昨日は、久しぶりに寄席へ行ってきました。
半年に1回、お江戸日本橋亭で行われている「九識(くしき)の会」です。
古今亭志ん橋さんと五街道雲助さん、柳家喜多八さんという3人の師匠の会で、頭の文字(雲助さんの「く」と志ん橋さんの「し」、喜多八さんの「き」)を取って会の名前が付けられています。
いやぁ、今回は雲助師匠の『幾代餅』が最高によかったですねぇ。幾代さんという花魁に恋わずらいした主人公の様子にもう笑いっぱなしでした。志ん橋師匠の『だくだく(書割盗人)』は初めて聞いた噺でしたが、目の悪い泥棒に大笑い。喜多八師匠の『うどん屋』はご本人がお酒好きだけに酔っ払いが板についてました。
また、今回のゲストは林家花さんという紙切り芸の方。女性では唯一の紙切りだそうですが、なかなかお見事でした。
笑ったあとは「世界の巨樹を見に行く会」でもよくご一緒しているみなさんといつもの一献へ。
寄席のあと、お酒の席には欠かせないK川さんがカゼでお帰りになってしまって残念でしたが、久しぶりに多いに飲んで、食べました。
ホント、会の方々とお会いすると笑いの種が尽きません!
(とくに昨日はツアーのときの笑い話で多いに盛り上がりました。改めて、私たちの旅ではおもしろい体験が多いのだと思いましたねぇ。)
お江戸日本橋亭のあとにはほとんど行きつけになっている島根料理の「主水」さんも、島根直送のお魚がおいしくって、よけいにお酒が進んでしまうのかもしれません。
(今回も麦焼酎「あんぽんたん」を1瓶空けてしまいました)
ついでに、国の重要文化財にして、五街道の起点である日本橋も見学してきました。
道好きの父のおかげで子どものころから何度も行ってますが、久々にじっくり見ると、明治に建てられたルネサンス式の橋梁もモダンで、和漢洋折衷という彫刻は見ごたえ充分。迫力がありました。
橋のたもとにはイチイの木があり、小さな花も咲いていました。イチイの赤い実は知っていても、花を見たのは初めてでしたねぇ。
というわけで、久々に日曜日らしい一日になりました。
誘ってくださったゆり子さんのおかげですね。
ご一緒してくださった染野さん、吉田さんもありがとうございました?
私は、打上げも行き~楽しんじゃおぅぅぅ♪