カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

パーフェクト・セミナー

2008年10月20日 | 講座で勉強したこと
「中級レパートリー」の「クラシック期=古典派」の勉強をしました。


バロック期が終焉を迎えたのは
バッハの曲が難しくなり過ぎたからと言われています。

人々は、もっと判り易く、単純でも美しいメロディーを求めるようになりました。

バロック期は、宮廷での教養のある人向けの音楽でしたが
そうでない階級の人、誰が聴いても心が豊かになる音楽が作られるようになりました。

クラシック期の音楽は、今では「癒しの曲」と言われてます。


代表的な作曲家は、ハイドン・モーツアルト・ベートーヴェン

ハイドンは「交響曲の父」と言われ
交響曲だけで、100曲以上作りました。

同じ侯爵に30年以上仕え
その侯爵の、ランチやティータイムの為、常に新しい曲を用意したので多作家になりました。
「ソナタ形式」の大元を作った人でもあります。


モーツアルトは、御存知「神童」と呼ばれた人
彼の曲は大変「脳」に良いという事は、科学でも実証されています。
特にヴァイオリンの高音がいいそうです。
以外とおちゃらけた人物だったようで
その生涯は、映画「アマデウス」で良く知る事が出来ます。

ベートーヴェンは難聴になりながらも
あのような偉大な曲を残した人
回りには隠していたようですが
オーケストラの指揮をしていて、演奏が終わっているのに気付かずタクトを振り続けていた事もあったようです。


ピアノを弾いていて
近現代やポップスもいいですが
完成度が高く、充実感を得られるのは、やはり「大作曲家」のものです。

早いうちから、これらの名曲に親しむ事の重要性を感じました。


そして、ピアノを辞めずに続けられる一番の原動力となる物は
どんな小品でも、自分で弾けて、其れによって「癒される」事を体感出来る事だと思います。

弾いていて、心が豊かになれる経験が幾度となくあれば、それを、自分で気持ちいいと感じれれば、ピアノを続けるでしょう。

私はレッスン中に、生徒さんの演奏で結構癒されてます
コメント
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