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ストーカー殺人を防ぐ方法とは?

2013年10月09日 22時52分11秒 | 日記
桶川ストーカー殺人事件、逗子ストーカー事件、そして長崎ストーカー事件では逆恨みをされて本人以外の家族が殺されているのです。ストーカー行為を警察に届けないばかりに一般の殺人事件として扱われている案件は数知れずではないでしょうか?そして今回の三鷹の事件です。ストーカー殺人を防ぐ方法はあるのでしょうか?

ストーカー規制法による「つきまとい」行為は以下のように規定されているそうです。

  つきまとい・待ち伏せ・押し掛け
  監視していると告げる行為
  面会・交際の要求
  乱暴な言動
  無言電話、連続した電話、ファクシミリ、電子メール
  汚物などの送付
  名誉を傷つける
  性的羞恥心の侵害

ストーカーの相談に乗っているNPO法人の代表者によれば、まず警察は相手へ警告をしてから、相手の対応を見て次の手段をとるそうです。警告ありきから始まるのですから初動が遅れるのは否めないのです。ほとんどのストーカー行為をする人間(男、女)はこの警告を受けてストーカー行為を中止するそうですので、警察はマニュアル通りの行動を起こすのです。

しかし、問題は一部の人間なのです。警察へ相手が届けたというだけで激高してストーカー暴力行為をエスカレートする少数の人間が存在するというのです。逗子の事件でも住所を変えた被害者を加害者が執拗に突き止めた末の犯行でした。

ストーカー被害を受けた家族は下記のように訴えています。

1)殺す!というキーワードや待ち伏せをされた時点で身を隠すこと。
2)家から出かける際はガードマンを雇う。
3)ガードマンを雇うお金がない場合は父親、兄弟が自衛の防具も持ち同行する。(催涙スプレー等)。
4)ナイフなどから身を守る防刃ベストを家族全員分揃える。

警察は警告後、ストーカー相手の次の行動を受けて対応するので「殺す」と言った時点では拘引することはできないのです。結局、現時点ではストーカー殺人者からは家族が守るしかないということでしょう。

逗子事件でも警察の接近禁止令を受けてから、加害者は長期間、自重して殺人を実行したのです。

ある被害者の家族から「このようなことになるのだったら、加害者を先に殺しておくべきだった」などと言わせないために、ストーカー殺人をさせない予防処置を警察が講ずることができるようにしなければなりません。予防拘引という法改正しかないのでしょうか?これ以上、三鷹の事件のような悲惨な出来事を聞きたくはありません。

警察官が常時被害者に同行していれば未然に防げますが、ストーカー被害の届け件数が年間2万件弱ですから警察の対応にも限度があるのです。被害を受ける危険を感じたら家族全員が身を隠し、大至急防刃チョッキ、催涙スプレーを準備しましょう。その後、警察へ届けるのがベストな行動のようです。インターネットで防刃ベスト、催涙スプレーを購入することができるのですから。

しかし、今回の三鷹事件では緊急性を認めて三鷹署が近所をパトロールしていれば防げたのではないかとの声が新聞に掲載されています。

「数日前から元交際相手に自宅周辺で待ち伏せされていて、怖い」とストーカー被害を訴えていた鈴木沙彩さん。警視庁の対応が具体的に判明してくるにつれて、専門家からは「殺人という最悪の事態に直結するストーカー犯罪は、110番並みの緊急性を要する。警察はあまりに対応が杓子(しゃくし)定規で遅すぎる」との批判の声が上がっています。今回の事件でも、過去の数々のストーカー殺人の教訓が生かし切れていない実態が露呈してきたのです。

 警察への被害の訴えは、事件の4日前に行われていました。高校側は鈴木さんから相談を受け、今月4日午後には担任が地元の杉並署に相談。杉並署は三鷹署を相談場所として勧めたが、三鷹署からは連絡がないまま、鈴木さんは事件当日の8日午前9時ごろに両親と同署を訪れたのです。

4日の相談時点で、池永容疑者は「殺すぞ」とメールを送っていた上、上京して都内の鈴木さん宅周辺をうろついていたのです。ストーカー犯罪に詳しい専門家は「なぜその日のうちに杉並署と連携し、三鷹署が鈴木さん宅に聞き取りに行かなかったのか」と疑問を呈しています。     (サンケイ新聞より抜粋)

対応した警察官が緊急性を感じない感性の持ち主であったため命を失うなんてーーーー。


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