最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

阪神タイガース優勝

2005年09月30日 | 感じること
 昨夜は阪神タイガースが優勝、とてもおいしいお酒が飲めました。
早く帰ってテレビを見なければと、5時40分ころ戎橋を通ろうと
しましたら機動隊中心の警官たち100人近くが、道頓堀川への飛
び込みを警戒して、配備についていました。
 近所のやまとの湯は今夜の優勝シーンを見んものと、駐車場はガ
ラガラ。家に帰ると家内が1人だけ、息子や孫3人も多分どこかで
対巨人戦を観戦中だったのでしょう。
 家に帰るなり家内が「3:0でリードしてるで・・・」。大急ぎ
で風呂に入り、テレビを見ながら先ずビール、次いで焼酎の湯わり。
7回裏の2点追加でますますルンルン。ブランデーのナポレオンを
開けてグビグビ、最高の気分での観戦と胴上げ、岡田監督のあいさ
つ、etcした。
 読売新聞は「敵ながら天晴れ」だったんでしょう、10面にわた
って「タイガース優勝」に関する記事を掲載していました。
 中でも青島健太さん(元ヤクルト選手、TVキャスター、スポー
ツライター)の「TigersリーグV特集」は秀逸でした。
 見出しなどを引用しますと、「岡田監督、天性の勝負士」「トラ
改革ズバリ」とか、「よく似ていると言われる「寛美」でなく選手
や指導者として「完備」なのだ。完備な監督が全国のファンにもた
らしたのは、まさに「甘美」な優勝だった、と。
 タイガース優勝について、読売新聞のフェアーな報道にたいそう
好感が持てました。巨人ジャイアンツも気を落とさずに頑張ってく
ださい。
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ルールとモラル違反

2005年09月29日 | 感じること
 今朝は少し早く家を出て、いつもの通り学園前駅まで、バスに乗り
ました。そのバスはノンステップ型で、前方の左側横長の4席は優先
座席でした。
 ところが通勤・通学の時間のせいか、どの優先座席も若い人、4人
のうち2人は駅に近いT学園の男子高校生でした。老人がもしも乗っ
て来たら席を譲るかも知れませんが、(私は老人には見えないのでし
ょう)、恐らく始発のバス停に近いところから乗りやすい降りやすい
その位置に座ったものと思います。
 学校では、「他に席があいておれば、優先座席にはなるべく座らな
いように」といった指導など、やってはいないのしょう。
 近鉄のこの時間帯の快速急行は混むので、準急に乗りました。4人
掛けの優先座席にゆったり3人が座っていました。前に立っていたら、
幸い2つ目の東生駒で1人が降りたので座れました。少し詰めれば女
性ならもう1人は座れます。
 中年の男性が前に立ちいましたが、その人は座ろうとしません。次
の生駒から中高年の女性が乗ってきましたので、少しつめて座っても
らいました。
 ところで生駒駅から乗ってきた20歳台の男がわれわれの前に立ち、
いきなりケータイを出してピコピコやりだしたのです。目の前の窓ガ
ラスには「優先座席付近では形態電話の電源をお切り下さい」、と赤
い紙の表示があり、車内アナウンスもあったのですが、その若い男は
止めません。
 「注意しようかな」とも思ったのですが、朝から小言をいうと、こ
ちらも気分がよくないので、今朝は止めました。向かいの優先座席で
は若者がコミック誌に夢中でした。ここで化粧をする若い女性が少な
くありません。
 優先席でのケータイの使用に、私は以前はよく注意をしたものです。
最近はルール違反が多少減りましたが、圧倒的に若い女性に多いよう
です。
 ある日、家に帰ってこのことを言いましたら、「あんたも朝のウオ
ーキングで赤信号でも道を渡っているではないの?」と返されました。
 押しボタン式の信号機を、たった一人の横断のために、信号が青に
なるまでバスや車を待てすのは、どうも気の毒でなりません。交通量
の多くない早朝の2車線、左右をみて、車が来ていなければ、自己責
任で渡ってもよいのではないか?と、勝手な解釈をしているのです。
 どこまでが社会のルールで、どこまでが許容されるモラルか、今日
一日考えましたが、結論には至りませんでした。でも、他人様に迷惑
をかけない、不快な気分を与えないことが最低限の基準であることは
確かなようです。
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急速に格差が広がる時代

