最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

気の毒なイラクの民衆

2005年09月01日 | 感じること
 今朝の新聞に、イラクの首都バグダッドでモスクに向け数千人
の信徒が移動中、パニックが起こり、690人も亡くなったとの
ことです。
 事件の数時間前には、同じ場所で信徒を狙った数発の迫撃砲の
攻撃があり、7人が死亡、35人が負傷したとのこと。これが
パニックの要因につながったと見られています。
 イラクでは、シーア派とスンニー派の争いが絶えませんが、
われわれ日本人からは、同じイスラム教徒なのにどうして?と、
理解に苦しみます。
 私など、宮参りは神社、家は曹洞宗の仏壇、幼稚園はカソリ
ック、祖母と天理教の教会へ、母と生長の家の集会へ、卒業し
た大学の一つは浄土宗の仏教大学、結婚式は神式、葬式は多分
仏式(宗派は?)と融通無碍。節操がないと言われるかもしれ
ませんが、それで結構幸せです。
 毎朝のウオーキング・コースでは近くの御嶽教大和本宮、休
日には加えて、杵築神社にも参拝。「今日も元気に参拝させて
いただきありがとうございます」と、感謝を捧げています。
 側から見れば、殆ど変わらぬ宗教同志がいがみあうのは理解
に苦しむと同時に、気の毒でなりません。
コメント
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