いつも元気な4歳のT子ちゃんが廊下の椅子にしょぼん、と座ってました。
お教室に来る時、転んで手と足に怪我をしてしまったそうです。
お家で消毒して来たそうですが、手の甲が傷で真っ赤に腫れてました。
かなり痛いと思いますが、大丈夫弾ける!と言いました。
T子ちゃんは、パーティーBが終わり、パフォーマンスBで復習をしてます。
いつものように「5~6曲以上」+コンペの2曲も練習して来てました。
「左手は先生が弾くから、T子ちゃんは右手だけ弾こうね」と言いました。
でも、T子ちゃんは、「左のパートも右手で弾きました」
たまたま、宿題の曲に「両手で一緒に弾く」曲が少なかった、というのもありますが
お家でいつも左で弾いていた部分を、指使いに苦戦しながらも右手で弾いてました。
私の「手」は借りなかったです。
いつも感じてますが、この子は「根性」があります。
レッスン中も、決して私に「甘える」事はしません。
「3歳」の時からそうです。
「なんとか自分で弾こう」「一生懸命練習した曲だから一人で弾こう」
そうゆう気持ちが溢れていました。
ずきずき痛かったと思いますが(傷を見れば判ります)
根をあげなかったです。
そして、連れて来たお母さんも立派だと思いました。
たまたまですが・・・
丁度 T子ちゃんのレッスン中に、その日レッスンのある中学生の生徒から電話が入りました。
「部活でつき指したので今日行けないので振り替えをして欲しい」という内容でした。
「いつなら来れる?」と聞いたら「明日なら」という返事でした。
そんなに早く治るとは思えなかったですが、明日でいいです、と返事しました。
状況がちゃんと判らないので、なんとも言えないですが・・・
翌日来れる程度のつき指なら「その日」に来れるんじゃないかな?と思いました。
「片手(指)を怪我する」子はよくいます。
でも、片方が弾けなくても、もう片方で弾けます。
そうゆう時は「片手だけでいいから来て下さい」とお話しします。
「弾ける方の手」の強化練習をする良い機会だと思ってます。
今日その中学生が来たら、よく状況を聞いて、それによってはきちんと話したいと思ってます。
4歳の子が頑張れたのですから、中学生にも頑張ってほしかったな、と思いました。
話しは逸れてしまいましたが
たまたま同じようなケースがあったので、感じた事を書かせて頂きました。
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