kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

うみの日の紙芝居モダン

2007-07-16 | 日記
@門仲天井ホール。今日はWSもあるので、午前中から出動。

WSは、今回はゴンちゃんの仕切りで。ゴンちゃんのmixi日記WS編ライブ編が、すごい詳しく書いてあるので、mixiが見られる方はぜひこちらをどーぞ。

ゴンちゃんは、WSをどんな風に進めようか、がっつり考えて来たそうだ、えらいなあ。kananagaは、だらだらゆるゆる、いきあたりばったり系。それで、いい部分もたんとあるんだけど、両方が兼ね合わせられたら、もっといい。

今日のWS参加者は、大人ばっかり。言葉を聞いて、そこから連想される音楽を演奏してみたり、逆に、音楽を聴いて、何を連想するかを言葉にしてみたり、と、まずそんな感じでウォーミングアップ。そののち、みんなで、音楽を聴きながら、模造紙2枚にがばーっと絵を描く。そこから物語をあれこれ考えてみる。それを、岡野くん、有馬さん、ロムさん、ザウルスの演奏とともに、米田が朗読(kananagaは撮影!)。kananaga、色々と参考になったなあ、ひとのをみるのは、いい。

それから、あわただしく準備して、ライブ。今日の衣装のテーマは、花。みんな、どこかに花の模様のある服を着て、頭には花飾り。

出だしは、チンどん屋風(どこが?と言われるかもしれない、オリジナリティあふれるちんどん屋風)にわいわいと楽器を鳴らしながら入場。メンバー紹介紙芝居を、今日の演目ではいわゆるもっとも紙芝居らしく(とはいえ、ゆるーく)。みんなの似顔絵をkananagaが描いたものをみながら、それぞれのひとのエピソードを語ったり、演奏を入れてもらったり。

本編1つめの紙芝居は、有馬純寿×林加奈による、即興紙芝居。kananagaが今まで色々なひとと作ってきた紙芝居の絵の一部(それでもそーとーな数の絵)を山盛りにしといて、即興演奏、即興絵選び&物語作り&紙芝居の枠に絵をはめるパフォーマンス。有馬さんの日記に、「林加奈を惑わせろ」とあったが、最初に有馬さんが、あえて普通に解説してるのが意外で、そこで最初に惑わされた(笑)。昨日のうちに結構緊張しておいたので、今日の緊張はそこまでではなかったものの、やっぱり少しは緊張していたのだろう、まだまだ色々できたなあ、と、あとからなんやかんや思いついてくるわけ。終わってから、有馬さんといっぱい話して、またやろう!ということに。ゴンちゃんの日記によると、お客さんのひとりが「心臓にくるスリリングな紙芝居」と言っていたそうな。

2つめの紙芝居は、米田文×Rom Chiakiによるライブペインティング型紙芝居、に、ほかの演奏者もだんだん加わる。絵は、1辺1.5m程度の白い段ボール紙を四角く立体的に組んだものに描く。冒頭は、絵を描く動作とテルミンの演奏動作をシンクロさせていくところから。そこは、楽屋に待機してたから、実は見えてなかったのだ、どんなんだったんかなー、面白かったらしいのだ。この紙芝居に関しては、もういくらか、決め事をしておくのが、よりいいように思う。役割が入れ替わらないことが暗黙の了解程度に決まっていたので、例えば、kananagaが絵に手を出すことはない。でも、必ずしもなんでもありにする必要はない。つまり、完全即興でないのなら、いくつかの決め事をすることが、とってもよかったりする。即興そのものにもっと専念でき、表現が鋭くなるから。即興って、そうだなあ。決め事のある即興と、本当に何も決めておかない即興と、どっちもそれぞれ、好きなんである。

しかし、いきなり続けて即興物を2つ、ほほほ。。。でも、そもそも紙芝居というものは、非常に即興性の高いものだったらしい。昔は、絵のうらに文字は書かれていなかった。なので、演者が、絵を見ながら、お客さんの反応や空間に呼応しながら、その場で物語をつむぎだしていたのだ。裏に文字を書くようになったのは、戦争の頃に検閲を受けるためだったんだそうな。

休憩をはさんで後半。

3つめの紙芝居は、赤羽ザウルス美希のはなうた紙芝居「牛が生えるよ木の下に」。米田文が「ぱらぱらマンガ」をパラパラさせる役で助っ人出演。kananaga、これも、スタンバイ中で見れてないのだー。でも、ザウルスが暴れているのは、音でよくわかった。ザウルスは、はなうたをよく歌う。その、個人的妄想的はなうたを、紙芝居にしたわけ。それにしてもザウルス、役割的に完全に飛び道具である。

