kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

大阪アート能/守山で14時間ぶっ通しミーティング

2009-12-26 | 日記
今日は守山野外美術展事務局メンバーとミーティングなんだけど、井上信太さんが美術をやった「アート能」も見たいよね、ということで、まず大阪でちょっとミーティングして、アート能観て、それから守山の東光寺に集結してミーティングの続き、という流れになった。

観に行ったの、これ↓   ↓   ↓

■大阪アート能 新作能「水の輪」
日 時:12月26日(土)16時受付開始 16時30分開場 17時開演
場 所:大阪市中央公会堂

主 催:文化庁・大阪商工会議所
協 力:財団法人山本能楽会・財団法人大阪21世紀協会
事業名:地域芸術振興プラン推進事業

プロデューサ:古谷晃一郎(財団法人大阪21世紀協会)
能楽ディレクション:山本章弘(財団法人山本能楽会)
美術ディレクション:井上信太(美術家)
舞台監督:岸田俊徳(財団法人大阪21世紀協会)
照明:北浦萌美
映像:谷口正博、呉鴻(新視角)
ワークショップコーディネータ:琴塚恭子
美術制作:小寺昌樹、出川晋

建物の外にも信太さんの平面動物が立ってて、いい感じ。ど真ん中の松がかっこいいし、島のようにも見えるし、湿地帯のようにも見える感じで、そこに水鳥が立っていて、美しい。

演目の、ど頭に、映像作家のひとが、なんていうか、ステージ全体というか、上から下までに水を連想させる映像と音を流してから始まった。シュールだ。最初だけだったんだけど、途中にも時々出て来て映像と能がもっと絡んでもいいのではないかと、可能性を感じた。

能自体、すごく久しぶりに観たけど、かっこいいな~~!これは、あらゆるパフォーマンスするひとみんなに勉強になるよ。なんて言うのかなあ、「気」の使い方、っていうと、なんか意味違ってくるな。。「気」を込めたり抜いたりすることで、その場に必要な存在感をコントロールしてる。いや、コントロールしてる、っていうと、思考だけでやってるように聞こえるなあ。それこそ、kananagaがよく使ってる分け方、人間が行動を起こす動機になるものを「思考」「感情」「感覚」に分けて考えるとすごくわかりやすくなると思っているんだけど、その3つともをうまいこと使ってコントロールしてる感じがする。

子どもの登場がかわいかった!みんな、たぶん信太さんのワークショップで作ったんだろうなと思われる、思い思いに色をつけたりした衣装や水鳥のかぶりものをかぶって、パタパタと歩く。プロのぴりっとした感じとのバランスがたまらない。演目が終わったあとの退場が不器用なところがまたかわいい。

音楽がまたよくって、ずっとかたい緊張感でよかったのが続いたんだけど、特に印象的だったのは、子どもたちの最初のくだりが終わったあとの鼓が、速い感じでポップでロックな感じでグルーヴ感ありありのノリノリだったこと。

この日の様子は、井上信太さんのブログにのってますのでぜひこちらを。当日も写真いっぱいだけど、前日も楽しいので。
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井上信太12月26日の日記
井上信太12月25日の日記

さてさて、守山の東光寺に着いたときはもう夜10時前。もうへこたれてすぐ寝ちゃうんじゃないかと思ったけど、、、いやいや、とんでもなかった。メンバーは下は29歳から上は52歳の男性2人で女性3人の計5人、誰一人として、昼までほぼ寝なかったのだ(ちょっと、こてん、とか、うとっ、としたときはあったけど)!無駄話は、本当に全然してなくて、必要なことをちゃんと次々話していったら、14時間もぶっ続けミーティングになってしまった。

この集団、熱いよ!今後の動向を、要チェック!!