最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

気分を良くした姓名判断

2012年10月31日 | 感じること
 今日は特に差し迫った仕事もないので、パソコンで私の姓名判断を検索し
てみました。判断は下記のとおりです。
姓名 粕 井 貫 次
画数 11 4 11 6

祖先運 ○ 15   努力すればどんどん伸びてゆくことができます

個性 ○ 17   度胸があり少々のことでは動じない強さがあります

社会性 ○ 15   努力すればどんどん伸びてゆくことができます

環境運 ○ 17   度胸があり少々のことでは動じない強さがあります

総合 ○ 32   若い間はできるだけ自分のやりたいことを優先し、出費を惜しまないで下さい。夢を持ち、具体的に夢を描く時間を継続的に持ちましょう。意外なときに幸運に恵まれ、資金の手当てができる機会がきます。強運の持ち主ですが、生かすことができるかどうかはあなた次第です。遊びもできる限り本格的にやっておけば、自分の幅が広がって成功への素地となります。

と、たいへん良いコメントでした。実は私のもとの名は「完」で、「たもつ」とよみました。今から68年前、昭和19年に鹿児島県の国分海軍航空隊で私は教官兼分隊士をしていました。その時の分隊長は前田大尉で、姓名判断にこっておられました。
 ご自分の旦三という名も、訓宏と変えておられました。私の名をそのままにしておくと、
寿命が短い、とりあえず「完一」にしたら?といわれました。それで「完一」にしましたら
尾崎紅葉の小説「間 貫一」と音がおなじなので、よくからかわれました。
 それに次男の私に「一」とついたいるのはおかしいです。終戦で特攻出撃体制から幸いにして復員し、命を永らえましたが、兄がいる私の名に「一」がついているのは変ですし、何かいい名前がないか探していました。
 私の兄弟は男ばかりの4人で、兄が「宏」(ひろし)私が「完」(たもつ)、弟が「寛」(ゆたか)その下が「實」(みのる)でした。同じウカンムリで、読みにくいこともあり、
特に私の名を、「かん」とか「ひろし」とか呼ばれることもしばしばでした。
 それで戸籍上も改名することを考えました。そのため次男にふさわしく、かつ「完」と発音が同じの「貫次」にしたのです。数年にわたる「貫次」宛の手紙、新聞・雑誌などでの掲載例、それになずけ親の父の七回忌も終え心の整理もついたことなどを理由に、家庭裁判所で改名を認めてもらいました。今から30数年前のことです。
 姓名判断に出ているように、私の人生はとてもよい運に恵まれているようです。ありがたいことです。 
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はじめ良し良しあとがっくり

2012年10月29日 | 川柳
 昨日は第84回の奈良県川柳大会が奈良文化会館でありました。参加者は
151名、投句が20名。入選は各題とも50句でした。
 句会に先立ちNHK奈良放送局長の泉谷八千代氏の「私と川柳」と題した
お話とかつて放映された映像での紹介があり、いい導入でした。
 席題はなく、宿題は7題でした。入選句の披露は前年度の優勝者、
「糊」を土田欣之選でいきなり
  博士号糊とハサミという内緒
 を選んでいただきました。一人おいて
「立場」の今井一竿選では
  いい顔を嫁と姑のどちらにも
 をとっていただき、この調子なら4~5句は抜けるだろうと楽しみでした。
ところが後は4つの題ともに没。選者4人中3人が女性で、私は女性選者に
弱いせいもありますが、残念な幕切れでした。
 参加者数からみて、2句入選は平均値。まあ良かろうとあきらめざるを得
ませんでした。
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このところ川柳は好調

