今日は5/18~25まで行っていたベトナム&カンボジア取材の続編、カンボジアの巻です。
今回で3度目のアンコール遺跡。そして、3度目のカンボジアはシェムリアップの街でした。
なぜ、この時期に行ったのかというと、目的は引き続き、アンコール遺跡の撮影だったのですが、雨期の始まりのこの時期は観光客が少ないと聞いたからです。
案の定、夕方になると、一転、空がかき曇り、激しい夕立ちのようなスコールがきました。
すぐに止むのでいいのですが、困るのは、雨の後は涼しくなるかと思いきや、逆に湿度が増して、さらにむし暑くなってしまうことでした。
ただ、3度目にして今回やっと、アンコール遺跡の勉強を少しだけして行ったので、初めて、細かいところに目が行くようになったのはよかったかもしれません。
このバンテアイ・クデイは遺跡の改修をしている上智大学とカンボジアの学生の研修ともなっている場所で、2001年にはここから274体の廃仏が発掘されました。
この発掘によって、アンコール王朝では最後の偉大な王といわれたジャヤヴァルマン7世以降にも、仏教を信仰したこの王の力を壊すほどのヒンドゥ教の王の存在があったのではないかと考えられるようになったそうです。
こちらはアンコール・ワットの中心部である十字回廊。周囲には4つの聖池がありますが、ここも以前はただ通り過ぎていただけでした。
今回、撮影に立ち合って、よくよく眺めていたら、12世紀前半の創建時の色彩が残されていることに気づきました。
完成時には、朱色に塗られ、レリーフの表面には金箔が施されていたという説もあるそうです。
1時間以上もここに座って、それを想像していたら、勝手に目だけが反応したのか、実際にはまばゆいはずもないのに、目がまぶしいような感じになって涙が出てきてしまいました。
さて、こちらはいつになく、真剣なO画伯です。
何故かというと、吉田さんにたまには巨木ばかりでなく、今回はぜひ遺跡にトライしてみるべきといわれたからです。
バイヨン遺跡のいちばん高いところで、大きな観世音菩薩を描いています。
東洋のモナリザといわれる女神像のレリーフで有名なバンテアイ・スレイでも、O画伯は果敢に繊細な遺跡に挑戦していてすばらしかったです。
その困ったようなO画伯の後ろで、木陰に陣取り、ちゃっかりビールを飲んでいたのがHさん。
暑いですからねぇ、昼間っからビールは最高でしたよぉ。それに、ここではアサヒの350ml缶ビールが1US$でした。
生産地の日本より安いってどういうことなんでしょう。まったく不思議です!
最後は、焼きヘビとコオロギのフライです。
3度目にして、やっと食べることができました。
な~んていうと、ゲテモノ食いだと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。本当のことをいうと、むしろ嫌いだし、気持ち悪いとも思っています。
でもね、どんなに長生きしようが、いつかは誰でも死ぬわけですから、生きているうちにとにかく嫌いだろう(いや、嫌いであればあるほどかもしれませんが……)が、私はなんでも経験しなくっちゃと思っているんです。それに、やってみなくちゃわからない。じつは嫌いだと思っていたものが、好きだったとか、得意技になるなんてことも多々ありましたから。
まぁ、簡単にいうと、欲張りなだけなんですけどね。
それに今回はヘビとか昆虫が好き(食べるほうではありません、集めたり見たりが好き)のHさんも「食べたいなぁ~」と言ってくださったので、よけいに弾みがつきました。
でも、食べてみると、ヘビはちょっと骨が多いけど、味付けもよかったですし、「いまが旬」というコオロギも結構いけました。
というわけで、今回は3度目にしてやっといろいろ発見し、3度目にして初物を口にできた旅でした。
今度は、タガメとクモのフライでも食べてみようっと……。
(しつこいですが、決してゲテモノ好きではありませんよ! 勇気があるヤツと思っていただけるとうれしいんだけど……、テヘヘ)