4つめ、最後の紙芝居は、「トマトの花と雪の国」。原作・音楽監督は岡野勇仁(冒頭の曲は有馬さんの曲。挿入歌はみんな、岡野くん作曲)。歌詞は、岡野くんと、ザウルス。紙は、ロール、絵巻物型紙芝居で、全部米田文が描いた、すごいよ、幅1mくらいの障子紙を17mも!!それを、米田が語りをしながらくるくると巻いて、物語が展開する。いやー、絵、いいねえ。登場人物は、全部ザウルスが台詞、かなりいい感じ。歌は、すべてkananaga。演奏は、岡野くんの麗しいピアノ、ロムさんのテルミンはロムさんの性格がそのまま出てて大変気持ちいい、有馬さんの安定しつつも遊び心満載の音楽やSE、んで、kananagaのおもちゃ楽器と鍵ハモ。途中にちょっとしたマトリョーシカパフォーマンスもありつつ。

kananagaは今回、歌と演奏に専念させてもらった(いつも、あれもこれもやってて、専念できてないことが多くなってしまう傾向にあるので、そう仕向けてくれたゴンちゃんや岡野くんに、感謝)。頑張って歌った、自分の、声、歌い方、今回やってみて、ちょっと確立してきてるのを感じる(せばまる、という意味ではない。ぐんぐん、のびている)。おもちゃ楽器・鍵ハモ演奏も、あー、もっともっと演奏したいなーと思った。

打ち上げで、色々話す。反省点が色々出る、っていうのは、かなりいいこっちゃ!と同時に、このままで満足してないので、がんがん先に行きたい、そして、ていねいに、やっていきたい。

本日ご来場くださいました皆様、ありがとうございました~。来たかったのに来られず、でも、応援くださった皆様、ありがとうございました~。お手伝いくださった皆様、ありがとうございました~。

紙芝居モダンリハ

2007-07-15 | 日記
門仲天井ホールで、紙芝居モダンの最終リハ。搬入ってことで、車で出動。セッティングだけで、意外と手間取ってしまう。

「トマトの花と雪の国」を中心に、リハ。歌、「愛のクリシェ」の最高音がでにくかったのでキーを下げたら、驚くほど覇気がない感じになってしまった。あわわ、やっぱりもとに戻してみる、あれ、ちゃんと最高音まででるわ。家や車で練習した感じと、ピアノ生伴奏&PA&会場とでは、そーとー違うなあ(そりゃそうだ)。「太陽の歌」は、今朝歌詞もらって、しかもテンポが速いし、楽譜のメロディーと対応されてないし、かなりてこずる。この演目のkananagaの受け持ち部分で、一番の大曲2曲に不安が残る状態。今夜と明日の朝、なんとかしましょう~。

終電組がお疲れ様で帰宅したあと、車組(Romさん、ゴンちゃん、kananaga)が、会場作りを完成させる。実は今日、展示もちょっとだけしたかったんだけど、これ以上は明日に支障がありすぎると判断し、展示は断念。なにしろゴンちゃん、最後のほう、口あいて、動きとまってたからね、たぶん、頭が疲れて。

本番前には、疲れることをなるべくしたくない、専念したい、なのに、何故にいつも、こう慌ただしくなってしまうのか。リハの段取りとか、ね。そーろそろ、きちんと見直す必要がある。

あさっての紙芝居モダンにぜひ

2007-07-14 | 日記
紙芝居モダンにぜひ!どうやら、これ、ひじょーに面白いことになるんじゃないかと。

紙芝居CMはこちら!
http://dogalog.excite.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48090634/48090634peevee59771.flv

「海の日の紙芝居モダン」

2007年7月16日(月・祝)@門仲天井ホール

1月に行われた「モガとモボの紙芝居モダン」第二弾。
今回はサウンドアーティストの有馬純寿さんとテルミン奏者のRom Chiakiさんをおむかえします。

14時~17時
あっというまに紙芝居作っちゃおうワークショップ

音楽から生まれる絵と物語。を体験しつつ、音楽つきの紙芝居をあっというまに作ってしまいます。
参加費500円

18時30分開場 19時開演
紙芝居ライブ

ピアノ・電子音楽・テルミン・はなうたが、絵と出会って生まれる紙芝居世界。
かるたとり的即興・ミュージカル&絵巻物紙芝居・はなうた紙芝居・テルミン&ライブペインティングなどなどを、とっても音楽的にライブします。

一般1500円 会員1200円 学生1000円 中学生以下500円(当日それぞれ500円増し)

出演
林加奈(音楽家・画家・紙芝居師)
米田文(陶芸家とかいろいろ)
初代ピアノ屋岡野勇仁
赤羽美希(はなうたアーティスト)
有馬純寿(サウンドアーティスト)
Rom Chiaki(テルミン奏者)

みなさまぜひぜひ御覧ください!!

