木のように生きよう!!

「世界の巨樹を見に行く会」で巨樹を訪ねるとともに、日本の写真が海外のアート市場で認められるように頑張っています……。

高砂さんと九十九里へ

2011-05-25 17:18:06 | 取材日記


久しぶりにいいお天気の今日は、自然写真家・高砂淳二さんの取材で九十九里浜へ行ってきました。


Img_6528 デジタルカメラマガジン7月号用のインタビューです。


Img_6529 インタビューは行き帰りのクルマの中でできましたし、撮影は1カットのみなので、サクッと撮ったあとは、海のすぐ近くの漁師レストランへ。

ここは以前、写真家・茂手木秀行さんに連れてきていただいたところですが、巨大なハマグリとホタテにびっくり!!
イワシも自慢のお店なので、それらを堪能してきました。


Img_6530 そして、都内に戻って、20日に出版されたばかりの高砂さんの最新写真集『Children of the Rainbow』を購入してきました。

タイトルの“Children of the Rainbow”とは、「ハワイという虹の国に住む、素晴らしい叡知を伝える虹の子供たち」という意味だそうです。写真はもちろんのこと、ハワイに伝わる光の叡知「ホオポノポノ」について、高砂さんが書かれたエッセイも魅力的です。


Img_6531 ハワイはマデイラ島のようにたくさんの固有種があるので、再訪してみたいと思っているのですが、高砂さんの写真集のなかにはこんなガジュマルの巨樹も載っていました。

ハワイ島にあるそうですが、ホント、いつかまたハワイの島々をゆっくり巡ってみたいと思わせてもくれるいい写真集でしたよ!





横浜お散歩スナップゼミ

2011-05-16 15:26:32 | 仕事の様子


この週末もまた、横浜はとてもいい天気でした。


Img_6466 そのいいお天気の先週土曜日もGANREFさんの撮影ワークショップのお手伝いでした。

この日は小澤太一先生(前列左端)のスナップゼミだったのですよね。


Members 関内から山下公園、横浜開港資料館、港の見える丘公園、ベーリック・ホール(洋館)、元町、中華街と歩きながら、参加されたみなさんとても熱心に撮影されていました。


Img_6424_2 写真が上手な方ばかりなので、こんななにげないところでも被写体を見つけてしまうのですよね。


Img_6389 小澤先生の提案で、それぞれの作品をカメラを回しながら見ているところです。ほかの方の写真を見るのって、本当に勉強になるんですよね。


Img_6377 私はといえば、仕事の合間に、ワンちゃんばかり撮っていたかな。天気もよかったので、いろんなワンちゃんがお散歩していて、楽しかったです。


Img_64042 みんなで不思議な形だと見入ってしまった花。ツボミが金平糖のようなんですよね。ほかでも見たことがありますが、名前を知らなくて……。これが染野さんの植物セミナーなら、すぐに名前がわかるのになぁと、そこだけはちょっと残念でした。

※その後、染野さんに教えていただいたところ、この花は北米原産のカルミアでアメリカシャクナゲと呼ばれているそうです。

でも、この日も最後は、中華街で「乾杯」で締め!!

ご一緒してくださったみなさんと小澤先生、GANREF編集長さんのおかげで楽しい撮影講座でした。ありがとうございました。








地獄谷の赤ちゃんザル

2011-05-09 18:39:19 | 仕事の様子


昨日は、GANREFさんのお仕事で、長野県の地獄谷野猿公苑に行ってきました。


Img_6363b 戸塚学先生の撮影セミナーがあったのですよね。


Img_6309地獄谷には何回か行っているのですが、冬が多く、この時期は初めてでした。

この時期にいくと、新緑が見られるとともに、例年、子どもの日に生まれるという赤ちゃんザルさんが見られるのですよねぇ。

戸塚先生が赤ちゃんを抱いたお母さんを見つけてくださったので、私もすかさずコンデジで撮影。

撮影セミナーのレポート用にハイビジョン動画も撮影していたのですが、動物の赤ちゃんは動画で撮るとやっぱり最高にかわいらしいです。ヨチヨチ歩きをしたり、お母さんに抱きついてお乳を飲んだり、持って帰りたくなりました。


