おもしろ島ののんばあ

遠く離れた家族、お友達へ!
日々の小さな出来事を知らせたくてブログ始めました。

精霊流し

2013年08月15日 | 日記
お盆の光景は地域によって、皆それぞれに違うと思いますが長崎は特に際立っており、さだまさしの精霊流しの歌はあまりにも有名です。

お盆の3日間はお墓に提灯が飾られ、色々な花火などをして、とにかく賑やかなお墓参りとなります。

お墓を撮るのは不謹慎かと思いつつ、その光景を伝えたくて遠目に写してみました。
ごめんなさぁ~い<m(__)m><m(__)m><m(__)m>


6年前、じじの長崎の伯母さんが亡くなり初盆で精霊船を出す事になり、一族で見送りました。その時の長崎市の精霊流しの賑わいに驚き、現職中に銃撃され亡くなられた長崎市長伊藤一長さんの精霊船の豪華さや果てはペットちゃんの精霊船にビックリ、甥っ子のヒロシと爆竹をバンバン鳴らして流し場まで練りあるいた事は、忘れられない思い出の一つです。大勢の見物客が集まり「祭り」と誤解されることもありますが、あくまでも故人を追悼する仏教の行事です。


島でも長崎市同様、流し場まで精霊船を担いで行列を作り爆竹を鳴らしながら進んで行きます。

爆竹に火をつけ、列の前後左右にポンポン投げるんです。



長崎市では、以前は実際に海へと流されていましたが、1871年(明治4年)に禁止されたそうで、精霊船も水に浮かぶような構造にはなっていないそうです。
ここ、新上五島では、大きな物は海に流し、小さな灯籠などは船に乗せ、皆で見送ります。
流した精霊船は後から回収され燃やすそうです。

『来年もまた帰っておいでぇ~』と云う声が聞こえ、長崎市のものには遠く及びませんが素朴で温かい気持ちにさせられる精霊流しです。


こうして島では、一年で一番賑わう期間が終わり、渋滞ってほどではありませんが、車の多さやスーパーレジの行列から解放され、いつもの日常に戻ります(苦笑)










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