kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

るり渓温泉

2008-06-13 | 日記
忙しくないひとでいよう、と思っているし、お休みが大事だ。

るり渓温泉に行って来た!いいねー、ここ!ここ自体もいいし、途中の道が、自然がいっぱいで、フィトンチッドまといまくり。

授業10回目で脚本の直しと配役/同じ穴のカマジー

2008-06-12 | 日記
今日はまず、先日たいよー劇場で上演した、くまのオッタマを観賞。今みんなで実演紙芝居作品を作ってるし、なんていうか、みんなの映像を見る目が、ただ楽しんで観てるっていうよりも、研究してる感じがする。

今日は、台本を紙芝居仕様に整え、みんなの配役も決めた。時々演奏。次回は、40枚超えの紙芝居の絵を、手分けして描くことになる。

夜、有馬純寿さんが出演するライブを観に、アーバンギルドへ。行ってみて、びっくり、あれ、「同じ穴のカマジー」じゃないか!今日の企画者、カマジーの亀田さんには、以前、カナーアンドリーナオッタマゲッタを「同じ穴のカマジー」に誘ってもらっていたのだ(そのときは日程が合わなかった)。それから、会場には、平盛小でお世話になった藤原先生が。お客さんかと思ったら、カマジーに踊りで出るんだって。世間、狭いなあ。

最初は、ウラトモエ。激しい即興。なかなか楽しいんだけど、音量が大きすぎるのが、ちょっとなにかなあ。サックスやクラの音量なら生でも充分なのに、マイクにガンガン近づけてるから。ドラムもギターも、でかい。。。耐えきれず、途中外へ出たら、耳がわんわんで、一瞬何も聞こえなくなってしまった、危ねえ~~。耳の聞こえは、一度しっかり壊してしまうと大体もとに戻らないようなので、気をつけないといけない。

次、いたずラッコ。以前対バンになったことがある。ソロの、即興演奏寸劇。下半身はほぼパンツで、上半身は保育園児のスモッグのようないでたち。口には、布にくるんだお弁当箱がくわえられてて、直立。それを口から離すところから、パフォーマンス開始。肉食などをテーマとした語りを即興的に繰り出しつつ、時々大きい音を出したり、おもちゃ寸劇をしたり。

その次が,G(カマジー)(う平(piano)+亀田真司(sax,etc)+ヨース毛(cello,etc)+イガキアキコ(vln,etc) )with 伊波晋&きゅーぴー(dance) 。ダンスソロが最初にあって、ひと段落したところで演奏家が登場。チェロのひとが、ほとんどいきなり、上半身を脱いだ。気合い入れるためかしら、と思ったら、更にジーンズを脱いだ、と思ったら、パンツまで脱いで、靴下以外全裸になっていた。でも、チェロでうまく隠しているなあ、これは、慣れている、きっとしょっちゅう脱いでいるんだな。藤原さんは、客席で揺れ始め、まずお客さんにからんでいく。ちょっと、ザウルスの表現に近いなあ。演奏家もパフォーマンスするし、入り交じる即興が、楽しいね。

最後が、RPSA(RAKASU PROJECT.+有馬純寿) 。ラップトップ2台。普段はノートパソコンと呼ぶのに、何故、演奏するときは、ラップトップと言わなければいけないような気がするのだろう、と自分に対して素朴な疑問。即興なんだけど、お客さんとしては、知らないと、仕込んであったものをただ流してるの?と思われかねない、損な役回りの楽器だ。でも、2人とも、飛び道具を色々持っていることで、そこをクリアしている。もうすでに慣れた感じで、飛び道具、という感じも、クリアしてる、という感じも、別にしないんだけどね。かっこいい気持ちいい音を、作り出していた。

第7回たいよ~劇場で、くまのオッタマ上演

2008-06-09 | 日記
ひと・まち交流館へ。第7回たいよ~劇場に、カナーアンドリーナオッタマゲッタが出演するので。出演は、シャープ安田/くろちゃん/おっくん/いく&ZEN/カナーアンドリーナオッタマゲッタ/の順。出演者の皆さん、それぞれ、色々な方向に行ききるもんだなあ、と思った。とても面白かった。

たいよ~劇場の「たいよ~」は、太陽ではなく、「みたいよ~やりたいよ~しゃべりたいよ~、など、あらゆる《たいよ~》を混ぜ込んだもの」で、「みたい人・やりたい人が企画を持ち寄り集うサロン的な劇場」だそうだ。500円でこれだけ観れて、おやつはおかわり自由だし、すごいお得だね。

