木のように生きよう!!

「世界の巨樹を見に行く会」で巨樹を訪ねるとともに、日本の写真が海外のアート市場で認められるように頑張っています……。

超ラッキーなハワイツアー

2012-06-19 22:06:42 | 巨樹の旅


6月11~17日に「世界の巨樹を見に行く会」の今年2回目の海外ツアーでハワイに行ってきました。今回、巡ったのはオアフ島→ハワイ島→カウアイ島。1週間と短い期間でしたが、濃密な旅になりました。


Img_1452 いつもより人数が少なかったですが、火山島であるハワイ諸島には固有種1100種と多く、大満足の日々。

きれいな花々に雄大な風景、そして、すごく幸運なことに数10年に一度しか咲かない花まで偶然にも見れてしまいました!


P1010604 オアフ島で巨樹といえばこれ。このモンキーポット(和名/アメリカネムノキ)はいまでは「日立の樹」と呼ばれています。


P1010658 早速、世界中の巨樹を測っている塀内さんが幹周りを測定。6.4mありました。このモアナルア・ガーデンは現在は個人所有ですが、かつてはカメハメハ大王の子孫であるプリンス・ロッドの別荘でした。


1 タベブイアの花も満開。沖縄にもありますが、これほど多くの花をつけているものは見たことがありません。ただ、コスタリカではピンク色や藤色など多くの種がありますが、ハワイは黄色だけなので外来種になるのでしょうか?


P1010648 バオバブをはじめとしてさまざまな変わった木もあるライアン植物園へ。写真好きの伊藤さんは早速、かわいいモデルをゲットしてましたねぇ……。


P1010668 ホノルルではワイキキ・ビーチの近くに泊まったので、夕陽を撮影がてらみんなでお散歩に出かけました。


Img_1291 2日目はマノア渓谷へ。
とっても素敵なガイドの京子さんが案内してくださいました。


P1010688 フラで使うティーリーフやクプクプ、ハワイ州の木ククイナッツ、ヤハズカズラなど、いろんな植物がある渓谷にはこんな風景も。それにしても、野生のポトスは大きくて猛々しかったです!


C 3日目はハワイ島へ。まずはコナ空港から北へ。
カパアウの町にあるフィリピンから持ち込まれたというマメ科の巨木(幹周り10.7m)を見に行きました。
この町はカメハメハ大王の生誕地。その像があるすぐ横にこれともう1本(幹周り9.75m)の巨木があります。


P1010721 こちらはハワイ島の最北端。美しい風景が広がっていました。


P1010732 近くでパイナップルが売られていたのでゲット!


Img_1371 コナビーチで迎えた朝は海の見えるカフェで朝食を……。


P1010774 その後、ハワイ島のほぼ中央部に位置するキラウエア火山へと向かいました。


Img_1382 その途中で、なんと、数10年に一度しか咲かない固有種Sliver Sword(和名/銀剣草)の花に出会えました。

30年以上ハワイ島に住んでいるコーディネーターの福さんも初めて見たそうで、「あなたたちはすごい強運ですね!」と大興奮。これもこの植物をぜひ見たいと提案してくれた染野さんのおかげです!!!!


Img_1387 そんなラッキーな出会いのあとはヒロでいちばんおいしいとサーファーでもある福さんおすすめのベトナム料理店でランチ。「NEW SAIGON」のフォーはベトナムや日本などで食べたどのフォーよりも美味でしたよ。

そのうえ、ビーフシチューも最高においしかったです。


P1010802_2 ヒロにはたくさんのベンジャミンの巨樹もありました。こちらはヒロ中学校の校庭にある木。幹周り15m、樹高40m。


P1010870 そして、最後はカウアイ島へ。板根の上を測るので細くなってしまいますが、このオーストラリアゴムノキの幹周りは15m、樹高40m。

1992年9月、スピルバーグ監督がこの木の根元に恐竜の卵を置いて撮影したそう。撮影に1ヵ月かかったと聞きました。
また、この国営植物園(NTBG)では2年前にバイレーツ・カリビアンの撮影も行なわれたそうで、美しい風景が随所に広がっていました。


Img_1436 こちらは宿泊したヒロにあるアストン・アロハ・ビーチ近くのREEDS BAY BEACH PARK。美しい風景が印象的なここは、Histric Banyan Driveといって、ベイブルースやルーズベルト大統領が植樹したベンジャミンの巨木が林立する風情ある通りに面しています。

さて、私にとっては25年ぶり4度目のハワイでしたが、今回はこれまで行ったことのなかったハワイ島やカウアイ島にも行き、私のなかでハワイの印象が劇的に変わりました。ハワイアンが多く、緑に囲まれたヒロにはちょっと住んでみたくなりました。

そして、フラ(フラダンス)の印象はもっと変わったかな。
とくに、カヒコと呼ばれる古代フラは習ってみたくなりました。装飾品はすべてハワイの森から調達したもので自作し、自然や家族、さまざまなものに感謝を捧げるフラ。もともとは男性のもので、閉ざされた空間で戦いのための踊りでもあったといわれています。

そんな諸々、含めて、いろいろと刺激をいただいた今回のハワイツアー。
参加してくださったみなさん、たいへんお疲れさまでした。また、ご一緒していただき、本当にありがとうございます。

この次は、10月のカナダ紅葉ツアー、あるいは、来年1月のアフリカ・世界一のバオバブツアーでぜひぜひご一緒してくださいませ<(_ _)>

PS
そうそう、いま、ハワイは世界3大花木といわれているジャカランダ(紫雲木)、フランボヤン(鳳凰木)、アフリカンチューリップ(火炎木)の開花期。ハワイの代表的な花木であるレインボーシャワーも満開。大好きな木の花にあふれていましたよ!



植物セミナー@昭和記念公園

2012-05-22 13:42:07 | 植物セミナー


先週土曜日(5/19)に、『世界の巨樹を見に行く会』の植物セミナーを開催しました。


013_2 久々の植物セミナーでしたが、お天気にも恵まれました。そして、いつものように染野先生にいろいろな植物のお話をお聞きしながら、楽しいひとときを過ごしましたよ!


P1010233_2 そして、参加してくださったみなさんは、あいかわらず熱心にメモを取ったり、撮影されたりしていました。


P1010266 広大な昭和記念公園のほぼ真ん中には、こんなに気持ちよく枝を広げた大きなケヤキがあります。


P1010278 赤いポピーの咲くお花畑も……。


P1010267 左右のおふたりはGANREFでもお馴染みの方々です。
見覚えありますよね。


教えていただいた植物の名前を忘れないようにとメモ代わりに撮影した動画をちょこっとだけ。


では、ほかにこの日教えていただいた植物たちです!!
P1010257 カルミア(アメリカシャクナゲ)。
いつ見ても、コンペイ糖みたいでかわいらしい花。


P1010253 エゴノキの花。
サポニンを含むこの花は昔、石鹸として使われていたそうです。


P1010255 セリバヒエンソウ(キンポウゲ科)。セリのような葉っぱに、ツバメが飛んでいるような花の形からつけられた名前です。


P1010258 ヒメツルニチニチソウ。よく見るツルニチニチソウより花が小さく、より紫がかっていました。


P1010283 バイカウツギはまさに満開。迫力の花数でした!!

もちろん、この日もお勉強のあとは、お食事会。
暑い日でしたので、「カンパーイ!!」のビールがおいしかったことはいうまでもありませんね。

参加してくださったみなさん、染野先生、当日はたいへんお疲れさまでした。
次回もまたよろしくお願いいたします。
今回これなかったみなさんは、次回ぜひ、ご参加くださいませ。






満開の桜@萩原先生ゼミ

2012-04-18 08:55:23 | 仕事の様子


気がつくと4月も後半、東京の桜もほぼ終わってしまいました。
ブログでは日本の桜をアップしていませんが、今年もお仕事でいろいろな桜を見ましたよ。

なので、今回は、先週の日曜日にお供したGANREFワークショップ『萩原史郎&俊哉先生の桜ゼミ』で、連れて行っていただいた桜をご紹介しますね。


P1010067 場所は、群馬県安中市周辺。遠く見えているのが、「細野の彼岸桜」。百庚申を見下ろすように咲く樹齢500年以上の巨木です。

写真は、参加した方々が菜の花越しに撮影しているところで、右端が萩原俊哉先生です。


P1010036 こちらは秋間梅林の中に立つエドヒガン。今年は桜の開花が遅かったですが、おかげで梅もまたチラホラ咲いていました。このあたりは日本の三大梅林地なのだそうですよ。


Img_0948 有名な撮影地ではないので、とくに名前はないですが、通称「百庚申のサクラ」。とてもいいお天気で、鳥の声が響いていて、長閑な素敵な桜並木です。


Img_0963 なんと、ここでは日暈(太陽の輪)も現れました。参加してくださった24名も大興奮でした。


P1010069 こちらも萩原先生たちが見つけておいてくださった中後閑(なかごかん)の撮影地です。素敵なお宅が見えて、その下にサクラとレンギョウ、ツツジが咲き乱れていました。


P1010084 夕焼けは後閑城趾公園で撮影しました。妙義山の方向にきれいな夕陽が沈んでいくのをゆっくりと眺めました。

どの桜も全国的に有名というほどではないけれど、そのおかげで人にほとんど会うことなく、恵まれた撮影環境でのんびり過ごすことができました。

萩原史郎先生、俊哉先生、参加してくださったみなさん、お疲れさまでした。
※当日のレポートです。ご興味のある方は下記をご覧ください。動画もありますよ。
http://ganref.jp/m/s-kanie/reviews_and_diaries/diary/4315





ガルベストン島

2012-03-27 03:29:27 | 旅行記


ヒューストンへの旅では、本当は少し足を伸ばして巨木見学もするはずでしたが、いつもご一緒する方々の都合が悪くなったため、Fotofest見学のあとに1日だけ観光することにしました。


Img_0476場所は、ヒューストンから南へクルマで1時間、メキシコ湾に浮かぶガルベストン島です。


Img_0496 この日は朝から嵐のようなどしゃ降りに雷、そしてトルネード。途中のフリーウェイではゲリラ豪雨に合ったように前は全然見えないし、道路が川のようにもなっていました。


Img_0380 午後になってようやく小降りになってきたところで観光開始。さっそく、こんなに素敵な海辺の家を見つけました。ここは大きなお土産やさんで、ガルベストン島の素敵な物がたくさん売られていましたよ。


Img_0436 シカゴからクルマでやってきたご家族のお子さん。とってもフレンドリーで「遊ぼう、遊ぼう」とかわいい顔で誘われました。


Img_0441_2 夕方近くに雨が上がると、かわいいワンちゃんたちもお散歩し始めました。どうやらこの島にはお金持ちの別荘もたくさんあるみたいです。


Img_0456 カモメにエサをあげていたおじさま。背中に哀愁が漂っていました。

Fotofestもとても興味深く、刺激をたくさんいただきましたが、のんびり観光したガルベストン島の1日もまたとても素敵でした。

メキシコ湾は初めてでしたが、日本では見られない魅力的な風景がそこここに広がっていました。
旅はやはり、いろいろ考えさせてくれますね!!





緑の街

2012-03-18 09:04:19 | 旅行記


ご無沙汰しています。

じつは2~3日前から、海外にいます。
このために、直前までバタバタと仕事をしていました。それで、すっかりブログもご無沙汰してしまいました。

で、どんなところにいるかというと、最高気温28度、新緑がとても美しい街です。

Img_0272_6こんな感じで、寒い日本からやって来た私には、新緑がとってもまぶしくて……。とっても気持ちよくって……。


Img_0294芝生だってこの通り、キラキラと緑に輝いています。日本ならもう初夏の感じです。

夾竹桃の花もセンダンの花ももう咲いていましたから……。


1仕事の合間に、ランチのためにダウンタウンへ行ったのですが、今日は聖パトリックデーのお祭りでとくに街中が緑一色でした。アイリッシュ出身の住民の記念日でバレードがあったのですよねぇ。


2_2見学している緑のコスチュームの人たちが沿道にもたくさんいて、今日はさらに素敵な街だと感じられました。

今回はたぶん3度めの滞在ですが、いままでは冬ばかりだったので、こんなに緑のきれいな素敵な街だと全然思わなかったんですよね。

やっばり旅は何度もしてみるものですね。

ここがどこかはまた、次回にでも……。
あと数日は、緑の街を楽しみたいと思っています。