2012年10月22日 | 川柳
 10月19日(金)は「三金会」の川柳でした。
 席題「ぬけぬけ」
  イケメンにいちゃいちゃ別れた嫁はんが
  外人から献金とうに返したと
  生活保護受けてベンツを乗り回す
 宿題「科白」
  コチコチで横綱お受けする科白
  死ぬ間際世話かけました有難う
翌20日(日)は「いこま番傘」川柳会で
 席題「気張る」年須美、孝子共選でお二人とも次を抜いていただきました。
  気張ったらあかん血圧いま以上
  優勝の母校寄付なと気張らねば
 宿題「どぎまぎ」      将文 選
  作句したノートたしかに入れたはず
  レントゲン写真見比べ医者無言
 宿題「葬式」        信子 選
  香典を稼ぐつもりか生前葬
 宿題「童話」        宜子 選
  きび団子くらいでお供した昔
 宿題「振る」        隆  選
  振ってみて幹事お酒が足りないぞ
-----------------------------------------------------------------
 「川柳いこま」11月号に次の出句をしました。
  実業を離れストレスない余生
  いやな過去忘れいいこと選る未来
  道草が今や血となり肉となる
  気安めのサプリメントをいろいろと
  定期買い外出くせをつけて日々
  ほどほどで席を外そう酒の量  
         
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最近の謡から

2012年10月18日 | 感じること
 私の趣味の一つに謡曲があります。今から70数年前、大阪市立東商業学校
に入学し、クラブ活動の謡曲部にはいりました。師匠は久保田千三郎先生で、
毎日放課後2~3時間うなりました。流儀は観世流で、当時大阪北浜にあった
三越百貨店のホールで年2回、そのほか校内学芸会、大阪能楽堂でも発表会
をしました。
 特筆すべきは昭和14年に全国放送をしたことです。その頃はもちろんテレ
ビはなく、ラジオでしたが録音装置などはなく、ぶっつけ本番でした。
 JOBK(NHKの前身)大阪放送局第2スタジオからでした。曲目は「楠
露」で、私はシテ役の恩地満一を謡いました。
 放送時間は30分。ぶっつけ本番ですから、ぴっちり時間内にうたい終わっ
たり、時間を余すことのないよう随分気を使いました。それと放送室の壁面が
音声を響かせないような吸音装置になっており、いくら声を張り上げても殆ど
反応がないのが拍子抜けでした。でも結果は上々でした。
 海軍では藤貞飛行隊長が同じ趣味で、特攻編成になるまでは、鹿児島の国分
の士官官舎でしばしばご一緒でうなりました。終戦後は結婚式などの他はめっ
たに謡曲を披露する機会がありませんでした。
 2年余り前の夏、町内の親睦会で、整形外科医の0先生が、謡が趣味で、同
じ町内の県民ホールで毎月稽古の発表会があると聞き、早速仲間に入れてもら
いました。「鶴声会」です。
 やり始めると、昔とった杵づか、さらにやりたくなってパソコンでそのほう
の情報をさぐりました。そうしたらほん隣の生駒市にも謡曲の自主グループの
あることがわかり早速入れてもらいました。21年の歴史がある生咲会(いぶ
きかい)です。
 去る10月11日(木)は生咲会では「俊寛」のワキ、17日(水)の鶴声
会では「俊寛」のシテ、「実盛」の地頭をやりました。
 若いころやった趣味を歳をとってから復活して続けられることは有難いこと
です。ただ若い頃と違って息が続かないこと、正座をすると脚の負担に耐えら
れないことが残念です。
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古墳の話

2012年10月16日 | 感動したこと
 昨日は大阪シニアクラブで会員の松本保さんから「世界遺産百舌鳥古墳群
のお話があり、たいそう興味深く聞きました。
 世界には三大墳墓があり、その一つはエジプトのクフ王のピラミッド、次
に秦の始皇帝の陵、そして日本の仁徳天皇陵とのことです。私は幸いにして
そのいずれにも見学・礼拝をしました。松本さんの説明によれば・・・。
 エジプトには80以上のピラミッドがあるそうで、一番大きいクフ王のそ
れは高さ147m、一辺は230m。いまから4550年前に、約230万
個の石を使っているとのことです。
 秦の始皇帝陵は墓の周囲から粘土で作った兵士や馬が発見され、その一部
を見ることができましたが、掘り起こされたのはほんの一部だそうです。全
国から70万人の人が集めれれたそうです。
 仁徳陵は1500年前につくられ、長さ486m、幅305m、高さ35
mで延べ600万人もの人手によってつくられました。現在、世界遺産登録
への暫定一覧表に記載されるまで審査が進行中とのことです。
 こうした大事業がどのようにして行われたか、当時の民衆、現場で働く人
たち、役割や作業遂行のシステムなど興味深々です。
 もしも天皇陵を発掘することが出来れば、多くの未知の世界がひらけるで
しょうが、皇室のルーツに関する限り、そっとしておいた方が、よいと思い
ます。
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最近の川柳作品

2012年10月15日 | 川柳
 10月13日(土)は午前の太極拳のあと、「あすなろ」の川柳会にでました。
他の川柳会の行事と重なったらしく、出席者27名と少な目でした。選者の殆どが
女性のため、結果は良くないなと思っていましたらやはりそうでした。
 席題「裏」共選           駒井春子 選
  裏ワザを使いたくなる剣が峰
 宿題「比べる」           山之内みつ選
  比べたらあかんお前と僕の子だ
 宿題「信じる」           小西芳恵 選
  目をみろの夫信じるほかはない
 宿題「近詠」            西川國冶 線
 翌日の14日は「郡山川柳会」でした。宿題の一つの題をうっかり間違えてノー
トに書き留めていたので、作句をしておらず、席題も考えなければならず、どぎま
ぎしました。
     
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家族旅行で淡路島へ

2012年10月10日 | 小話
 去る10月の7.8日と私の家族と家内関係の家族合わせて26人が奈良
交通の大型バス1台を借り切って淡路島へ親睦旅行をしてきました。2日目
は鳴戸の観潮でした。
 最長老は私の夫婦で80歳台、次がその下の世代で50歳台、次いで20
から30歳台の孫たち、その下が孫とひ孫の子供たちという老若男女にぎや
かな組み合わせでした。
 淡路島へは70数年前、商業学校のたしか4年生のころ、大阪港から船で
渡り、夜行軍でいざなぎ神社へお参りしたことが最初でした。戦後、衣料卸
の商売をしてからは何度もお得意様への訪問で津名、洲本、由良などへ行き
ました。明石大橋が出来てからも淡路島に渡ったこともありますが、今回の
ような北から南への高速道路での縦断は初めてでした。商売での第一線を離
れて15年、世の中の大きな変化に驚くばかりです。
 泊まりは島の南端、うずしお温泉を引いてある民宿の「観潮荘」でした
が食べきれぬ量の新鮮な海の幸に満足。画面の大きいカラオケの設備があっ
て若い連中がハリきってにぎやかな夕べでした。でも若い連中の歌はその半
分も知りません。家内も同様でした。
 こうゆう集いは、一年に一回くらいはあってもいいとおもいます。
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台風で流れた川柳会

2012年10月03日 | 川柳
 去る9月30日(日)は東大阪市の市民川柳大会の予定でしたが、台風17号
の接近で、取りやめになりました。せっかく苦心してつくった川柳ですので、出
句を予定していた句を書きとめておきます。
 「夜明け」
  目が覚める夜明けまだまだ歳かなあ
  御来光拝もう叩き起こされる
 「おもう」
  賽は投げられた全力尽くすのみ
  若死にの母よ快適便利いま
 「酒」
  三軒目泣き上戸とは知らなんだ
  ホームステイしたがお酒のない暮し
 「きず」
  墓場まで内緒にしとく脛のきず
  玉にきず亭主惚れてて気付かない
 「楽」
  極楽へほん一合の晩酌で
  主婦業もたいてい押しボタン一つ
 「注意」
  耳元にささやき前が開いてます
  対向車点滅サンキュウねずみ取り
 「太陽」
  太陽光パネルでお風呂いい湯だな
  農作業無事終えました沈む陽に 
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