goo blog サービス終了のお知らせ 

青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

決算書はどうして必要(1)

2016-05-25 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

25日の一宮市内は、雨が降る予報でしたが、雨は朝のみで、日中は曇り空でした。

本日の私(寺西)は、一宮市青色申告会にて、相談会等の当番でした。

本日から、同青色申告会では、「複式簿記教室」が始まりました。

講師の税理士様は、教え方が上手な方でした。

大学で、簿記3級の講義をされている方で、学生が講義に集中できるよう、要点をちゃんと押さえていらっしゃり、「目からうろこ」でした。

勉強になりました。

当番が終わった後は、お店に戻って、見積もり作業となりました。

「決算書」のお話は意外に好評ですので、少しの間、続けていきます。

皆様は、会社の経営状況を、どこで判断しますか?

建物?
給料?

今後、決算書が手に入るようでしたら、決算書を見てみましょう。

なぜかというと、決算書は「お金」という単位で、会社の状況を、客観的にあらわしているからです。

そもそもなぜ、決算書が必要なのでしょうか?

理由を知るためには、会社の仕組みを知る必要があります。

ここでは「株式会社」という会社の仕組みを、少しおさらいしてみましょう。

以降は、A様が会社を作った内容で、お話を続けていきます。

鉄道模型が好きなA様は、知り合いの鉄道模型好きの皆様からの応援を受け、鉄道模型製造・販売する株式会社を立ち上げることにしました。

事務所や鉄道模型を作る機械や材料等を揃えるには、少なくとも3,000万円が必要だと分かりました。

A様の貯金は1,000万円しかありませんでした。

困っていると、鉄道模型好きの友人B様、C様が、「500万円ずつ出すよ」と言ってくれました。

さらに鉄道模型好きの、銀行に勤めるD様が、「1,000万円までなら貸しますよ」と声をかけてくれました。

こうしてA様は、鉄道模型製造・販売会社を始めました。

A様は、鉄道模型を作るために必要な材料を作る、複数の会社と仕入契約を結びました。

製造した鉄道模型は、ファンの心をつかんで、驚くほど売れました。

A様は喜びましたが、もうけた分の一部を、税金として払わないといけないことに、後で気付いて、少し残念に思ってしまいました。

前もって、青色申告会等に入って、節税対策の勉強をすればよかったですね。

このお話には、会社を設立したA様、お金を出してくれた友人B様、C様、銀行に勤務されているD様が登場しました。

A様は会社代表、社長様になります。

ではB様、C様は、会社にとって、どんな扱いになるのでしょうか?

会社設立時に、お金を出してくれた協力者になりますね。

会社にお金を出すことを、「出資」と呼ぶことは、皆様、お分かりですよね。

B様、C様は、A様の会社にお金を出しましたので、「出資者」となります。

ちなみに出資者が出したお金のことを、「出資金」と呼ぶのも、皆様、ご存知ですよね。

株式会社の場合、お金を出す人を「株主(かぶぬし)」と言います。

A様は、B様、C様に、もらったお金を返す必要はありませんが、会社が利益を出した場合は、利益の一部を還元するために、「配当(はいとう)」を出します。

次回に続きます。

ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする