kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

林加奈×むすび@緑橋文化祭/めくるめく紙芝居WS@橘大

2009-10-31 | 日記
去年に引き続き、守山野外美術展メンバーである三原美奈子さんがしきっている緑橋文化祭にて、紙芝居劇むすびと共演。

kananagaは「天国へ続く道」と「くまのオッタマ」。むすびは「ねこちゃんの人生スゴロク」、これは、8月31日に水都で初演して、kananagaは場所を間違えたため観れなかった作品。お互いがお互いの作品に参加。うん、いい作品だね。楽しいし、お客さんも喜んでくれて、よかった。

でもkananagaは、一個だけ気になることがある。むすびの、アーティストとしての勢いが、落ち気味な気がする。kananagaは、むすびを、単なる、元ホームレスが頑張って社会とのつながりを取り戻すボランティア活動をする団体、とは思っていない。アーティストとして扱っている。年齢がすすむと体力がなくなるのは仕方のないことで、そこにムチを打つ気はないが、芸を磨いたり、表現を追求する気持ちは、どんなに年をとったって、持っていられるはずだ。例えば、大野一雄さんが車椅子になって、ひょっとして痴呆でよくわかっていないのかな?と思ってしまうほど通常ほうけた印象なのに、舞台にあがった途端見事に踊りを始め、そしてほんとに色々な意味で強烈なものを発することとか。死ぬまで描き続けた画家なんて山ほどいるし。kananagaは、むすびの立ち上げのときに先生役をさせてもらった身として、近々喝を入れにいきたいと思った。むすびは、もっと成長できると思うよ。

さて、午後、めくるめく紙芝居のリハ@京都橘大学の学生会館。会館って言っても、お金持ちのひとの家がそのまま残された建物。そこで絵をひろげ、描き足りてないところを描いたり、信太さんが準備してくれたドアに描いたり。その後、通しリハ。うわ、みんな段取りわかってねえ~~、これで明日大丈夫なんだろうか。。でもね、はっきり言ってねえ、無茶苦茶面白いよ!ただ、今はお客さんなしで、kananagaの解説入りでやってるからね。みんな、明日は今日ほどよさを出せないだろうからなあ。今日みたいなノリでできて、で、PAの問題が解決したら、ほんとにこのままが面白いよ!

ちなみに、マメ知識?安田兄弟は霊が見えるらしい。信太さんも見えたりするらしい。ひろみちゃんも見えるらしい。kananagaは見えない、でも、たぶん多少感じる。マメ知識っていうか?なんだ、マメというより、メモ。