2005年09月28日 | 感じること
 今週に入って、パソコンの「Word応用コース」を受講中で、
今日は3日目のなか日、だんだん難しくなりました。果たしてつ
いて行けるかどうか多少自信喪失気味です。受講者の中には一回
での習得は無理と、早くも連続して同じ講座の受講を申し込んだ
人もいました。
 私が以前から使っている「一太郎」の古いバージョンと違って、
「XP+2002」では、びっくりするような色んな機能が付加
されています。ITを専門にこなす職種の人達にとっては、すご
く強力な武器になるでしょう。
 まだマスターしないうちに、こういうことを言うのは負け惜し
みかも知れませんが、私などがめったに使わない(一生使わない
かも)機能がそれこそゴマンと備わっているようです。
 文明、特に科学が進歩して、先端の技術はどんどん先を切り開
いていきます。しかし、そのような進歩にまったくかけ離れた分
野(国、民族、地域、産業、企業、個人及び個々の意識・行動な
ど)上下の格差は、ますます広がる一方。果たしてこれでよいの
かどうか、痛感する次第です。
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パソコンの講習で思う

2005年09月27日 | 感じること
 昨日から大阪市立いきいきエイジングセンターで行われているパ
ソコンの「ワード応用コース」5日間に通っています。実はパソコ
ンは8年前から使っているのですが、社内で私だけが「一太郎」で
会社の他の人たちは、みんな「Word」なのです。
 ですから、トラブッタ場合など、SOSを出しても、「僕は一太
郎を知りませんので・・・」で、困ることがしばしばでした。そこ
で、この講習を受けることにしたのです。
 「Word」も「一太郎」も、基本的な操作は同じですが、「W
ord」には、かなり色んな機能が付加されているようです。それ
でふと、戦時中に操縦した飛行機の機種変更を思い出しました。
 私が最初に飛行機の操縦を習ったのは博多海軍航空隊で、機種は
九三式水上中間練習機でした。この教程を終え、次の実用機教程は
四国の詫間海軍航空隊での訓練でした。そこでの機種は、巡洋艦に
搭載する三座の零式水上偵察機です。
 操縦席で先ず違っていた点は、練習機のような開放式ではなく、
空気抵抗が少ないように、カバーで覆われ、閉鎖式になっていたこ
と。操縦桿が一本のスティックではなく、ホイール(輪の形)であ
ることでした。
 計器もブースト計があり、スロットルレバーに平行してACレバ
ー(エンジンへの混合気の調節をする)、プロペラのピッチ変更装
置、カウリング調節装置(エンジン温度の調節が出来る)、自動操
縦装置(信頼性が低くて実際は使いませんでしたが)、水中舵操作
レバー、フラップ操作スティックとコックなど、色んなものがつい
ていました。
 それらの操作を飛行中にスムーズに行うまで、かなり戸惑ったも
のです。
 「Word」に備わった多くの機能を使いこなすのと、ちょっと
同じような気分になりそうです。
 商店の経営においても、新規出店や大拡張、業種の変更などの場
合にも、似たようなことがきっとありそうという気持ちになりまし
た。
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愛知万博が終って

2005年09月26日 | 感じること
 今年の3月25日から開催された愛知万博が185日の会期を昨
日無事終わったことが報道されました。先ずはおめでたいことです。
 開催の初日に学園前から出るバスに乗り、日帰りの見学をしまし
たが、その日はたしか4万5千人しか入場者がなく、どのように計
算をしても、目標の1500万人には程遠い滑り出しでした。
 でも、入場者数が尻上りに増え、最終日などは24万人を超え、
総計での動員数が2200万人を突破したと報道されていました。
 ところで入場者の何割が目玉の呼び物であるマンモス、万華鏡、
ロボットなどを見ることが出来たのでしょうか。(私は何れも見ら
れませんでしたので余計にそう思います)
 一泊をして、混雑するパビリオンの見学を夜間にした人はともか
く、日帰りの見学者は殆ど人の波にもまれただけだった印象が強か
ったようです。
 それにしても、日本人というか、多くの大衆は、話題のあるとこ
ろへともかく出かけようという野次馬的な根性が多いようです。
「万博へまだ行ってないの?」では、仲間うちで恥ずかしい思いも
あったようです。
 何れにせよ、事故もなく、成功裏に終了したのは喜ばしいことで
した。
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久し振りの矢田丘陵