夏の旅

2007-07-13 | 日記
向井山朋子さんのコンサート「夏の旅~シューベルトとまちの音」@門仲天井ホールへ。

「旅に出るといつも考えることがある。
 知っている、ってなんだろうって。
 知っていたつもりだった事柄が、一瞬のうちに無効になったり、
 知らない場所の知らない人たちに妙に親しみを覚えたり。

 誰もが聴いたことのあるシューベルトの即興曲に、そこに住む人たちが
 集めた街の音のサンプルを織り込んでいく。
 それは東京から始まって、北に進む旅とともに少しずつ形を変え続ける。
 ゆっくりと、私達が「知る」まえに。」

と、ある。コンサートは、とても印象に残るものだった、朋子さんを、観た。すごい。朋子さんの演奏は、すごく向き合っている音がする。そこまで見なくてもいいのかもしれない(たぶんキツイ)ところにも、ぱっと見、軽々と、境目なしに踏み込んでいく。そこには、ある意味気負いはなく、もしくは、生まれてからずっと気負っていて、もしそうだったら、どこまでも自然体で、無防備なまま動いている、ってことになる。とにかく、そういうところまでいっていることで、その表現は、強烈でしかも優しい。それにふれることで、kananagaのまわりにドロドロとはりついているなにかに、溶解液をいれてもらったみたいな感じがする。

朋子さんが今準備中のプロジェクト「wasted」への参加呼びかけメッセージが書かれたものを、コンサート後に手渡される。冒頭、書いておいてみる。

「今夜はそこに座っていてくれてありがとうございました。

コンサートホールという特殊な空間で音楽の持つ熱のようなものをみなさんと共有できることは私にとっていちばんの喜びです。
いつの頃からか、私はその熱の行方が気になっていました。
それはすぐに散ってしまうものなのか、どこかに残って保たれていくものなのか、観客の方が家に持って帰って、何か別のものに変容していくのか、って。
ここで交換したこの熱(エネルギーといってもいいか)を取り出し、繋げて、新たな形を与えたいと思って始めたのがwastedです。」

やりたいこと、思ってることが、ストレートに、すごく、よくわかる。うまくいえないけど、色々思う、感じる、あー、感覚的に、わかる、という感じ。これに参加することは、ひとによっては、嫌なわけではなくとも、かなり躊躇する内容のようなんだけど、kananagaは全くためらいなく、参加表明を出してきた。ふーん、そのへん、なんでだろう。年末にはwastedの3か国語のサイトが立ち上がるらしい。

今日、久しぶりに、朋子さんの娘のキリコに会った。無茶苦茶かわいい、12歳。彼女が3歳の頃、お家に何日か泊めてもらってて、だいぶ一緒に遊んだ。朋子さんなしで、野村誠とキリコと3人で、美術館におでかけなんかもしたなあ。7歳か8歳の頃、ちょっとお家をたずねたときも、少しおしゃべりしたけど、でもキリコは、憶えてないらしい、ありゃー。でも、ちょっとしゃべると、ああ、本質的には、3歳の頃とかわらないなあ、と思った。打ち上げでキリコが、みんながちゃんこ鍋をつついているところを、丁寧にスケッチしていた。すごい集中力だ。「夏の旅」の当日パンフの中にある青空背景の写真は、キリコが撮ったものらしい。

紙芝居モダンリハ@門天

2007-07-11 | 日記
今日は有馬さんがこれないけれど、紙芝居モダンのリハ@門天。

「トマトの花と雪の国」は、巻物タイプの紙芝居。ためしに広げてみる。見えてる画面の広さは、四六全判(109.1cm×78.8cm)程度。いつもやってるサイズ、4切(54.5cm×39.4cm)や8切(39.4cm×27.2cm)の4倍とか8倍の面積があるわけで、見やすいなー。そして、ゴンちゃんの絵が、いい。音楽、歌とかのあわせを次々と。うーん、華やかだなあー。

なんと、「うみの日の紙芝居モダン」のCMが、もんてん日記2007年7月12日のところに、アップされました。ちょっと気恥ずかしい、でも、ありがとうございます!皆様、ぜひ、ご覧くださいませませ~。
http://monnakaten.exblog.jp/


そして、ぜひ、紙芝居モダンにお越しくださいませませ~!!
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★7月16日(東京)

海の日の「紙芝居モダン」

@門仲天井ホール http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/index.html

今年の1月18日~20日に門仲天井ホールで行われた「モガとモボの紙芝居モダン」の第2弾です。
異ジャンルのコラボが光るこの企画、今回新たに、テルミン奏者のRom Chiakiさん、サウンドアーティストの有馬純寿さんをお迎えします。

当日は、ワークショップと、ライブがあります。


●「あっというまに紙芝居作っちゃおうワークショップ」

 ナビゲーター:米田文、林加奈、ほか

  午後2時~5時(要予約、で、お願いします)
  参加費500円

  ノスタルジックな音色と奇想天外なストーリー。
  みんなで創った紙芝居も、ライブでやっちゃうかも。


●紙芝居ライブ

 夜7時開演
 前売 大人1500円 学生1000円 小学生以下500円
 (当日はそれぞれ500円増し)

 スリリングでどきどきワクワク。
 うみのひを楽しくしてくれる、アートイベントです。


 出演

 林加奈
 米田文
 岡野勇仁
 赤羽美希

 有馬純寿(サウンドアーティスト)
 Rom Chiaki(テルミン奏者)

