最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

大変な米ハリケーン

2005年09月02日 | 感じること
 アメリカのニューオーリンズ地方に、過去最大級といわれる
ハリケーンが襲い、数千人といわれる被害者が出ているとか。
ニューオーリンズの街は80%が水没とのこと。まことにお気の毒
なことです。
 第二次室戸台風のとき私の家が、居住して47日目に、屋根
もろとも吹っ飛ばされました。このとき、家族にケガはなく、水に
浸りませんでしたのが、不幸中の幸いでした。
50年近い昔、ニューオーリンズへ行った時のことを思い出し
ました。
1.石のお墓が棺桶のように地上にあるのです。地面を掘ると水が
 沸くのでこのような形になっていると聞きました。ニューオーリ
 ンズの街全体が、スープ皿のような地形と報じられています。
2.そのころのアメリカ南部では、まだまだ人種差別がひどかった
 ようです。公衆トイレ、乗り物など、ホワイトとカラードと、
 はっきり区別がされていました。日本人はホワイトの方ですが、
 何となく気まずい思いでした。
3.フレンチ・クォーターで本場のジャズを聞きにいきました。
 劇場のような広さでないカフエでしたが、すごい音量で、腹の
 底から揺すぶられた印象が今も残っています。
それにしても、スマトラ沖地震といい、昨今やたらと天災が多い
ですね。南海大地震など、起こりませんよう、願うこと切です。
コメント (1)
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