最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

兼六園と金沢城

2007年11月26日 | 感じること
 和倉温泉の加賀屋で朝風呂、朝酒でいい気分になり、おかみ、若おかみ
たちの見送りをうけ、金沢へ。
 金沢では先ず長町武家屋敷跡を散策。家老だった野村邸を見学しました。
そのあと金沢城公園へ。兼六園には何度かきましたが、その隣のここは始
めてでした。城の石垣めぐりのコースを歩きましたが、石垣の構造の展示
があり、また一部に三十三間長屋、五十間長屋、石川門などの建造物が復
元されたり、石川県立美術館が建てられたりしていました。むかし来たと
きは、たしか金沢大学があったと記憶しています。
 兼六園では、早くも冬の風物詩である雪釣りが施されていました。少し
遅いでしたが紅葉も残っており、ここは何度訪れても、さすが天下の三大
名園の価値があることを実感しました。
 孫たちの好意が身に沁みる心地よい旅でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和倉温泉での感激

2007年11月25日 | 感じること
 孫娘のさやかの結婚に際して、さやかと弟の信吾、健次が和倉温泉の
「加賀屋」の雪月花の宿泊券をプレゼントしてくれました。往復のJR
のグリーン車代は息子が出してくれ、豪華な旅を夫婦でしました。
 何しろ9階の部屋からは七尾湾が正面と脇の二面で眺められ、部屋は
十畳床の間つき、隣に6畳のこたつつき、それぞれにテレビ、ほかに
着替えの部屋と脇部屋があり、普通なら7人、少し詰めれば10人は
泊れる豪勢さでした。
 もちろん料理もバツグン。広い風呂も三層もあり、その上下がエレベ
ータで行き来できました。
 食事のあとのショーも女装した演出がとっても面白かったです。人気
日本一の旅館という評判通りですごく満足しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森永製菓のオートメ化

2007年11月21日 | 感じること
 キューピーマヨネーズの工場見学のあと、森永製菓の塚口工場を見学し
ました。ここでは700人の従業員で一日にビスケットを12万箱、一日
に23万枚も焼き上げるとのこと。100mラインを7~8分で焼き、
あと20分かけてベルト上で冷やしていました。
 子供に人気のハイチューは一日に36万個、最近では上海でもつくって
いるとのこと。
 子供の頃、森永といえば、黄色い箱にエンゼルマークの入ったミルク
キャラメルか茶色に金色で印刷された森永ミルクチョコレートくらいしか
記憶にありません。ところが今や塚口工場だけで150種、各地5つの
工場を合わせると菓子の種類は400種もあるとか。
 かつて街のお菓子屋さんといえば10~20坪規模でしたが、今やスー
パーの食品部門の適正規模が800坪。つまり消費者の要望の多様化と
メーカー側のマーケティングがますます多アイテム化を促進しています。
 小売店側では売り場面積に限度があるだけに、店舗の立地、規模、
客層、購買動機などに狙いをつけたアイテムの選定がますます重要である
気がします。
 コンビニのアイテムが一年間に30%以上も入れ替えねばならぬ意味が
よくわかります。  .
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すごい変りよう「つかしん」

2007年11月20日 | 感じること
11月18日、放送大学サークルで 午後の見学に行く前に尼崎市塚口
の「グンゼタウンセンター・つかしん」で昼食をとりました。ここは昔、
グンゼの塚口工場があり、かつては絹のフルファッション婦人ストッキ
ングを製造。お客様とご一緒して見学した思い出ある工場の跡地を活用
した再開発商業施設です。
 20年余り前、セゾングループの堤清二さんが提唱した街づくりの理
念を実現したもので、当時閑静な住宅街に誕生。斜行式エレベーターな
ど話題を呼び、再三見学に来たものです。
 開店当時は西武百貨店がキーテナントでしたが、各地にSCが出現し
広域商圏からのお客を呼べないためか、その後撤退しました。
 数回にわたってリニューアルの結果、かつての印象は施設の真中を流
れる川のほかは、建物の外観、売場レイアウトなど、全く違っていまし
た。
 テナントの売場も、平和堂のアル・プラザ、コープこうべや、ダイソ
ー、ユニクロ、ミドリ電化、マツモトキヨシなど143という多店舗。
飲食・レストランもフードコート分を入れると30店を数えました。
 その他、スポーツクラブ、カルチャーセンター、さらに特異な施設と
して天然温泉「湯の華廊」がありました。営業総面積は何と6万8千㎡
とか、駐車台数も1200台、変容振りに驚きました。
 でも隣接する伊丹市にはイオンモール伊丹テラスがあり、大規模商業
施設間の競争はここも大変だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マヨネーズ工場を見て

