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吉田知那美選手の北海道銀行への倍返し?

2018年02月26日 22時15分24秒 | 日記
カーリング女子の吉田選手が銅メダルを首にかけて凱旋帰国しました。帰国後のインタビューで「限界は人が決めるものではなく、自分自身でしっかり乗り越えていくものと思えた。」と語りました。

この言葉は北海道銀行から22歳で戦力外通告を受けて退職せざるを得なかった過去のつらい経験から導きだしたのでないかと推測しています。

北海道銀行入社からLS北見の一員になるまでの経過について他のブログ内容を参考に記載してみたいと思います、

高校卒業後バンクバーへ留学しました。英会話習得が目的だったそうですので、英会話は得意な吉田知那美選手です。平昌オリンピック期間中に外国TVの取材に流暢な英語で応えていた映像を見て驚いたことを思い出しました。

さて、地元の先輩で、オリンピック出場をしている小笠原歩選手(おがさわらあゆみ)からの誘いを受け、北海道銀行フォルティウスに加入します!

嘱託行員として銀行業務の仕事をこなしながらもソチオリンピック世界最終予選では、リザーブとして出場する機会を得たのでした。

ソチオリンピック直前になり、小野寺選手がインフルエンザにかかってしまい、リザーブの吉田さんがセカンドとして出場したのです。

その結果、5位入賞に貢献。しかし、オリンピック帰国後の北海道銀行からの出た答えは「戦力外通告!」だったのです。

その宣告を受けた当時の心境を吉田知那美選手は、「頭の中が真っ白になり、理由の説明は覚えていない。」と語っています。

ですが、そこにどのようか確執があるのかというと、真意を知っているのは北海道銀行とそれを聞いた吉田知那美選手なのですが、先ほどお伝えした通り、吉田知那美選手は覚えていないとのこと。

その時のことを振り返って、吉田知那美選手からのコメントがあります。

「前のチームではカーリング界の大ベテランの先輩たちのもとで学ばせてもらって、ついていくのが正直必死な部分がありました。それがソチオリンピックで、私の技術であったりメンタル面だったりの不足が結果に現れてしまい、チームを離れなさいという宣告になったと思っています」

おそらくですが、ベテラン勢の中で若い吉田知那美選手の経験不足はチームの協調を乱すと監督、コーチ陣が考えたのではないでしょうか?これはあくまで憶測です。

その戦力外通告がきっかけで、精神的にもどん底に叩きつけられ、氷上に立っている姿を見られることが恥ずかしいと思うくらい、カーリング選手としての自信が無くなったと語られていました。

いわゆる北海道銀行から捨てられた吉田知那美選手ですが、そこで拾ってくれた女神がなんと、本橋麻里選手です!

その女神が手を差し伸べてくれたのがきっかけで、現在のLS北見に所属し見事、平昌オリンピックを出場し大活躍をしました。

まさに、銀行から裸同然で放り出された吉田知那美選手からのリベンジが完了したということでしょう。

戦力外通告を決定した北海道銀行は悔やんでいるのでしょうか?

能力ある人間を育成できない会社を離れ、自立した女性の発言には銅メダルのように、いや金メダルのように輝く素晴らしい人生訓を含んでいます。
Amazing Four! 今年の国内競技会では目標にされますので、4人は一段と負けない技を身に着けることでしょう。




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