うみの日の紙芝居モダン フライヤーはこちら

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ちなみに、ねんざは、ほぼ完治した。


それと、ゴンちゃんいわく、kananagaの日記は、ツッコミどころ満載なんだって。「実家にある馬のような動きをする健康ダイエット器具に乗りながらアイス食う」とか、そういうアホな話題のとき。でも、なぜかコメントをいれないゴン米田。別にゴンだけではなく、全体的にコメントの少ないkananagaのブログ。。。読んでくれているひとの多くは、ひょっとして、PCの前で一人で声に出して、あるいは心の中だけで、突っ込んでくれているのだろうか、、、と、想像するのも、なかなか、楽し、嬉し。

紙芝居モダンのリハ、カレーを食いながら

2007-07-10 | 日記
朝からプチ読書。先日、久々に、岡本太郎氏関連の本を(4冊)大人買いしたので。「強く生きる言葉」「愛する言葉」「壁を破る言葉」「自分の中に毒を持て」。どれもいい。最初の3冊は、印象的な言葉が各ページに大きいフォントで並んでいて、言葉がストレートにきやすい。泣ける、笑える、うなずける。どれも、おすすめ本だー。ちなみに、「今日の芸術」はもともと持ってて、これもおすすめ。

kananaga実家で、7月16日@門仲天井ホール「紙芝居モダン」のリハ。メンバー紹介紙芝居の方針相談。有馬純寿×林加奈の即興物語つくりの紙芝居の可能性を色々さぐる。全員出演の「トマトの花と雪の国」の曲を聞かせてもらう、絵を見せてもらう。衣装どうしようか~、などなどなど、カレーを食いながら打ち合わせ&リハ。

うは~、ちょっとお~、楽しいよ、これ!楽しみになってきた~。

武蔵小金井アートランドでリハ

2007-07-09 | 日記
昨日のWSで、実はちょっと怪我をした、右手人差し指の、ねんざ。子どもの足が指にあたったのだ。それをやったときは、あまり痛くなかったのに、夜になってだんだん痛くなってきた。レメディは、いくつかとった。夜行バスに乗る前に、コンビニで(しっぷがなかったので)、ひえピタみたいなやつを、買ってみた。よし、冷やせ冷やせ!このくらい痛いと、鍵盤の演奏はきついし、絵を描くのもきついし、パソコンは中指を中心に打つ感じになる。タイミング的に、差し迫っての細かい作業がないときで助かった。怪我には、もっともっと気をつけないといけないと思った。

7月18日「インザミスツ」のためのリハのため、アートランドへ。ライブペインティングのための、養生ビニールシートをはってみたり、紙をはってみたり。加藤チャーリー千晴さんが、kananagaの新曲を演奏してみてくれる。まだアーティキュレーションや強弱が全然書き込まれてなかったので、その辺、書き込んでもらう(ほんとは、書き込んだものを渡さないといけないのにね、ごめんなさい)。紙芝居「やこあゆご、こころのたび」も軽くやってみる。加藤さんにやってもらうところを説明する。紙芝居、新作を作るつもりだったが、もしか間に合わなかったら、もうひとつは「うみのひと」をやるかもしれない。新作が中途でてきとーになるよりは、そのほうがいいしなー。しかも、「うみのひと」は、東京ではたぶんまだ1回しかやってないんじゃないかと思うので、そういう意味では、もっと観てもらいたいし。

夜になると、ねんざはだいぶよくなってきた。

音遊びの会に行ってきた

2007-07-08 | 日記
昨日パッキングした2つのでかいスーツケースを、明け方頃宅急便に出しにいく。近所の早起きな方が、変な目で見ていたかもしれない(このひとこんな時間に、スーツケースひきずって、しかも何で2つ、みたいな)。中身には、紙芝居の枠と、今まで作った紙芝居の絵がほとんど入っていて、大変重い。もう一方は楽器と衣類。スーツケースって、重さ量らないし、サイズ測らないし、料金一律なんだね、始めて知った。こんなに重いのにね、ラッキー♪

午後、久々に音遊びの会へ。なんか、すごく、人数多い、大人が多いのかな、すごい大所帯な大家族で、にぎやか!2pfの千野さん、新井さんも遊びに来ていた。お久なひとも、お初なひとも、どうぞよろしくお願いします~。今日は、保護者リーダー格のまりこさんより、ちょぴっとリクエストがあったりするのだった。声や身体を使いたい感じが、子どもたちにじわじわ出てきている気がするんだけど、それがでてくるような空気がなかなか、なかったので、そのキッカケになるような、なにかがほしい、ということ。

まず、ためしに、いきなりkananaga発で、声を出してテンションあげてみようか、ということになった。でも、なんか、やりづらー、最近来てなかったから。最近の普段の雰囲気や、いつもやってることが、よくわからないまま、とりあえず突っ走ってみる。これが、走りすぎ&実は高度なことを要求しすぎてたようで、子どもたち全然ついてこず。kananaga、実は導入が下手だったのか!鍵ハモの導入講習の仕事とかやってたことあるのにねえ。あ、そうか、あれ、一応、参考にしていいマニュアルがあるんだわ。あういうの、ちっとは参考にしたらいいのに、kananaga、そういう応用がきかないところがある。

とにかく、一旦、いつもやってる感じのグループワークに変更。なるべく丸腰(楽器なし、声とか身体のみ)を導入して、ってことで、ちょっと相談して、音楽を作ってみる。この状況下では、kananagaはひたすら、好きにあばれてみる。みんなを触りにいってみる、あおってみる、叫んで挑んでみる。みんなの反応や音楽が、楽しい、でも、暑い。。。汗、だーらだらのだーらだら。

ボイスでなにかする感じが、ひとによってははっきりと、ひとによってはうっすらと、伝染していった感じはある。発表してるひとにそれが見えることもあれば、見てるほうのひとがなにかもそもそと言っているのもあって。

発表してる音楽、どれもいいなー。微弱音系もあれば、ゲームのようなやりとりもあれば、コラージュ的なのもあれば、トランス系のもあれば、ごきげんな感じのもあれば、寸劇風なのもあれば、アホらしいのもあれば、美しいのもあれば。

最後に、ちょっとみんなで、微弱音で声を出してみよう、ということになった。美しい、その中から、時々遊びが出てくる。ときどき、雑談のようなものが出てくる。いいね。その流れが、なかなか途切れない、名残惜しいのか。そのうち、もうおやつ会にしよーよー、って声があがったのをキッカケに、「おやつ会のうた」ができた。これ、毎回歌うといいんじゃないかな。

そのあと、軽く飲みにいき、深い話、浅い話、現実的な話、夢のような話、アホ話、色々して盛り上がった。kananagaは、このあと夜行バスで東京へ向かうため、紙芝居モダンで使う花の髪飾りをたくさん持っていたので、ちょっと出してみせびらかしてみた。そしたら、なんだかみんなとても楽しく幸せそうになる。花って、すごい力があるんだなー。男のひとが花をつけるのも、かなりよい。今度のライブは、花をつけようかー、って話になった。

2pf@ブリッジ

2007-07-06 | 日記
今日は、2pf=千野秀一+ことりや工房企画、2台のピアノによるワークショップ&コンサート、大阪ピアノピクニック、に、出演するので、新世界ブリッジへ。

その前に、すぐ近所にあるむすび事務所をたずねる。ホームレス・アート国際フェスティバルに参加するために招聘され、ロンドン行きを目前に控えた、紙芝居集団むすび。うーん、海外公演、とか、口に出して言ってみるもんだねー、実現しちゃったよねー。

みなさんきっと今頃、英語の勉強もしてるだろうから、いきなり英語で挨拶しちゃれ~、と思って入っていったら、Nyさんがご機嫌で、「Hello~~」と言ってくる、しまった、先を越された!

今読み練習が終わったところのようだった。みなさん、緊張と、ワクワクにあふれていて、かなり生き生きしてる、はしゃいでいる。来年には80歳になるAさんも、かなり青春オーラを出している。体調が心配めだから、行かないことにしようかなー、と言っていたSさんが、「えー、俺もやっぱ行こうかな~」と言ったり。唯一の60代Nyさんが、砂連尾理さんに振り付けしてもらったダンスをやって見せてくれた。Nyさんがいることで、なんていうか、全体のポジティブオーラも優勢になっている気がした、いいなあ、と思う。ほかのメンバーは、これまで、ややもすると、ワクワクよりも緊張が勝ってきやすい感じなことも多かったので。

ちなみに、むすびのおじさんたちの中には、初海外のひとも何人か。70歳とか超えての初海外、しかも招聘されて、紙芝居公演をする。その、ドキドキ感は、いかほどのものであろうことか!皆さん、気をつけて、楽しんで、行ってきてください!報告を楽しみにしてますー!


さて、ブリッジへ。とにかく今日は、即興のピアノをいっぱい楽しむ日だ。第1部はピアノデュオ即興WS。千野さんが書いた、ピアノ2台、12人で弾く曲をやってみる。脈拍でテンポキープしたり、手を出しておいて、触られたら音を鳴らす、という感じの曲。わいわいしててクスクスしてくる。ひとの脈拍で拍をとるのは、なかなか大変だ。

それから歳森彰さんの発案で、出演者も、WS参加者も、ソロを1分ずつくらいやってみる。演奏自体も、それぞれなるほどー、なんだけど、次のひとに交代するタイミングのような、空気感のようなのも、それぞれで、なるほどー、と、面白い。

そのあと、色々な組み合わせでデュオの即興をひたすら。ピアノばっかり、でも、色々な顔が見える。kananagaは、WSのときは、森下雄介さんと。なんとなく、ピアノのボディをコンコン、表面をキュッ。森下さんが、結構こちらの顔を見て演奏する感じだったので、やりとり顕著な即興になった。大きい動きで演奏してるうち、森下さんも中腰になってきて、千野さんに椅子をとられてたので、kananagaも椅子をはずして、飛んだりはねたり隠れたりしながら演奏。愉快だ!

第2部2pf即興コンサート。こちらの出演者は(敬称略)、千野秀一、沼田里衣、林加奈、下村美佐、新井陽子、歳森彰、加藤千晴、関根悠介、森下雄介。今日、音遊びの会メンバーの原山つぐみちゃんも出演するはずだったんだけど、昼に学校の行事があったこともあり、熱が出ちゃったそうだ。kananagaは、つぐみちゃんとデュオがあたる予定だったので、ありゃー、残念。その代わり、ではないけど、最後に千野さんが、観に来てくれていた音遊びの会メンバーの鈴木勝くんを招き入れて演奏した。

演奏順。関根×下村、新井×歳森、沼田×森下、加藤×林、休憩をはさんで、千野×歳森、林×関根、下村×森下、新井×沼田、加藤×ヒコさん(WS参加)、千野×鈴木。kananagaは、前半は加藤千晴さんと。後半は関根悠介さんと。

弾いてると、時間感覚がなくなるのだなあ。どんなだったのか、かなり客観視できず。WSよりもコンサートのほうが、より、客観視できず。ずっとピアノだけ、という状況で、なんか、空間がピアノよじれしてるという感じがして、ひとの分まで(コンサート全体を)客観視できず(録音、ざっと聴いたけど、まだじっくりは聴けてない)。変な感覚だなー、で、面白いのよ。ピアノだけ、そして、ほぼ即興だけ、こういうシンプルなこと、そう、よけいなものがそぎ落とされたこと、どんどんしたいんだ。でも、なんでもかんでも入ってるものも、もちろん好きだ。

前半は4組約1時間ですっきり終わってるのに対し、後半はその倍くらいあった。ほかのひとのを聞いているとき思った、あ、今終わったら美しかったんだけど、まだその先に行っちゃうんだー、ということが、後半のセッションでは幾度となく起きる。その様子は、まるで、遊びが終わってしまうのがいやで、「はい、もう寝んねしようね」「やだー、もうちょっと~」てな感じでだだをこねる子どものようだ。

楽しく、出会いも嬉しく、勉強になる一日であった。

第5回たいよ~劇場を観に

2007-07-03 | 日記
「みたい人・やりたい人が企画を持ち寄り集うサロン的な劇場、それが、たいよ~劇場」だそうな。プロ・アマ入り混じって、ジャンルも入り混じって、お客さんはたった500円で観られる、という、素敵な企画である。もう少し前から存在を知ってはいて、出るほうにも誘ってもらってたりしてたんだけど、やっと今日、初めて観にいけることに。河原町六条の、ひと・まち交流館へ。(たいよ~劇場の問合せ先は、京都人形劇センターになっている。)

最初は、人形劇団京芸メンバーで、現在しらゆきひめチームで、しらゆき鍵ハモ隊メンバーの、チャカさん、もとい、ビール亭チャカさん。何をやってくれたのかというと、正統派落語!ろくろくびのお話。びっくりした~、なんでもできるねえ~。落語そのものも面白かったが、緊張しまくっているチャカさんが更におかしくて、それですでに笑われている。京都で、(チャカさんは北陸出身だそうだが)江戸弁を聞くのもなんだか変な感じだ!落語とか、紙芝居とか、なんとなく語り口調が江戸言葉っぽくなるから不思議。

2番目は、めい遊さんによる「北海盆歌」。「人形芝居」をやる方で、今日のはマリオネットな感じの人形だ。その人形が、踊る、とにかく踊る。1人のゆかた着た人形は、足の動きがポイント。その靴を台にたたきつけ、リズムを打つ。そのよこに、ときどき口がパカーッと開く3人の人形がいて、歌っている。これ、最初のゆかたの人形で手はふさがっているので、3人の人形は、足で操っているのだろうか?この、口が開くのは、インパクトが強い、「あいのて」の、うたごえアニメがこんな感じだったなあ。それにしても、つまりは人形の動きを見ているだけなんだけど、でも面白いんだよねー。

3番目は、らせんくらぶの中村昌剛さん。「らーくん」という、性格がすれたこひつじのぬいぐるみとの、ボケツッコミ的な「おおかみと7匹のこひつじ」。途中、子どもが言いたくて(ツッコミたくて)、がまんできずに、ちょっとしたオチを先に言ってしまうと、らーくんは、「だまってみとけ」と、子どもにすごむのがおかしい。そのアドリブは、その後何回も使用されることになる。この繰り返しが、客いじりが、大事だ、関西だ、kananagaが更に学ぶべきところ。ぐだぐだ的雰囲気でありながら、安定した表現だなあ。