2007年11月19日 | 感じること
 放送大額のサークルで見学会があり、参加しました。一つ目は「キュー
ピー」の伊丹工場です。学友といっても中高年ばかりで21名、中には
在学12年という猛者?もいて、勉学よりもこうした催しの開催を愉しみ
というマニアも少なくありまあせん。
 マヨネーズ業界におけるキューピーのシエアは70%ととかで、創業は
私が生まれた2年後の1925年とか。創始者の中島董一郎氏の慧眼と
企業を今日まで育てあげた人達に深く敬意を払いたいと思いました。
 工場は全国に9ヶ所あるそうで、ここでは一日に200トンのマヤネー
ズ、500グラム入りに換算すると、40万本生産しているとのこと。
 1分間に600個の卵を割る機械。もちろんその前の洗浄、その後の
卵黄、卵白、殻、卵殻膜のより分けなど、殆どが機械化・自動で行われて
いるのには感心しました。
マヨネーズが加熱していないのに長期間腐らないのはなぜか、疑問
でしたが混合された酢と食塩が殺菌しているとのこと。
 マヨネーズは卵黄のみ使い70%は植物油であること。卵白は菓子・
かまぼこ・ハムに、殻はカルシウム強化食品に、卵殻膜は化粧品・う
ま味調味料に使い、捨てるところがないことにも感心しました。
 また1日に2~30万個のゆで卵をコンビニなどに供給しているこ
とも始めて知りました。
 食品の製造から消費までは酸素との戦いらしく、その改良・改善の
歴史をみると、真空ミキサー、6重の多層容器、アルミシール、充填
時に窒素置換、植物油からの微量酸素の除去など、日進月歩の技術開
発が進められていたようです。
 私がいま食べているマヨネーズ以外に、低カロリー、ノンコレステ
ロール製品などがあり、ドレッシングもいろんな種類が造られている
ことを知りました。
ところで見学の時、「レシピ・裏ワザ」のパンフを手に入れました。
一度お試しになりませんか。
(天ぷら)衣に入れる卵をマヨネーズに代えるとカラッとさくさくに
(チャーハン)卵1個に5gのマヨネーズを加えるとさめてもふわふわ
(厚焼き玉子)卵1個に5gのマヨネ-ズを加えるとさめてもふわふわ
(ハンバーグ)挽肉に5%のマヨネーズを加えるとふんわりジューシー
(えびフライ)卵の代わりにマヨネーズを使った衣で揚げずにかんたん
(ホットケーキ)生地にマヨネーズを加えるとふんわりサクッと


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舞う

2007年11月18日 | 川柳
 今日は「番傘いこま」の川柳会が恒例の生駒芸術会館の美楽
来で行なわれました。私の入選句は次の通りでした。
 席題「舞う」孝子 選
  内定で舞々こんこはずむ足
  羽衣の切りの仕舞で御開きに
 宿題「落度」 隆昭 選
  私が悪かったんで済むことが
  アイムソリー言った言わぬが裁判で
 宿題「まぶしい」 麗子 選
  陛下からお声まぶしい盲導犬
 宿題「頼む」 ちゑ子 選
  頼みますとっても気立やさしい娘
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落度

2007年11月18日 | 川柳
 「美楽来」で月例のいこま川柳会がありました。入選句は下記です。
「落度」隆昭 選
  私が悪かったんで済むことが
  アイムソリー言うた言わぬが裁判で
「まぶしい」麗子 選
  陛下からお言葉まぶしい盲導犬
「頼む」ちゑ子 選
  頼みますとっても気立てやさしい娘
「舞う」孝子 雅文 共選で二人こもで
  内定で舞い舞いこんこはずむ足
  羽衣のキリの仕舞でお開きに
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運の向いた年

