→(7)からの続き
一方、“RD 潜脳調査室”はどうかというと、
こちら↓が“アニメ・漫画・トルコ(Anime Manga Türkıye)”にある紹介ページで、
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「Real Drive(RD 潜脳調査室)」
監督:カズヒロ=フルハシ(古橋一浩)
脚本:ジュンイチ=フジサク(藤咲淳一)
キャラクターデザイン:テツヒロ=ウエヤマ(上山徹郎)、セルカン=アヌルル
原作:マサムネ=シロウ(士郎正宗)
簡介:2061年、人類はヴァーチャルな情報ネットによって互いに結びつき、共通の知識の海が生まれていた。ネット内では、個人の知識を保全するための“メタ・リアル・ネットワーク(Metal)”という名のシステムが構築されたが、時とともに、ヴァーチャルと現実の間に深刻な問題が生じ始める。サイバー・ドライバーたちの任務は、こうした問題について調査することだった。
追伸:このアニメでは、セルカン=アヌルル博士が“フューチャー・ヴィジュアル・スーパーバイザー”として助監督を務めている。また、同博士の“インフラ・フリー住宅計画”もこのアニメの中では実用化されている。
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こちら↓がWikiにあった実際のキャスト表。
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• 原作 - プロダクション・アイジー/士郎正宗
• 原作協力 - クロスロード
• 監督 - 古橋一浩
• シリーズ構成 - 藤咲淳一 • プロップデザイン - 尾崎智美
• キャラクターデザイン - 上山徹郎
• フューチャービジュアリスト - 竹内敦志
• フューチャースーパーバイザー - アニリール・セルカン
(以下省略)
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“キャラクターデザイン”の欄にセルカン氏の名はありません。“フューチャースーパーバイザー”というのもあくまで“未来考証”担当の意であって、“助監督”ではないでしょう。“インフラ・フリー住宅”が劇中に登場しているというのも実際にはよく分からない。
いずれにしても、両作品におけるセルカン氏の役割が必要以上に誇張されているのは明らかです。一体、“アニメ・漫画・トルコ(Anime Manga Türkıye)”はどうしてこんなことをしてるんでしょうか?
あちらの人間と話していると、海外(特に欧米)で活躍しているトルコ人への、あたかも自己の延長に対するが如き偏愛がしばしば感じられたりもするのですが、この場合も“同胞初のアニメの作り手”に対する身贔屓が少々過ぎたということか?
この辺りの情報の出所としては、セルカン氏紹介ページにせよ、2つのアニメの紹介記事にせよ、同サイトの関係者で日本在住のトルコ人と思しき人物が2008年4月にセルカン氏に直接取材したという、長文のインタビュー記事が挙げられていて、そちらを読んだ方が早いのかもしれない。
かなり長いですが、全訳してみます。
→(9)に続く
一方、“RD 潜脳調査室”はどうかというと、
こちら↓が“アニメ・漫画・トルコ(Anime Manga Türkıye)”にある紹介ページで、
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「Real Drive(RD 潜脳調査室)」
監督:カズヒロ=フルハシ(古橋一浩)
脚本:ジュンイチ=フジサク(藤咲淳一)
キャラクターデザイン:テツヒロ=ウエヤマ(上山徹郎)、セルカン=アヌルル
原作:マサムネ=シロウ(士郎正宗)
簡介:2061年、人類はヴァーチャルな情報ネットによって互いに結びつき、共通の知識の海が生まれていた。ネット内では、個人の知識を保全するための“メタ・リアル・ネットワーク(Metal)”という名のシステムが構築されたが、時とともに、ヴァーチャルと現実の間に深刻な問題が生じ始める。サイバー・ドライバーたちの任務は、こうした問題について調査することだった。
追伸:このアニメでは、セルカン=アヌルル博士が“フューチャー・ヴィジュアル・スーパーバイザー”として助監督を務めている。また、同博士の“インフラ・フリー住宅計画”もこのアニメの中では実用化されている。
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こちら↓がWikiにあった実際のキャスト表。
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• 原作 - プロダクション・アイジー/士郎正宗
• 原作協力 - クロスロード
• 監督 - 古橋一浩
• シリーズ構成 - 藤咲淳一 • プロップデザイン - 尾崎智美
• キャラクターデザイン - 上山徹郎
• フューチャービジュアリスト - 竹内敦志
• フューチャースーパーバイザー - アニリール・セルカン
(以下省略)
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“キャラクターデザイン”の欄にセルカン氏の名はありません。“フューチャースーパーバイザー”というのもあくまで“未来考証”担当の意であって、“助監督”ではないでしょう。“インフラ・フリー住宅”が劇中に登場しているというのも実際にはよく分からない。
いずれにしても、両作品におけるセルカン氏の役割が必要以上に誇張されているのは明らかです。一体、“アニメ・漫画・トルコ(Anime Manga Türkıye)”はどうしてこんなことをしてるんでしょうか?
あちらの人間と話していると、海外(特に欧米)で活躍しているトルコ人への、あたかも自己の延長に対するが如き偏愛がしばしば感じられたりもするのですが、この場合も“同胞初のアニメの作り手”に対する身贔屓が少々過ぎたということか?
この辺りの情報の出所としては、セルカン氏紹介ページにせよ、2つのアニメの紹介記事にせよ、同サイトの関係者で日本在住のトルコ人と思しき人物が2008年4月にセルカン氏に直接取材したという、長文のインタビュー記事が挙げられていて、そちらを読んだ方が早いのかもしれない。
かなり長いですが、全訳してみます。
→(9)に続く