テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

クレイジーサミットだーじーだぁ

2012年10月07日 | 天才のハブさん
■『東京クレイジーサミット』に行きました

天才Bコースハブと、世界一のあるある職人兼デスものまね芸人RGと、ただの狂人ハリウッドザコシショウによる乱痴気お笑いフェス。
もう客足が伸びる事は期待していないので、ステージの方を広くして満員感を出すという斬新な手法がとられた。
アホマイルド坂本MCのもとメインステージ、座敷ステージ、床ステージの3ステージのどこからも目が離せない。

そもそも
“朝7時までマツケンサンバ、30分以上音楽が止まらないイスとりゲーム”と紹介しているロフト側はお客様を呼び込む気があるのか
この文言を読んで「行こう!!」と立ち上がるお客様は少ないのではないか。
今年も少数精鋭のお客様に見守られ、時間と金の無駄遣い東京クレイジーサミットが幕を開けた。
いやいや、こんなにお客様が少ないのにロフトがイベントに超協力的なのは何故だ。
「生配信を2兆人の人が見ている」(ザコシショウ談)からなのか。

オープニングという体で1時間以上続く本日の出演者紹介で、RGは高級そうな小箱を取り出す。
なんと箱の中身は、裏にレイザーラモンと彫ってある認定漫才師バッチだった。
しかし、THE MANZAI本戦サーキット終わりのRGは宣言する。
「THE MANZAIより、こうして今日来てくださっているお客様でしょう」
ちなみに、トレエンたかしは去年の認定漫才師バッチをお気に入りのメイドにプレゼントしたのだという。
たかしは全然トレンディではない。一方的にもらったメイドも、認定漫才師バッチの重みをわからないだろうに。

さて、今夜も続々続々やってくる超有名人の方々にしつこいネタに
ハブのライディーン弾き語り、
RGのお客様の地元のあるあるお客様の名前のあるある単位のあるある、
ザコシショウのすぐ寝ちゃうコント
デカいズボンをひたすら引っ張り上げるコント。
パンツ芸界は、大蛇がもはや政界の人となりつつある今、ライバルはヒッキー北風くらいだ。

ネタあるあるモノマネ、三位一体のおもしろさを見せつけ最後まで飽きさせないRGの
ハッスル吉本陸上での勇姿も上映された。
誰よりも動きにくいハルク(裸足)、ケンタロウ(エプロン装着)のまま100メートル走で俊足を見せる。
以前見た時は、シルバーウルフや海老蔵のまま疾走し圧倒的速さでゴールしていた。
密かに、ハブとの100メートル走対決が見たいと思っている。
もちろん、おどるポンポコリンブルースverに中島らもの完コピも絶品だ。

バイきんぐは直属の後輩なのに、キングオブコントで番組側から応援コメントを拒否されたザコシショウのモノマネも力業だった。
赤プルと好楽師匠のモノマネ。ザコシショウには、どう見えていてどう聞こえているのだろうか。応援コメントをしなくて大正解。


その全てがエンドレスマツケンサンバ地獄へのフリなのではないかと戦々恐々としていたが、ラストは
大迫力の3ステージ同時ネタラッシュだった。圧巻。
同じネタを機械的に続けるサイコなハブ。ザコシショウの自作自演の監禁漫談。RGのあるある…
お客様達を雑司ヶ谷R.I.Pの石田吉蔵とみなしているのか、どこにも逃げ場がない3方向からのお笑い波状攻撃。呼吸ができない。
しかし、ザコシショウのスーパーコス大絶叫に引きずり込まれRGまでもがションベン熱唱の末
なんとか終演し、無事に解放された。よく、まっすぐ家に帰れたものだ。

モノマネで笑い合うザコシショウとRGからは人間味が感じられたが
最後までブレずに寿司のコントをずっとやり続けていたハブは、抜群にヤバい。
ここが、妻帯者のザコシショウRGと独身のハブの違いなのか。
ハブを世に放ってはいけないと思った。