Yちゃんの「レッスン・シート」の「練習した曲」の欄を見たら、曲名が「8つ」も書いてあってビックリしました。
Yちゃんは、音楽的なセンスのある子ですが、練習は余りしたがりません。
発表会などでは物凄く頑張るのですが、普段は一週間に2曲位い、という感じです。
先週、楽譜を貸しました。Yちゃんのレベルからは「2ランク」くらい下の楽譜です。良く知ってる「童謡や唱歌」が沢山載ってる楽譜です。
レッスンに来た時「こっちの楽譜(いつもの楽譜)は余りやってない」と言うので、貸した楽譜を先に弾いてもらいました。
完璧でした!
2ランク下なので「弾けて当たり前?」かもしれませんが、実に「生き生きと楽しそうに」弾いてました。
これが、とても重要な事です。
聴き終わって「まるでコンサートみたいだったね」と言ったら「うん、コンサートだよ!(^◇^)」と言ってました。
ご満悦のYちゃんに「いつものテキストも弾いてみる?」と聞いたら「ウン!」と言って弾き始めました。
教室に来たときは「こっちは弾けないから練習してない」なんて言ってたのに、いつもより上手に弾けてました。タッチもとても良かったです。
今までは、多分、一日に宿題の「2曲」を「15分?」くらいしか弾いてなかったのかもしれません。それも多分「毎日」ではなかったと思います。
それが、今週は「8曲」を毎日「30分以上」弾いていたのではないかな?と思います。(本人には聞いてないですが・・・)ですから、「苦手意識」のあった「メイン・テキスト」も「あらま不思議・すらすら~」と、弾けちゃったのだと思います。
知ってる曲・好きな曲・楽しい曲・簡単な曲だとやっぱり練習するんだな~と改めて思いました。
勿論、それだけではピアノは上達しませんが「きっかけ」にはなります。
つまらない(?)テクニックを練習するよりは何十倍も「力」がつくかもしれません。。。と思いました。
生徒さんに寄るので一概には言えませんが、個々の「特質」「特性」に沿ったレッスンをする、と言う事、それが指導者のすべき事である、と言う事を改めて感じたレッスンでした。
Yちゃん、来週の「コンサート」も楽しみしています(^^)/