今回で3度目のアンコール遺跡。そして、3度目のカンボジアはシェムリアップの街でした。
なぜ、この時期に行ったのかというと、目的は引き続き、アンコール遺跡の撮影だったのですが、雨期の始まりのこの時期は観光客が少ないと聞いたからです。
案の定、夕方になると、一転、空がかき曇り、激しい夕立ちのようなスコールがきました。
すぐに止むのでいいのですが、困るのは、雨の後は涼しくなるかと思いきや、逆に湿度が増して、さらにむし暑くなってしまうことでした。
ただ、3度目にして今回やっと、アンコール遺跡の勉強を少しだけして行ったので、初めて、細かいところに目が行くようになったのはよかったかもしれません。
このバンテアイ・クデイは遺跡の改修をしている上智大学とカンボジアの学生の研修ともなっている場所で、2001年にはここから274体の廃仏が発掘されました。
この発掘によって、アンコール王朝では最後の偉大な王といわれたジャヤヴァルマン7世以降にも、仏教を信仰したこの王の力を壊すほどのヒンドゥ教の王の存在があったのではないかと考えられるようになったそうです。
こちらはアンコール・ワットの中心部である十字回廊。周囲には4つの聖池がありますが、ここも以前はただ通り過ぎていただけでした。
今回、撮影に立ち合って、よくよく眺めていたら、12世紀前半の創建時の色彩が残されていることに気づきました。
完成時には、朱色に塗られ、レリーフの表面には金箔が施されていたという説もあるそうです。
1時間以上もここに座って、それを想像していたら、勝手に目だけが反応したのか、実際にはまばゆいはずもないのに、目がまぶしいような感じになって涙が出てきてしまいました。
さて、こちらはいつになく、真剣なO画伯です。
何故かというと、吉田さんにたまには巨木ばかりでなく、今回はぜひ遺跡にトライしてみるべきといわれたからです。
バイヨン遺跡のいちばん高いところで、大きな観世音菩薩を描いています。
東洋のモナリザといわれる女神像のレリーフで有名なバンテアイ・スレイでも、O画伯は果敢に繊細な遺跡に挑戦していてすばらしかったです。
その困ったようなO画伯の後ろで、木陰に陣取り、ちゃっかりビールを飲んでいたのがHさん。
暑いですからねぇ、昼間っからビールは最高でしたよぉ。それに、ここではアサヒの350ml缶ビールが1US$でした。
生産地の日本より安いってどういうことなんでしょう。まったく不思議です!
最後は、焼きヘビとコオロギのフライです。
3度目にして、やっと食べることができました。
な~んていうと、ゲテモノ食いだと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。本当のことをいうと、むしろ嫌いだし、気持ち悪いとも思っています。
でもね、どんなに長生きしようが、いつかは誰でも死ぬわけですから、生きているうちにとにかく嫌いだろう(いや、嫌いであればあるほどかもしれませんが……)が、私はなんでも経験しなくっちゃと思っているんです。それに、やってみなくちゃわからない。じつは嫌いだと思っていたものが、好きだったとか、得意技になるなんてことも多々ありましたから。
まぁ、簡単にいうと、欲張りなだけなんですけどね。
それに今回はヘビとか昆虫が好き(食べるほうではありません、集めたり見たりが好き)のHさんも「食べたいなぁ~」と言ってくださったので、よけいに弾みがつきました。
でも、食べてみると、ヘビはちょっと骨が多いけど、味付けもよかったですし、「いまが旬」というコオロギも結構いけました。
というわけで、今回は3度目にしてやっといろいろ発見し、3度目にして初物を口にできた旅でした。
今度は、タガメとクモのフライでも食べてみようっと……。
(しつこいですが、決してゲテモノ好きではありませんよ! 勇気があるヤツと思っていただけるとうれしいんだけど……、テヘヘ)