木のように生きよう!!

「世界の巨樹を見に行く会」で巨樹を訪ねるとともに、日本の写真が海外のアート市場で認められるように頑張っています……。

やっぱり沖縄は最高

2010-07-29 16:32:04 | 取材日記


昨日、沖縄ロケから戻りました。


Img_3026 こんな暑いときに沖縄なんてと思って出かけたのですが、昨日夕方、横浜に着いたときは、沖縄のほうが涼しいじゃないって思うくらい。あちらのほうが過ごしやすかったです。


Img_3017 で、沖縄でなんの仕事をしていたかというと、あいかわらず、こんなにかわいい子のムービー撮影です。


049_2 ジョセフィーヌちゃんは4歳。あまりにかわいくて、電池で動いているお人形さんみたいと評判でした。


162_2 お兄さん役の男の子のほうはとても行儀がよくて、性格もすごく真面目。これまた、かわいい子でした。


Img_3023 撮影の合間にみんなでホテルのレストランでランチ。お子ちゃまモデルのときにはかならずお母さんも同伴して、かけ声をかけたり、子ども以上にがんばってくれるんですよね。


Img_3020 こちらがジョセフィーヌちゃんのお母さんです。お母さんも小さい頃はきっとすごくかわいかったのかもしれません。それにしても外国人の子どもはどうしてこんなにかわいいのでしょうか……。

さて、沖縄では、毎日、大好きな沖縄料理を食べていたのですが、なかでもアグー豚は毎日食べてしまいました。
ニンニクたっぷりの焼肉に、石焼き、ラフテー、ソーセージ、そして、しゃぶしゃぶ。アグー豚の脂の甘さはもう半端ではないですし、有名な我那覇豚肉店のしゃぶしゃぶはあいかわらず最高でした!!

暑さでバテてすこしは痩せるかなと期待していたのですが……。

反対にまるまる太ってブタさんのような顔とお腹で帰ってきちゃいました。で、いま、鏡のなかの自分を見てあせっていま~す!








久しぶりの登山

2010-07-24 10:38:00 | 取材日記


22、23日は久しぶりの登山に行ってきました。


Img_2964 場所は、北アルプスの燕岳(つばくろだけ)、標高2763mです。


Img_2980 といっても、これもお仕事。デジタルカメラマガジン『先駆者の現場』取材です。今回、ご登場いただいたのは山岳写真家の村田一朗さんです。


Img_2940 中房温泉にある登山口です。このあとすぐに、北アルプス三大急登といわれる急傾斜を登り始めます。歩く前は担当編集の福島さん(右)も、カメラマン吉田さん(左)も元気ですが……。


Img_2944 2時間半後、急登をやっと終えた合戦小屋ではこのとおり、山男の村田さん(左)以外、もうバテバテです。しかし、この合戦小屋の名物「冷やしスイカ」の甘くておいしかったこと!!


Img_2961_2 休憩時間を入れて5時間後、頂上手前にある燕山荘にやっと到着。600人収容のものすごく大きな山小屋です。こんな大きな山小屋に泊まるのは初めてでした。もちろん雑魚寝でしたが、山小屋はきれいで、お食事も生ビールもおいしかったです。


Img_3009 急登であってもじつは燕岳は、登山入門コースで中学生登山のメッカ。たくさんの学生も泊まっていました。小屋のオーナーの赤沼さんのアルペンホルン演奏も名物です。


Img_2995 お仕事のほうは夕食を終えてすぐ、山岳星景写真を撮影する村田さんを午後9寺過ぎまで取材。そして、明朝は4時起きで日の出撮影を取材しました。結構、寒かったですが、夕日も朝日もばっちりきれいでしたね。


Img_3010 二日目はお昼前に登山口到着。3時間すこしと下りは時間がかかりませんでしたが、足は下りのほうがきつかったです!!

どの程度きつかったは、福島さんのヘトヘト加減でおわかりいただけることでしょう。

私も10年以上ぶりに登山靴を履いたくらい久しぶりで、体力の衰えをものすごく感じました。でも、仕事でなければ登山にも行きませんし、いい経験でした。村田さんもとてもやさしいいい方でしたし、その撮影法や写真(星の軌跡がぐるっと一周する長時間露光とパノラマHDR)もこれまで見たことのないもので、とてもおもしろかったです(9月号をお楽しみに!)。

この暑さですから2日間、本当に汗もたくさんかきました。これもよかったですし、ひと晩お風呂には入れませんでしたから、下山後の温泉の気持よさはもう最高でしたね。

というわけで、久々の登山はものすごく楽しくってよかったのですが、今日はこれから沖縄へ。
この暑さ真っ盛りに5日間の沖縄撮影です。せめて、おいしいものでも食べてがんばってきま~す!!





