kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

授業12回目で台本読み合わせと踊り練習

2008-06-26 | 日記
「素直がいちばん~たこるなんて大嫌い」の台本読み合わせを、絵を見ながらやってみた。どこにどういう演出を入れてみようか、とか、相談しつつ。

紙芝居って、やっぱり、面白いねえ~。みんなの絵がいいもんで、絵が出てくるたびに、笑えてしまう。その絵を見ながら台詞言ったり踊ったり、ぜいたくに楽しめるメディアだと思う。

踊りの練習は、なかなかたいへん。リアル阿波踊りもそうだし、踊りに説得されるシーンがあったり、テクノ阿波踊りを発明したりしなくちゃいけないので。とにかく、腰を落として、歩く練習から。みんな、汗だく。音楽、いい感じ。踊りがノリやすい。

いっこ、うーん、どうしようかな、ということがあって。それは、紙芝居の絵の表面処理。紙芝居って、絵を重ねて使い、紙を抜いたりするので、こすれたりとけたりする画材をそのままにできないのだ。パステルとかで描いたものがあって、それをどうやって、こすっても落ちないようにするか。うえから無理矢理アクリル絵の具の、例えばマットバーニッシュとかでやっちゃうと、あのいい感じが溶けちゃうし。フィクサチーフじゃ、かけてもかけても完全には定着しない。昔、マットバーニッシュのスプレータイプがあって、あれだったら、よかったんだけどなあ。刷毛でぬるとこすれちゃう、なんで、スプレータイプやめちゃったのかなあ。

そんなこんな画材のことを助手の田中さんに相談したら、学内の画材屋さんと連絡とって聞いてくれて、すごくいいものがあることを判明してくれちゃった!田中さん、すごーい!ありがとうございます!それは、ポスターカラーの定着液で、スプレータイプ。商品名は、「トリパブC MATT」。これが、よかった!すぐ乾くし、触っても全然つかない、完璧だ!これから、新作紙芝居をつくるたびに使うことになりそうだ。