホームズさんが60だもんねぇ…
それでもまだまだバリバリ現役ですごいっす。
2年がかりでスパイのスパイとかようやるわぁ~。
実用養蜂便覧とかスパイに渡すホームズさんワロタw
人ん家のいいワインを勝手に飲むホームズさんw
マーサはハドスン夫人かと思ったけどそうでもなかった。
実質ホームズの手がけた事件はこれが最後なんだよね。
第一次世界大戦に突入する時代のお話、
ホームズの活躍した時代は終わり
良くも悪くも新しい時代がきたんだなぁ、という感じでした。


それなりに面白かったんだけど
最終的に感想書こうと思ったら
特に言う事ないお話が割と多かったですw
まぁ星は4つで。

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