レモンの香りがする花

2010-07-10 11:08:30 | 日々の暮らし


昨年秋に購入した植物が初めての花を咲かせました。


Img_4434 名前はレモンマートル。学名はBackhousia citriodora でフトモモ科バクホウシア属、オーストラリアに自生する常緑樹です。

葉をこすっただけでも、レモンのいい香りがするのですが、花ももちろんすこし揉むとレモンの香りがします。それもそのはず、レモンマートルのオイルにはレモングラスを超える高純度のシトラールが含まれているんだそうです。アボリジニの人たちにとっては薬草だったとか……。

花は揉まないとレモンではなく、とても甘い香りがします。そのせいでしょう、開花するやいなや、この花にはアリやハチ、蝶にコガネムシ、ハナムグリが群がっています。フトモモ科にはよくそんな木がありますよね。


Img_4453 さて、もうひとつ、今年初めて咲いた花があります。なんだか、わかりますか?


Img_4450 まだ、完全に開花していませんが、これはアガパンサスです。8年ほど前に矮小アガパンサスとして売られていたので、ほかの花と寄せ植えにしていたのですが、なかなか咲かないので今年になって大きな鉢にこれだけ植え替えてみました。

そうしたら、なんと、こんな濃いパープルの花が咲き始めたのです。


Img_4448a こちらが隣で咲いている一般的なアガパンサスですから、色の違いはかなりあります。


Img_4449 白のアガパンサスのほうも今年も元気に咲いていますよ。

矮小として同時に購入したアガパンサスはあともう1種類あって、そちらのほうは植え替えてもまだ花がつきません。どんな色の花が咲くのか、来年のお楽しみというところです。


Img_4454 バルコニーには大好きな花アナベルもまだたくさんまあるい花を咲かせています。それでも、だんだん白から薄いグリーンに色変わりしてきたので、梅雨の季節が終わりに近づいているのを感じます。


Img_4436 虫がたくさん来るといえば、ギボウシの花も負けていません。下向きに咲く花には朝になると、マルハナバチが潜り込んでいます。

今日も暑いですが、虫さんたちに負けないように仕事して、レモンマートルの葉をちぎって、さわやかな気分で過ごしたいです!!






「万治の石仏」の真説

2010-07-06 10:03:54 | 日々の暮らし


先日のブログで下諏訪へ日帰りで取材したことを書きましたが、この週末、今度はちゃんと下諏訪の実家へ帰ってきました。

まずは趣味でやっている母の畑仕事のお手伝いを2日間。その後は父を連れて横浜に戻り、そのまま神奈川県伊勢原市へ。


Img_2919父が以前からずっと訪れたかったという伊勢原市大山にある浄発願寺へと向かいました。

大山信仰で知られる阿夫利神社の近くで、丹沢のふもとにある七沢温泉から登っていった山深い場所です。

じつは、ここは下諏訪にある万治の石仏に多いに関係しているお寺で、最近、父が取り組んでいる「万治の石仏」の真説と深い関わりがあります。


Img_2918 玉川にかかる橋を渡ったところが本堂。


Img_2923 本堂のなかにはりっぱなご本尊の阿弥陀三尊像がありました。


Img_2932 ご本尊もりっぱですが、車1台がやっとなんとか通れるような道を登った果てに、こんなりっぱな三重塔が立っているのには驚かされました。

上野寛永寺の末寺でもあるそうですが、ただものではない山寺という雰囲気です。


Img_2938 ちょうどご住職にもお会いして、父の調査にも多いに成果があったようです。

さて、万治の石仏といえば、その案内板にあるように、「近くの諏訪大社下社の春宮の大鳥居に使おうと、石工がこの石にノミを入れたところ、傷口から血が流れ出したので仕事をやめた。その夜、石工の夢枕に別の場所にいい石材があると告げられたので探してみると、そこに良材があり、鳥居は完成。石工たちはその記念としてこの石に阿弥陀如来をまつった」といわれています。

ですが、父が調べたところ、この石仏はあるひとの墓標らしいのです。
そして、そのことに今回訪れた浄発願寺は密接に関係しています。

今回の訪問で、父の調べた真説はほぼ証明されたようなので、そのうちに万治の石仏前の案内板も書き直されるかもしれません。

調べることに夢中になる変わった父親ですが、真実を追いかけていった結果、それが解明されたときの喜びは格別らしく、今回もとてもうれしそうでした。というわけで、アッシーくんを引き受けた私も昨日は満足の1日でした。