トラカリコン!

「虎・借り・コン!」。虎の威を借りた狐。虎の威を借りて吠える狐が私…。虎が何であるかは、本人にもわからない。

北米大陸の黒熊の気持ち

2010-08-22 15:06:12 | ヒト以外の生き物たち
7月の「ダーウィンが来た!」で黒熊の研究やって?十年という研究者を見た。あれは、どういうことだろう。
冬眠中に2頭の小熊を産んだ野生の雌熊が目覚めると、このカナダ(だったかな?)人が外にいる。お腹をすかせた母熊と、巣穴の外に出るのが初めての小熊たち。母熊はじっとしていて、研究者になでられている。
母熊が小熊であった頃から、研究者とは馴染みだと言う。・・・が。わからない。相手がヒトではなく黒熊なら、子育て中の母熊にとっては敵になるだろう。他の生き物なら、種類に応じて、敵(オオカミとか)か食べ物(ウサギとか)なんでは?
この母熊には姉妹がいるが。たぶん、互いに縄張りがあるだろうし。人間の姉妹同士みたいに、「ちょっと遊びにきたよ~」なんてないだろうし。
この母熊にとって、このヒトはなんなんだろう? だいたいの野生動物は、ヒトになでられるなんて経験することなく望むこともなく生きていくんだろうに。相手がヒトでなくても。同種同士であっても、親子でもきょうだいでも夫婦でもない間柄の個体と穏やかに一緒にいるなんていうことも、ないんだろうに。

オーストラリアの海岸でイルカが人に寄ってきて触らせるのは、人間の皮膚がすべすべしていてその感触が好きだからだ・・・と昔読んだ。本当か?
小笠原の野生の猫(捨て猫の子孫)は、いったんなつくとべったべただ・・・と読んだ。本当か?

(なお。NHKのサイトの「ダーウィンが来た!」内の「ヒゲじいのブログ」で確認したら、7月上旬の放送だった。月日のたつのの早いこと。)


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