2005年09月25日 | 感じること
今日の日曜日は、くらわんか川柳会に行こうか、奈良の奥山へ
にしょうかと思っていました。睦子が久しぶりに矢田丘陵へ行こ
うと言い出し、實と3人で出かけました。
 みづほに追分梅林まで送ってもらい、さて何時もの道を行こう
としたのに、住宅の造成工事のためか、道がなくなっていました。
子どもの森まで違う道を行きましたが、一時はこうした造成が不
法ではないか、不審に思いました。(そうかも知れませんが)
 子どもの森、東明寺、矢田寺、松尾寺をへて法隆寺へ。東京の
町田から中学生が10人ばかり法隆寺のバス停で待っていました。
聞けば、修学旅行で関西に来ているとのことですが、グループご
とにそれぞれが別行動をとるとか。
 私達が会ったグループは法隆寺を見た後、薬師寺を見に行くと
か。そして京都で2泊するとのことでした。
 日本の歴史のルーツである奈良を修学旅行の自由見学先に選ん
だ彼らに大いに親しみと、ある種の評価の気持ちが湧きました。
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国会議員になったスーパー社長

2005年09月24日 | 感じること
 スーパーの稲毛屋社長、安井潤一郎氏が自民党の比例区で当選し、
衆議院議員になったことがマスコミに大きく取り上げられました。
その多くが、自民党が勝ちすぎたためスーパーの社長、しかもロク
に選挙運動もせずに当選をしたような興味本位の報道が目だってい
ます。
 しかし私はそうは思いません。むしろこういった方こそ、国会議
員にふさわしく、選挙民から押してでも、出て頂きたい方なのです。
 数年前、商業界かフィーチャークラブだったかで、安井氏の商店
街活性化の体験発表談を聞いたことがあります。ユニークな商店会
の運営をしている早稲田商店会(会長は安井氏)に見学が絶えませ
ん。中には東京への修学旅行の生徒もあったようです。
 安井会長は出身の大学である早稲田大学との共済イベントや、バ
ラバラの地域のお店をまとめての繁栄策などの例を、その都度親切
に説明をされていたようです。
 ただし、見学者には金額は忘れましたが、たしか見学料を取られ
ていたようです。でもその分は、早稲田商店会で使える商品券でお
返ししたとか。
 もちろん見学者は早稲田商店会のメンバーのお店で、お土産を買
ったり飲食をしたりして、双方ともに理解を深めるなど、メリット
があったのです。
 私は単独行動でしたが、早稲田大学の構内にも入り、あとこの地
区を見学しました。でも商店会は通常考えられるような一本道、ア
ーケード、化粧舗装したしたようなまとまったものではなく、JR
高田馬場駅から東方向へ大学あたり一帯が商店会の構成だったよう
でした。
 安井氏は全国的なつながりも多く、地元の消費者の生の声もダイ
レクトに耳に入る現役のスーパー社長です。庶民生活、地域活性化
と密接につながった政冶の適任者であり、その活躍を大いに期待し
たいと思います。(詳細はhttp://blog.goo.ne.jp/yasui219/)

