最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

失せものが出た嬉しさ

2005年09月03日 | 感じること
 一昨日の夕方家に帰り、いつも持ち歩くカバンを調べましたが
スケジュールを書き込んである手帳が見あたりません。多分、会
社の机の上にでも置き忘れたのだろうと、そんなには気にしませ
んでした。
 ところが昨日、会社に行き、机の上の書類などを片方からひっ
くりかえして調べましたが、見あたりません。(実は恥ずかしい
ことですが、私の机上は色んなものが乱雑に積み上げられている
のです。)
 夕べ、家で調べたが、調べ足りなかったのではないか。家に電
話をし、家内に調べてもらおうかなど考えましたが、もしも無か
ったら家内からからかわれるようで、今晩もう一度家に帰ってか
ら調べようと、会社で探すのをあきらめ帰宅しました。でも、い
くら探しても家の机近辺には手帳が見あたらないのです。
 手帳にはスケジュールの他に、親しい人達の電話ナンバー、一
部は住所、クレジットカードなどのナンバー、パスワードなどの
他、個人的なもろもろの覚え書き、会員証、映画の入場券などが
入っています。無ければたちまち困ります。
 今朝、会社に着くなり、もちろん机上はもとより、机の下、本
棚、パソコンのまわりなど、さがし回りましたが、やっぱり見あ
たりません。こうなってはあきらめ、今後のスケジュールについ
ては、書類を挟んだバインダーと記憶をさぐりながら、新しい手
帳でつくりなおそうか、などなど思いました。
 ところでふと、去年まででの古い手帳が入っている引き出しを、
念のため開けてみました。すると、そこに2005年、つまり今
年の手帳があるではありませんか。(毎年同じタイプの手帳です
から、年号の刻印を確認しなければ見分けがつきません)
 ウア~うれし~。万々歳の気分でした。失せものが見つかるの
はとても気分がいいものですね。
コメント
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