テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

アベニューQ

2012年10月15日 | おでかけ
■『Avenue Q』を観に行きました(20時~22時10分 NEW WORLD STAGES)

架空のアベニューQ通りのアパートの人々の物語。
英検5級の英語力をひっさげ、鑑賞する。
登場人物は、それぞれが人生に恋に行き詰まっている。もがいている。目標や夢を前に悩んでいる。
それでも暗くならず、差別まで観客全員が共有して笑えるのは
この舞台が、人形劇でもあるところが大きい。という様子を感じ取る。

役者陣は、歌やダンスはもちろんのこと、1人で何役もこなしパペットまで操っている。ただただスゴい。
特に、モンスターのケイト役とセクシーシンガー役を1人でこなす女優がなんて器用なんだ。

観客にはカップルが多く、セツクスシーンもバカウケしていた。細かい描写に皆が大爆笑だった。
そんな場面が出てくる度に、周囲のカップル達は密着度を高める。
ドライアイスのスモークのため、客席がぐんぐん冷えていくのに反して
結婚式の場面の後の客席のカップル達は、それはもはや前戯、というくらいイチャイチャしていた。

大人な人形劇と周囲のアダルトな絡み合いに、刺激を受ける。
劇中では、アダルト産業程安定した投資先は無いと説き
インターネットはポルノを見るためのものだと断言して、みんなで歌って踊っていた。

全然エロい舞台ではないのに、行き場のない性的興奮を持て余す。
アバクロホリスタ前のそそるええ身体の兄ちゃん姉ちゃん達に、いかがわしい視線をぶつける事しかできない。
身体は火照ってる。