2007年11月13日 | 川柳
 川柳「番傘」新年号の同人欄に下記の句を送りました。
  塞翁が馬なら運の向いた年
  あれやこれ百歳までのスケジュール
  ときどきはすかたん四肢はこの通り
  幼児がえりかも晩酌でばたんきゅう
 なお11月号には下記が掲載されました。
  血圧をなだめすかせてサウナ風呂
  アルファー波しんしん太極拳終えて
  もて余す学び甲斐ある科目だが
  肩の荷がだんだん軽くいい八十路
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大阪力!」を求めて

2007年11月03日 | 感じること
 「あべのオータムフェスティバル」での特別催しとして朝日
新聞社の元大阪版編集長、林 梓生さんの講演会がありました。
実は大学院の授業で、成田孝三教授の「関西経済論」で、東京
に比べ地盤沈下の関西、とくに大阪の現状と将来が気になり、
何かいい活力を出す方法がないか、期待して受講したのでした。
 しかし内容は朝日新聞の大阪版に掲載された特徴ある記事の
取材が中心で、期待とは違った内容でした。でも、私は普段は
朝日新聞を購読していないので、色んな知らない事がわかりま
した。そこでメモから・・・。
・笠置シズ子、京マチ子らのスターを産んだOSK日本歌劇 
 団が採算がとれぬため解散に追い込まれ、団員を中心に「存
 続の会」が立ち上がり、団員全員 が株主となり再生が実現
 したこと。
・水上から大阪の街を落語家の案内で水上から見物する「なに
 わ探険クルーズ」(これには私も乗船しましたが、普段陸の
 上から見る景色と違いとても情緒があり、子供の頃乗った横
 堀川の巡航船を思い出しました)
・有名な建築家で、司馬遼太郎記念館や兵庫県立美術館などの
 設計をした安藤忠雄さんが元プロボクサーであったこと、独
 学で建築学を学んだこと、インタビュー中もデザインをやり
 ながらだったこと、決してあきらめないこと、など興味津々
 でした。
・大阪市の帆船トレーニング船「あこがれ」による13泊、1
 4日の乗船ルポは、むかし私が少し海軍にいたこともあり、
 船上生活の苦しみ愉しみの一端に共鳴しました。でも帆船の
 マスト登りの経験は私にはありません。
その他、高校生の豪州派遣、食い倒れ大阪の変った食の新製品、
なにわパワーの源についての対談など、大阪生まれで今日まで
船場で商売させて頂いてきた私にとって地元の良さを再確認す
るよい機会でした。  
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気功の講習から

2007年11月03日 | 感じること
 今日と明日、は大阪市立阿倍野市民学習センターで「あべ
のオータムフェスティバルと称し全41教室での催しがあり
ます。
 今朝の「中国気功体操」に参加。実は毎週、クレオ西で気
功はやっていますが、違う教室でも体験したいと思ったから
です。
 約一時間あまり指導者の藤井 彰さんから気功についての
説明がありました。たいそう共感するところが多かったので
記します。
 気功は中国では3000年からの歴史があり、その考え方
は不老長寿が根底にある。人間は生まれたときは100%の
エネルギーを持っているが、それが消耗され0になった時に
死を迎える。
 エネルギーは食事からもちろんとるが、大気に存在するも
のを上手に取り込むことが必要で、こうれが出来れば気と血
液の循環がよくなる。それには吐納、つまり呼吸という言葉
にあるようにまず息を十分に吐き出すことが大切。
 ふつうの人人は1分間に17~8回の呼吸をしているが、
これを1分間に5回程度にする練習をすること。
 このあと、主に呼吸法っを中心とした気功n実技がありま
した。要はいかに緊張をとり、リラックスできるかが長寿の
コツということでした。
 私は熟年体操もやっていますが、ときどき終わったあとに
疲労感があります。その点では、気功法やタイ太極拳が終る
とスッキリします。無理な緊張や筋肉の使いすぎに気をつけ
たいと思います。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする