全身が白一色のズワイガニ(雄)が福井県沖の日本海で捕獲され、17日から坂井市三国町崎の越前松島水族館で一般公開が始まった。同水族館では、県内で水揚げされ、展示されるのは平成5年3月以来。水槽内で元気に動いており、当分展示するという。
白いズワイガニが水揚げされたのは14日。三国漁協の底引き網漁船が、京都府寄りの若狭湾沖の海底(水深約300メートル)で操業。三国漁港に戻って水揚げしたズワイガニのなかに交じっていた。大きさは足を伸ばすと約80センチ、甲羅の大きさが約14センチ、重さが約1キロの大型。年齢は10歳ぐらい。
同水族館の笹井清二さん(37)は「生まれつき色素が欠けて白いのではないか。脱皮する途中で白くなったことも考えられる。それにしても白いカニは目立つので早い時期に天敵に食べられてしまうが、これだけの大きさになるまで成長するとは」と驚いていた。
(産経新聞)
白いズワイガニが水揚げされたのは14日。三国漁協の底引き網漁船が、京都府寄りの若狭湾沖の海底(水深約300メートル)で操業。三国漁港に戻って水揚げしたズワイガニのなかに交じっていた。大きさは足を伸ばすと約80センチ、甲羅の大きさが約14センチ、重さが約1キロの大型。年齢は10歳ぐらい。
同水族館の笹井清二さん(37)は「生まれつき色素が欠けて白いのではないか。脱皮する途中で白くなったことも考えられる。それにしても白いカニは目立つので早い時期に天敵に食べられてしまうが、これだけの大きさになるまで成長するとは」と驚いていた。
(産経新聞)