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いい秋分の日でした

2005年09月23日 | 感じること
 今朝9時、弟の實と自宅を出発、秋篠川を東へ。八幡神社,神功皇
后稜ほかの御陵、大なべ・小なべ古墳、奈良航空自衛隊幹部学校を
へて奈良町まで、法連町から近鉄奈良駅までを除き、歩きました。
 奈良町で隆が勧めてくれた「はり新」で有名な「かみつみち弁当」
の昼食を堪能。あと、「奈良資料館」を見学。展示の日本最大と言
われる伊万里焼きの数点は実に立派でした。
 その後、奈良文化会館で心理カウンセラーの衛藤信之氏の「笑い
でハートの贅肉をとろう」の講演を300人の満員会場でききまし
た。(財)社会教育財団の桧山さんから特別のDMが来ていたから
です。
 カウンセリング技法はかなり昔、講習をうけたことがあり、たい
ていの悩みは本人自らが解決できること、この原則は今も昔も変わ
りませんでした。
 「悲しいから泣くのでなく、泣くから悲しくなる」「嬉しいから
笑うよりも、笑っていると嬉しくなる」。その通りだと思います。
夕食はシャブシャブ、舌の上でとろけるおいしい肉で、實と滋・隆・
誠の息子ら3人とも合わせ久しぶりの団欒、とってもいい秋分の一
日でした。
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孫と郵便貯金

2005年09月22日 | 感じること
 私は川柳を始めたのは昭和57年の秋、23年も前です。その頃、
ダイエーの専務だった内山昭七郎さん(柳名・西田光太郎)が提唱
され、「三金会」が発足しました。メンバーの数は減りましたが、
この川柳会は今日まで、毎月の句会が続いています。
 「三金会」では、句会のたびに交代で一夕話をすることになって
います。先日、9月16日は太田耕児さん(三井信託OB)が「孫
と郵便貯金」と題して話をされました。
 耕児さんには和希クン(7歳)とひまわりちゃん(4歳)の2人
の可愛い孫さんが居られます。
 その孫さん達にご自分の趣味と実益をかねたプレゼントを一昨年
の8月に思いつき、実行されています。最初はご近所の郵便局に、
お二人の名義で5000円ずつ、2冊の通帳を作られました。それから
太田さんの郵便局行脚が始まりました。
 郵便局が見つかる度に、一ヶ所500円ずつ貯金をするのです。た
だし、同じところには二度は預けない。そして預けた郵便局で最寄
の局の地図を貰い受け、それを頼りに次へ預けに回るのです。
 全国には特定、簡易なども合わせ、郵便局が約2万あるそうです
が、今のところ目立ったところでは、関西空港内、和歌山城の前、
高野山、新大阪駅内などがあります。
 なお、貯金はATMではなく、窓口で手続きをしなければ、局名
が漢字で印字されないとのこと。
 昨年の12月24日に丁度5万円(この時点で91ヶ所)になり、
預ける度の黒いスタンプに対し、局員が気を利かせて赤いスタンプ
を押してくれ、思わず感動してお礼を言って頭を下げたそうです。
 それをクリスマスのプレゼントとして渡したところ、お孫さんは
ご両親と相談をして学習机を買われたのでした。
 初めての土地で郵便局を訪ねて行きますと、街の違った表情や思
いがけない地域の歴史に触れたりして、いい刺激と勉強になるとの
こと。中にはアイディアの感心し、ちょっとした記念品までくれる
局もあるようです。
 孫息子が『おじいちゃん有り難う、また預けてね』にジーンとき
たそうです。
 太田さんの行動記録、散歩記録はまだ続いているそうですが、ほ
のぼのとしたいい一夕話でした。 
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戸惑った一日

2005年09月21日 | 感じること
 今日は家内の睦子が早朝から、2泊3日の旅行の旅行をするの
で、それなりの覚悟?をしていました。ところがアクシデントが
起こりました。トイレが詰まって水が流れないのです。
 今日は嫁も大学の授業があり、出かけねばなりません。修理会
社の整美公社に電話してくれたところ、作業に来てくれるのは午
後とのこと。今日一日はスケジュールもダメかな、とあきらめて
いたところ、10時に2人来てくれました。
 でも、どこが詰まったのか、やっと探した下水設備の設計図に
もマンホールが見当たらず、修理の人も匙を投げた格好でした。
 ところが高圧洗浄のパイプを通した会所の淀んだ水が、徐々に
流れ始めたのです。パイプの途中で木の根っこが入り込んでいる
かも知れませんが、しばらくは何とかなりそうでほっとしました。
 どうも家事のあらゆる管理、つまり衣食住についてはうとい私
は、こういうことには全くのお手上げの留守番でした。
 でも昼過ぎには出社、25日の「貫次の最近感じること」を書
きあげ、編集に回しました。やれやれの一日でした。
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