感謝する心を忘れた大人にはなるな！

誰かにお世話になれば感謝の念を抱くのが普通の人間です。でも世の中には命が助かっても感謝の心すら持たない人間がいるのだということが今回の救出劇で理解しました。

どこやらの大学教授が安倍首相に向かって「安倍に言いたい。お前は人間じゃあねえ！たたっ斬ってやる。」と公言していました。この言葉が妙に頭にこびりついてしまいました。

安田氏は一貫して「危険な取材は自己責任だから政府は妨害するな」と主張していました。パスポート没収や家族への嫌がらせについてもツイッターで日本政府を非難していたのです。

しかし、日本国民の安全を守っているのは日本政府であり、日常生活で安全を守っているのは警察です。国外でも同じですから、日本政府関係者はカタール、ヨルダン、トルコなどに働きかけて安田氏の解放に努力したのです。

ところが安田氏は拘束される直前でも、繰り返しツイッターで「取材の邪魔をする安倍政権」を非難して「チキン国家」などと罵倒しました。今回の帰国の機内でもNHKのインタビューに対して驚嘆すべき発言をしています。

「トルコ政府側に引き渡されるとすぐに日本大使館に引き渡されると。そうなると、あたかも日本政府が何か動いて解放されたかのように思う人がおそらくいるんじゃないかと。それだけは避けたかったので、ああいう形の解放のされ方というのは望まない解放のされ方だった。」

安田氏は日本政府に感謝する気持ちはこれぽっちもなく、解放は政府のおかげではないと強弁したいのでしょうか？

グッデイの女性司会者もこのような発言は当人から聞きたくなかったと嘆いていました。多くの国民も同じ感慨を持ったと思います。孫たちにも感謝の心を無くした大人にだけはなって欲しくないと心底思ってしまいました。