テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

ゲッキンライブスープ

2012年10月19日 | ゲッキンライブ
■『Get King Live』を観に行きました(16時30分~18時 ヨシモト無限大ホール)

出演
御茶ノ水男子
出雲阿国・エレベーターマンション・オバアチャン・あげは・大江すぐる・ダイタク・ともくん・イナズママイ・エンドウコウキ・横澤夏子・ジャム
爆笑コメディアンズ・からくりタンバリン・ザ・プレジテント・サボテン・ダンビラムーチョ・トムボーイ・とりあえず・爆破ミント・マルチェロ
ヨコハマホームラン


無限大ホール通常公演レギュラーを目指し
将来有望キラキラ若手芸人達が毎日しのぎを削る、ゲッキンライブ。
ブックオフの前で手売りチケットを買ってフラッと来たお客様、バイト先に芸人がいる友達に頼まれて来たお客様など
老若男女客層は幅広いが、芸人に対する思い入れはあまり強くないようだ。
舞台の目の前の超アリーナ席には、誰も座っていない。

沖縄九州と、関西弁以外の方言でネタをするコンビも目立っていた。
ダイタクは達者だった。
久しぶりにもっこりフェスティバルが見られて満足。
イナズママイの口内炎コント、保健体育コントのジャム
からくりタンバリンのペット漫才、とりあえずの佐賀漫才がおもしろかった。
サボテンというコンビの漫才は、大ウケしていた。

華麗なダンスのファンクドッグを解散してピン芸人になった、大江すぐるの漫談も良かった。
おもしろくてダンスが凄くてお喋り上手でカッコ良すぎてオシャレで絵もうまい、非の打ち所がない。
全て揃っているのは、逆にお笑い芸人としては難しいのではないかと勝手に心配する。

みんなの敵、出雲阿国は独自路線を貫く。
ネタでは、圧倒的歌唱力とピアノ演奏の上手さで威圧する。
「同期ライブします」「ユニットコントします」
といったエンディングでのフレッシュな告知に混ざった出雲阿国の告知は
出雲阿国「恋に効く開運スープをプロデュースしました。ファミマで販売になります」
一筋縄ではいかない。
ザコのベーコンのように会社を通していない闇商品ではなく、もちろんオフィシャルなスープだ。


毎日行われているゲッキンライブで上位となったコンビは、レギュラーとの入れ替え戦ゲッキンファイナルに進出できる。
その注目のゲッキンファイナルのチケット10組20名分が、ジャンケン大会で勝ったお客様に無料でプレゼントされる。

しかし、客席の誰一人ジャンケン大会に参加せず。

「タダですよ、いらないんですか??」慌てる芸人達
「ゲッキンファイナル、MC豪華ですよ」

そこでやっと数名のお客様が挙手をする。
もう、どう考えてもジャンケン大会は開催できそうにないので
芸人達が客席に懇願し、プレゼントのゲッキンファイナルのチケットを引き取ってもらう。

「空気読んで、気を使って貰ってくれただけだから、絶対見に来ないじゃん」との声も上がる。
こんな平日の夕方にわざわざお笑いライブを観に来ておきながら、客席はあまりお笑いに興味がないようだ。

2月のゲッキンライブ