4番目、ラストは、だるま森さんとえりこさんのデュオ紙芝居。まず、だるま森さんの髪型がすごいんですけど。。。おっさん(すいません)の大五郎カットは初めてみたが、すごいインパクトだ!そして、いきなり、新聞紙で作った派手な衣装をわっさわっさ音たてて登場(写真)。「本編よりその前が長いといわれます~」などのおしゃべりも楽しい。演目は「ほいほいミュージック」、kananagaの大嫌いな、夏にたくさん現れる黒とか茶色ですばやいもののお話(絵はリアリズムでなかったので、恐怖心はそんなに起きず、楽しんで観られて、よかった~)。えりこさんはクールに、高い声やたいこやアンクルン、その他、打楽器を中心に演奏。でも、ときどき、ダミ声のセリフを言ったりするギャップが、きいている。紙芝居自体に、引っ張ると動く、とかの仕掛けが色々あって、楽しい。うん、この、クラフト的な工夫も、紙芝居の楽しみなんだよねえ。そのあと、だるま森さんが創って、特許までとったという、ハルオンハープという楽器を演奏。楽器で特許!す、すごい。

人形芝居とか紙芝居とか観て、あー、話の筋とかは、かなりどうでもいいんだなー(笑)と、あらためて思った。もちろん、話に比重をおくのもあり。そのひとそのひとで、また、その演目その演目ごとで、表現のおきどころはころっころ変わっていい。

終わってから打ち上げに参加させてもらった。ここに集まってたメンバー全員、表現に関わるひと(出演する側もしくは制作側)で、なんかやたらキャラが濃いうえに、大声なひとが大半、という、kananagaにとっては、今まであまりなかった状況だ(大概、大声はkananagaしかいなかったりするから)。

打ち上げ参加者の皆さんを、かきとめておく(kananagaがまだよくわかってない方もいらっしゃるが、わかる限り書いといてみた。リンクも、わかるところははってみた)。kananagaから席順右方向へ。

リナさん(カナーアンドリーナオッタマゲッタ)。ビール亭チャカさん人形劇団京芸/しらゆき鍵ハモ隊)。とくださん(人形劇関係)。おおたさん(山城のほうでもうじき人形劇のなにかをされるそうだ)。小谷つねさん(八幡市人形劇連絡会/人形劇団くじら)。小林さん(人形劇団京芸、制作)。どんちゃん(人形劇団京芸/しらゆき鍵ハモ隊)。ゼンちゃん(人形劇団京芸しらゆき鍵ハモ隊)。かっぱちゃん(人形劇団京芸/キャプテングック杏子役)。くろちゃん(人形劇団京芸/制作)。中村昌剛さん(らせんくらぶ)。だるま森さん。えりこさんめい遊さん(奈良を拠点に人形芝居活動)。江村さん(京都人形劇センター)。ふくたさん(人形芝居くろずきん)。のださん(人形芝居くろずきん)。山崎さん(人形劇団京芸/キャプテングックお銀役)。しみずちかさん(Gokko/人形・ぬいぐるみ・パペットのデザイン・制作・出張講習)。郷田瑛子さん(Trade Mark Kyotoシアターズーイalphabet/それぞれ主宰)。ポンタさん(パペットてなもんや)。で、kananaga。

長野県の飯田で、毎夏「いいだ人形劇フェスタ」というのがあるそうで、今日出会ったみなさんの大半は、そのフェスタに参加するらしい。人形劇、と言っておきながら、紙芝居だろうと、なんだろうと、パフォーマンス系のことならもうOK、みたいな、かなりゆるーいものらしい。今年で言うと、8月2日から5日まで、その期間、まちじゅうが、そういう出し物であふれるらしい。すごい、日本で、そんなのあるんだ~!これは、行ってみなければ、ということで、うまいこと、その辺のスケジュールがいけたので、kananagaとリナさん、郷田瑛子さんの車に便乗させてもらうことにしちゃった!今年はとりあえず観に行って、来年は出演を考えよう。あ、そうそう、たいよ~劇場も、次回はきっと、出演させてもらおうと思っている。

久々に告知を一気に

2007-07-02 | 日記
久々に、告知を一気に。あいだあいだも、まだ増えるかもしれないけど。

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★7月6日(大阪)

@新世界ブリッジ

「2pf・大阪ピアノピクニック」
~2台のピアノによる即興ワークショップとコンサート~

■第1部■
ピアノデュオ即興ワークショップ
14:30 open 15:00 start

■第2部■
2pf即興コンサート
18:30 open 19:00 start
ワークショップ参加者募集中。ピアノの演奏技術、経験は問いません。
音を出してみたい人、表現したい人、自分一人だけでなく他者との関係の中から何かを見つけたい人、ご参加ください。
見学だけでもOK。
参加を希望される方は下記INFOの「ことりや工房」まで予約をお願いします。
定員15名。7/5まで受け付けていますが、定員になり次第締め切らせて頂きます。
第1部、第2部どちらか片方だけのご入場も可能です。

出演:
千野秀一
沼田里衣
原山つぐみ
新井陽子
歳森彰
加藤チャーリー千晴
林加奈
ほか

ADMISSION:
■第1部■
ピアノデュオ即興ワークショップ
参加・見学ともに¥1000
※介護の方、中学生以下無料

■第2部■
2pf即興コンサート
前売¥2000当日¥2300(ともに+1ドリンク¥300)
※第1部に演奏で参加の方、介護の方、中学生以下無料
INFO:
ことりや工房
kotoriyakobo@yahoo.co.jp