最初は、シャープ安田さん。タイトルは「バリン」。冒頭、新聞紙を貼った枠にいきなり棒のようなものを突っ込んで、かなりびびらされる、でも、ワクワクする。手に絵の具で色を塗ってあって、いも虫さんのようなものにみたてる。その虫が、色々な壁をばりんばりん破って壮快そうにしている。時々、ふかふかした壁に飲み込まれそうになったり、トゲトゲしたした壁に追いかけられたり、ふくろ状になってて、その中で、あれは、血かな?泥かな?を、表した感じで絵の具がベタっとついたり。勢いが気持ちいい。クレイアニメの実写版のようだ。音楽の選び方にセンスを感じる。話に聞くと、公でないところ(?)では、もっとシュールでとがったことをするひとらしい。そんなんも、観てみたいな。

次は、くろちゃん。いつもは紙芝居をやったりするそうなんだけど、今日は、自作の絵本の読み聞かせ。タイトルは「ひみつ池でぼけ~」。絵本の読み聞かせっていっても、ストーリーらしきものは、無い。池のあたりの風景があって、そこに擬音がいっぱい出て来て、くろちゃんがそれを朗読。なんとも、あじわい深い朗読、くろちゃんだから出せる感じ。あとで絵をみせてもらった。絵もすごくいい。

その次は、おっくんの「はらぺこあおむし」。あおむしや、あおむしが食べる食べものや、月や太陽や、人形やセットがすごく作りこんであって、でも、しっかりつっこみどころを含んでいて、お見事。おっくんは、あまり舞台慣れしてない方らしく、相当緊張してたみたいなんだけど、それが功を奏してか(?)、おっくんの様子がおかしくてしょうがない。てんぱってる様子も込みで、面白かった、いいキャラのひとだなあ。

休憩をはさんで、いく&ZENの「ないしょ」。いくしまひろこさんは普段は《しろいはこ》という名前で独特のパントマイムでの昔話語りなどをしているそうだ。今日は、人形劇団京芸のZenちゃんと一緒に。冒頭、いきなり、正面向きの、こぶりの布団にふたり並んで寝ているシーンから始まる。これがすでにおかしい、ドリフか!ふたりは親子、ぜんちゃんがお父さん、いくしまさんがターくん。お母さんが入院中につきなかなか寝られないターくんに、お父さんがお話する。お母さんがいない間に、こそっと競馬に行ってたのは、内緒だよ、というようなやりとりを、リアリティたっぷり且つかなりおもしろおかしくシンプルに上演。うまい!

最後は、カナーアンドリーナオッタマゲッタの「くまのオッタマ」。それにしても、お客さんが最初から楽しむ気満々で、やりやすい、いい場だなあ、と思った。その割に、どあたま、緊急に緊張してしまったkananaga。緊張は、1分くらいで終わったけど。作品がだいぶ身体に入ってきてて、芯がしっかりしてきてるので、色々即興的に変化球かましたりできるのが、楽しい。パフォーマンスを観てるひとが、参加したくなってくる傾向があるらしいので(もちろん一部のひとが、だと思うけど)、参加したくなってるひとが、パフォーマンス的にもおいしい出方をできるような、仕掛けとか仕組みとか雰囲気作りとか、意識においてみようと思う。

今日の様子、てなもんやのポンタさんのブログには、写真もいっぱい。
http://naokotan.jugem.cc/?eid=717

ところで、いいだ人形劇フェスティバル2008に、参加が決まった(ほんとは間に合わない感じだったんだけど、お願いして、ねじ込んでもらってしまった)。まだスケジュールは微妙に仮だけど。kananagaは、8月の2・3日と、9・10日に、出演する。その間の5日間は、鈴木楽器さん主催のメロディオン&音遊びの講習会が大阪・岡山・広島・名古屋であるし、マルガサリの練習があるし、すべて埋まっている。移動距離も激しいし、スケジュールはタイトだし、kananaga、身体大丈夫か。。。やる前からそーとー無謀な感じがする。いや、このスケジュールでもできるように、体力の使い方が上手になるように、しよう。忙しそうじゃない、忙しくないひと、で、いよう。

エポック前夜で、くまのオッタマ

2008-06-08 | 日記
エポック前夜@京大西部講堂に、カナーアンドリーナオッタマゲッタで出演。エポック前夜のページはこちら→http://blog.livedoor.jp/epochjenya/archives/177619.html

西部講堂、すごいことになってるなあ。なんか、工事中みたいな壁が、が~っとあって、砂利道はやたらでこぼこで大きな大きな水たまりが連なり、乗り捨てられた車とかあって、現在の日本とは思えない感じ。前からこうだったんだろうけど、この、工事の壁がでーんとあるから、不法投棄物がよけい目立つのかもしれない。別の時間空間に来ちゃった気分だ。

弁論と音楽の混ざった感じのイベントなんだけど、中も、すごく独特の時空を作り出している。こんなところで、カナーアンドリーナオッタマゲッタがやってもいいんだろうか、と思いつつ。でも皆さん、フレンドリー。「絵が見えないから前に来てくださーい」と言ったら、すんなり来てくれたし。ほんと、場所、空間が、やたら印象的だったなあ。

カナーアンドリーナオッタマゲッタのリハ

2008-06-06 | 日記
カナーアンドリーナオッタマゲッタのリハ。近々、くまのオッタマの上演が2回続くので。久々の、リナさんと2人のオッタマは、いい感じにだいぶこなれてきた。

結構急遽決まったんだけど、エポック前夜というイベントに、カナーアンドリーナオッタマゲッタが出演することになった。6月8日の22時半頃から、京都大学の西部講堂にて。エポック前夜のページはこちら→http://blog.livedoor.jp/epochjenya/archives/177619.html

ご都合よろしい方、ぜひぜひ、遊びに来てください。

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更に。

6月9日には、たいよ~劇場に出演します。色々見れて、安い!お得です、ぜひぜひ~

たいよ~劇場

とき  2008年6月9日(月)19時開演
ばしょ  ひと・まち交流館 第5会議室(3階)
河原町五条下がる東側 市バス17,205号系統「河原町正面」下車
            京阪電車「七条」下車 徒歩8分
料金  500円(1ドリンク&1スナック付き)
      問い合わせ先 京都人形劇センター TEL/FAX 075-882-2879(留守電)

しゅつえん:いく&ZEN/シャープ安田/カナーアンドリーナオッタマゲッタ/おっくん/くろちゃん


みたいよ~やりたいよ~しゃべりたいよ~、あらゆる《たいよ~》を混ぜ込んだ、たいよ~劇場。

前回〈1月〉の事を思いおこせば…
じっくり心に染み入る言葉、脳天辺りを駆け抜けていく言葉、何か知らないけど口ずさんでしまうやたら発音のいい『ソファー』の一言、そして軽快な大阪弁・・・ああ ほんま色んな言葉の世界に埋もれたって感じでした。
面白かった~!もう一回見た~い!って思っても これっきりの実験作品もあったので見逃した方は おし~ぃ。
だけど 悔やむこと無かれ!第7回も 掘り出し物に出会えるかも・・・
みたい人・やりたい人が企画を持ち寄り集うサロン的な劇場 それが たいよ~劇場!まだたいよ~劇場未経験の方も お集まりあれ~

願いは かなうなり~

うわぁ~今回の出演者濃ぃなぁ~!
と ざっくり全体の印象を伝えつつ
詳しい内容は なんと紹介したらいいか分からない・・・(投げやりな事言ってごめんなさい) でもね どれも見たかった作品ばかりなんですぅ~

前回のたいよ~劇場にも出演していた《しろいはこ》のいくしまひろこさん見る人をひきつけるひとり語り「いくしまさんって ひとりでも面白いけど 二人でやったらどんなんなんだろー」って思ってたら今回やってくれます 劇団の枠を超えてZenちゃんと!
どんな作品が生まれるのやら・・・
シャープ安田氏は 私がかれこれ20年 見逃し続けてきた作品を 
カナー&リーナオッタマゲッタは P氏お薦めで 私も一度 彼女たちの絶叫の渦にハマってみたいと思ってた
あぁ・・・願いってかなうもんですね
謎と期待の詰まった たいよ~劇場 お楽しみくださいませ

授業9回目で、脚本と音楽作り/ケンハモナイトのレポートが!

2008-06-05 | 日記
今日の授業は、まず、P-ブロッが長崎の幼稚園や小学校で演奏してる映像を観賞。

あと、毎回ちょっとずつトークを入れようかなということで、作品を作ったり表現するときの発想はどういうところからもってくるのか、どんなやり方というか現れ方がありえるのか、について、kananaga的見解をさらっとお話。3種類くらいあって、大体の作品とか表現は、その混合技でできていると言えるんじゃないか、と思う。

ひとつめは、現実を直視したところから導き出したテーマで、コンセプチュアルに隙がない感じ。ふたつめは、アホで意味を考えない状態を作り出すことにより、考えたときよりも、意味さえも深くなるおいしいやり方。みっつめは、旅という考え方で、大きな広い意味での旅であり、発想がおりてくるために仕掛けをはってみたり、ひとやら状況やらとの関わりの途中で派生するものを拾ってみたり、自分にも状況に対しても罠をはるようにしてみたり、動いてみたり、って感じのこと。

先週作った歌をもとにお話の基本路線ができているので、今日はそのお話の脚本を作ってしまおう、という日。どんだけ時間かかるかわからないので、早めにとりかかる。同時に、話の中心に出てくる音楽作りもする、ということで、脚本と音楽、2グループに分かれて作業。

以下、作品の概要。

「素直がいちばん~たこるなんて大嫌い」

♪(歌)
 パソコン大好き 小説大好き タバコも大好き お兄さん
 ひとりでいたい ともだちいない 自分のことだけ考える
 お兄さんの名前は たこる たこるは 学校でも ひとり
 頑張るひと みかけりゃ 「うざい!」
 そんな たこるの たこるの ものがたり

あるところに、たこる、という大学生がいた。たこるは、一生懸命頑張っているひとをみると、うぜえとか言って、ばかにするタイプの人間だった。しかも、パソコンに向かうのが大好きで、小説を読むのも大好きで、家にも引きこもりがちだし、タバコも大好きで、不健康である。でもたこるは、本当は、自分も頑張ってやってみたかったのだった。阿波踊りのグループのリーダーは「たこるは、昔の自分や、、、こいつほんまは、めっちゃ踊りたがってる。」と気付き、たこるをグループに巻き込んだ。しかも、たこるの参加により、若干マンネリ化していたこのグループに新しい風が入り、活性化されるのだった。そうしてできたのが、テクノ阿波踊りだった。

と、こんな話なんだけど、いがみあってた2人が一緒に踊ることで超仲良くなったり、いじけてアヒルのおもちゃ楽器をいびってみたり、途中においしいエピソードもすでに色々。ストーリー自体は、殆ど学生たちが考えたものだ。kananagaが引っ張って作る話より、だいぶ心がきれいな気がする~

これからこれを、実演だらけの紙芝居作品にする。できあがったら、そのうち、保育園とかでやってみたい!という意見も出ているので、それもまた楽しみだ。

で、脚本をやってる間にテクノ阿波踊りの音楽を考えてくれたので、それを演奏したり、それに合わせて踊りをやってみたり。下半身にきつい動きだなあ、ということで、軽ーく空手の稽古みたいなこともやってみちゃったりする。更に、滑舌練習もやってみる、という風に、みんな、なんでもやる状態に、すっかり突入だ。夜にはみんなに、脚本を添付して送ってと。授業も折り返しだし、作品づくりに猛進するモードに突入したのかもしれない。


ところで、鈴木楽器の片岡さんより、ケンハモナイトのレポートをアップのお知らせをいただいた。http://www.suzuki-music.co.jp/hammond/melodion/index.htm

このページは、「日々是、口風琴~きままにメロディオン」というページで、なんと、SUZUKI MELODION PLAYERS SITE♪である。鈴木楽器の片岡さんが書いてくれているんだけど、丁寧なレポート&たくさんの写真で、とっても充実している、すごい~、ので、ぜひ皆さん、日々、お目通しを。

音っ原コミチ de ヨリミチオーケストラの打ち合わせ

2008-06-01 | 日記
今日からワークショップが始まってしまっちゃいたかったんだけど、間に合わず。ちょっと、あせらず準備しようよ、ということになり、新井陽子さんと打ち合わせ。ようこさんは料理上手、お弁当を作ってきてくれて、食べながら。んで、色々音を出しながらの打ち合わせ。ようこさん、音を出して喜ぶ様子は、子どもみたいなんだ。以前、ようこさんがライブでピアノを弾く様子が、小学生の女の子が放課後に演奏してるみたいに見えたことがあったなあ、と思い出す。

ワークショッププログラム、いーい感じでできたよー!概要を、ネタバレしない程度に(別にばれるっていっても、結局ふたをあけないとわかんないし、いいんだけどね)メモ程度に書いておこ。毎回宿題も出して、ずっと次につながっていく感じで。

*第1回:なんでも音を出してみる
*第2回:手作り楽器のヘナチョコ音
*第3回:会話音楽
*第4回:約束ごとのある即興と自由即興
*第5回:声・ことば・身体
*第6回:歌をつくってみる
*第7回:しょうぎ作曲
*第8回:絵から物語を発想
*第9回:脚本のアレンジ・演出・役割分担
*第10回:通し練習、マネジメントについて
*第11回:通し練習、衣装作り
*第12回:「音っ原コミチ de ヨリミチオーケストラ・大コンサート!」