犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

いざ病院へ

2015年11月07日 | 健康・フード・病気・治療・腎不全



そんなこんなで早起きしてオレコの散歩と食事をすませ、

こんちゃんはエースワーカー1つぶ仕込んだパンを1つと、

なんにもしのばせないパンを1つ(合計2つ)を召し上がり、病院へ向かいました。




普通の散歩のそぶりで出かけてきたけれど、

なんだかばれていたようで、普段はそんなことしないのに、

大きなバックをもって、こんを連れていこうとしたら、オレコが玄関までついてくる。

大きなおめめをうっすら濡らして、

「私だけ置いていかれるのでは?」

という不安そうな顔をしていて、なんともかわいそうなんだが、

「だけどな、楽しいところへ行くんじゃないんだ、おしっこもらすくらい嫌なとこじゃよ」

と、心の中で声をかけ、一緒に行こうとするオレコをなんとなくのけて、

特段「行ってきます」もせずに部屋を出て行った。



すると老犬は、なんていうのだろう。

オレコの気持ちをくみ取ったんだか気配を察したんだかなんだか、外へ出ると、

手近な街路樹へたたーと駆け寄り、ちゃちゃー、としっこし、

くるりと踵を返して、駐車場に走っていくではないか。

おでかけだとわかっているんである。

普段ならぶりぶりぶりぶりっとおしりごと尻尾を振りながら、

「おさんぽじゃおさんぽじゃおさんぽじゃ」

とギャロップしていくはずなんですけどね。





「わしわかっておるの。わしだけおでかけなんじゃ」

得意げに鼻を膨らます老犬を抱き上げて、車両に乗せる。

犬がきてから安全運転に磨きがかかった(でも運転技術は向上していない)わたくし。

ゆっくりスタートさせ、吐いたり、よだれを垂らしたりしたことはないけれど、

オレコに比べるとやや酔いやすいのではないかと思われるこんちゃんを気遣いながら、

片道45分の通院ロードをゆっくりと走った。

そんな調子なので、昨日は30分前についてやる!と息巻いたのだが、

実際に病院に着いたのは10分前であった。

だけど評判の病院だもんで、もう駐車場にくるまがいっぱい来てる。

車から降りてリラックス散歩をさせて、おしっこをしないから切り上げ、病院へ。


「なんだかへんじゃ、いやじゃ」


と気の進まないこんちゃんをなだめすかして二重ゲートになっている入口通過。




「ここは!」


気が付いたこんちゃんは

「もうわし階段なんかのぼるもんか」

モードに突入してるから、

「あれこんちゃん、ちょっときてみて、ほらほらほら」

なんつって、ちょっとだましてエレベーターに乗せて受付へ。

ああ営業前だというのに犬も猫も人もたくさん。

すばやく手続きをすませ、院長先生の診察部屋の前に陣取った。

備え付けの、お呼び出しのためのテレビ画面を確認すると、

「ミスターピンクこんすけちゃん」11番目にエントリー。

うーん。いつごろ呼ばれるのか。1時間後くらいか。



ああまた長くなっちゃった。

というわけで続きはあした。