大阪ピアノ・ピクニック フライヤーはこちら

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★7月16日(東京)

海の日の「紙芝居モダン」

@門仲天井ホール http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/index.html

今年の1月18日~20日に門仲天井ホールで行われた「モガとモボの紙芝居モダン」の第2弾です。
異ジャンルのコラボが光るこの企画、今回新たに、テルミン奏者のRom Chiakiさん、サウンドアーティストの有馬純寿さんをお迎えします。

当日は、ワークショップと、ライブがあります。


●「あっというまに紙芝居作っちゃおうワークショップ」

 ナビゲーター:米田文、林加奈、ほか

  午後2時~5時(要予約、で、お願いします)
  参加費500円

  ノスタルジックな音色と奇想天外なストーリー。
  みんなで創った紙芝居も、ライブでやっちゃうかも。


●紙芝居ライブ

 夜7時開演
 前売 大人1500円 学生1000円 小学生以下500円
 (当日はそれぞれ500円増し)

 スリリングでどきどきワクワク。
 うみのひを楽しくしてくれる、アートイベントです。


 出演

 林加奈
 米田文
 岡野勇仁
 赤羽美希

 有馬純寿(サウンドアーティスト)
 Rom Chiaki(テルミン奏者)

うみの日の紙芝居モダン フライヤーはこちら

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★7月18日(水)(東京)

ライブ@武蔵小金井アートランド

加藤チャーリー千晴さんが、奇数月第三水曜日に武蔵小金井アートランドで行っている、レギュラーコンサートに、ゲスト出演。

In the Mists
19:30~

HOST:加藤チャーリー千晴(PIANO/DJ他)
GUEST:林加奈(作曲/紙芝居/他)
林加奈作曲の「好転反応2」や新作を弾いたり、紙芝居やライブペインティングを行う予定です。

インザミスツ フライヤーはこちら

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★7月28日(土)(大阪)

いずみ子どもカレッジ2007
あいのてさんと音楽会で会おう
夏休み音楽会

林加奈は、司会をします!

いずみホール http://www.izumihall.co.jp

フライヤー表
フライヤー裏

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★8月14日(火)(京都)

ライブ@バーうさぎ

三日月soup
エプフェル


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★8月21日、22日(大阪)

ガムランシアター「桃太郎」全幕上演(再演)

詳細はまた、アップします。


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★9月16日(滋賀)

ガムランピクニック

公演のためのワークショップ日程
8月25日、26日
9月8日、9日、15日


詳細はまたアップします。

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★9月24日(神戸)

シンポジウムに参加します。

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坪井湯湯個展・「ホホホ美人とエビフライくん」再演

2007-07-01 | 日記
ゆゆちゃんこと、坪井湯湯の個展会場、大阪・北浜 月眠ギャラリーへ。

今日はオープニングで、「ホホホ美人とエビフライくん」を上演する。この作品は、初めての再演。さあて、どうなることやら。この紙芝居は、メイクがかなりがっつり。顔、かゆいー。

紙芝居は、なかなか面白かったようだ、ほ。お客さんからは結構笑いが起こっているんだけど、どかんという感じではない。あとで聞いたら、ひとによっては、大笑いしそうなのを、必死でこらえたりしていたらしい。がまんしなくていいのにぃ~。いや、でも、別にそれでもいいというか、笑っていいのかどうなのかわからないくらいが、いいかもしれない。そう、「微妙」な感じ。

再演ってのも、初演とはまた違う部分で、ものすごくやりがいがある。今日やってみて色々思ったので、すでに次の再演が待ち遠しくなっている。


ゆゆちゃんの布絵は、ひじょうに気持ちのいい空間を醸し出していた。空間ができあがっているので、紙芝居もやりやすかったように思う。ゆゆちゃんの、い方、とでもいうんだろうか、ゆゆちゃん本人の醸し出している空気感を、更にクリアにした感じ。作品は、布に描いてるんだけど、全然想像できんかった感じだった。ドライポイントって、銅版画だけの技法だとおもってたら、ビニールのようなものをけずってインクをそこにしみこませて、で、布に版画、っていうのも、ドライポイントって呼ぶんだね。マーカーでの作業がそのまま残った、窓、というタイトルの作品。そのタイトルは、わかる、という感じと意外、な感じを共存させている気がする。うん、いい、「微妙」で、いい。

ゆゆちゃんの個展は、2週間やってるので、皆様ぜひ、おでかけください~。

坪井湯湯展 布絵
2007年7月1日(日)~14日(土)12:00~20:00(最終日~17:00/月曜休廊)

オープニングイベント 7月1日(日)19:00頃~(無事終了~)

大阪・北浜 月眠ギャラリー
〒540-0031 大阪市中央区北浜東5-3 植田ビル1F
tel&fax 06-6947-3611