Img_6358_2 昨日はとても暑かったので、温泉に入っているサルは少なかったですが、それでもこんなに近くで撮れるから楽しいんですよね。


Img_6329 どの方もかなりの至近距離から「かわいいなぁ」なんてつぶやきながら、撮影を満喫されていました。


Img_6282 去年生まれた子もまだまだ幼さが残っていて、逆光だと毛の感じもきれいに撮れるんですよ。


Img_6374 このセミナーでだって、締めはやっぱり【乾杯】です。

仕事だけど、かわいくて楽しくて。
参加してくださった方々の楽しそうな顔を拝見して、ますます楽しくなった一日でした。

ご一緒してくださったみなさん、戸塚先生、ありがとうございました。







神奈川の巨樹

2011-05-06 11:30:11 | 巨樹の旅


一昨日、日帰りですが、神奈川県の巨木を3本見てきました。


Img_5414 こちらは妻田のクスノキ。樹齢500年、幹周り11m、樹高22mです。


Img_5415静かな住宅街のなかの小さな神社にありました。

昼頃に家を出て、この前でお弁当を食べたのですが、とっても気持ちよかったですよ。

また、クスノキの花が風に揺られてたくさん落ちてきたのも印象的でした。

ただ、木のほうは崩壊寸前の部分が多く、ワイヤーでかろうじて留めたり、引っ張ったりされているといったところ。それでも、一方の側から見ると上の写真のように元気で、葉も花もたくさんつけているなんて、やっぱり木はすごいですね。


Img_5421_2厚木市の荻野神社のイチョウは主幹の幹周り6.2mと書かれていましたが、全体の幹周りは優に10mを超えている感じでした。

樹齢は600年。

これは雄株だそうですが、この木にも小さくて白い花がたくさんついていました。
最初は、花があるからギンナンがなる雌株かと思ったのですが、雄花だったということなのでしょうか。それにしてもその数は多く、ほとんど下に落ちていました。


Img_5438山北町の中川のほうき杉です。ほとんど20年ぶりぐらいに行ってきました。

幹周り11m、樹高45m。

案内板を見たら、推定樹齢2000年でした。そんな古かったのかと改めてびっくりです。

連休なので、ご家族で見に来られている方々4組とお会いしました。

最近は巨木に興味がある方が増えているような気がして、うれしかったです。


Img_5427 ほうき杉は高台にあるのですが、その向こうに見える山の新緑もとてもきれいでした。本当に、日本のこの時期の自然にはため息が出ます。


Img_6260 ただ、ほうき杉の下の道路脇のモミジはこんな具合。紅葉しているのか、そういう種のなのか、不思議でした。

日帰りでも、帰りには温泉に寄って……。
小さな旅でしたが、巨樹を見に行く旅はやはり心がとても和みますね。

今月は、ここ2、3年、吉田繁さんと訪ねた日本の巨樹の写真を大量を加えて、電子ブックを制作中です。
やっとデータ出しが終わったところですが、150本近い巨樹を見て、その旅のときに撮ったスナップなども見ていると、ますます巨樹を見る旅に行きたくなって……。

家で書いてるより旅したくなってしまうので、そんな気持ちを抑えながら冷静に頭を整理するのに苦労しているところです。





岩合光昭さんのサイン

2011-05-01 11:18:06 | 取材日記


連休に入り、お出かけの方も多いと思いますが、横浜周辺は昨日からとても風が強いです。
そんななか、昨日は川崎市民ミュージアムへ行ってきました。


Img_6248 このミュージアムでは4月16日から6月26日まで動物写真家・岩合光昭さんの写真展が開催されていて、4月29日と30日は岩合さんのトークショーとサイン会があるため来場される岩合さんを取材するためです。

昨日は4時から取材予定だったのですが、2時から始まっていたサイン会に並ぶ方が4時になっても列をなしていて、閉館の5時近くになってやっと取材させていただくことができました。

上が岩合さんのサインです。
列に並んで、サインをもらった小学生の女の子がその写真集を大事そうに胸に抱えていく姿がとても印象的でした。


Img_6247 また、岩合さん(右)も本当に丁寧にひとりひとりにサインをしていて、その姿にも感動しました。

デジタルカメラマガジンの取材ではとても興味深いお話をたくさん聞かせていただきましたが、どの動物(人)とも同じ目線で写真家としてもまだまだ勉強中だとおっしゃる岩合さんもまたとても気さくで謙虚な方でした。

取材後には、スタッフ全員を誘ってくださって、ミュージアムのキューレターで写真好きの素敵な方ともご一緒して、お食事に行かせていただきました。
2軒ハシゴしていろんなお話も聞けて、とても楽しいひとときでした。


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なお、世界の巨樹を見に行く会の今年1回目の海外ツアーの日程が決定いたしました。
9/2~11のカナダ・クイーンシャーロット諸島です。
詳細はこちらからご覧ください。