テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

写真展パリふがし節分の豆

2012年01月29日 | キュートン系
■『河村正和写真展記念トークライブ キュートンin下北沢HIBOU HIBOU』に行きました
(18時~19時25分 下北沢HIBOU HIBOU)

出演
増谷キートン・くまだまさし・しんじ・椿鬼奴・アホマイルド・カメラマンの河村さん


開催数日前にTwitterで密かに行われた告知をたよりに
会場までの道のりで迷っていたら
コンビニや看板ではなく
まさかの、出演者であるキュートンメンバーが屋外で寒さに震えている姿が目印になり
会場に到着する事ができた。

しかし入場したものの、大人7人がトークライブのできるスペースなどなく
そもそも、酸素がなくなるので寒いけれど30分に1回は換気をしないといけない
ガラスのエース三杉君的な、生死に関わるイベントだった。


クーデター中のフィリピンで
うっかり軍事機密を撮影してしまい、アメリカ軍に拘束されてしまった経験があり
おとうと弟子は戦場カメラマン渡部陽一なのに
今や2時間のキュートン本公演中に1000枚以上も撮影したと聞いて
キュートンメンバー自身からも、これはただのフィルムの無駄遣いだと思われている
変態カメラマン河村さんの写真展を記念した、トークライブ。

キュートンメンバーでさえも、自腹で参加したフランスのジャパンエキスポに
愛妻の反対を押し切って、ぐずる幼子を置いて
もちろん自腹で同行した変態カメラマン河村さんの
キュートンinフランスの写真は
これでも約6000枚の中から厳選した、ほんの一部にすぎないそう。

現像してみたらキンタマが写り込んでいて、使えない写真だったなんて事があるあるな
腕は確かなプロ変態カメラマンの河村さんの写真は
プロマイドならマルベル堂のように、よしもと芸人ならカワムラくんと信頼のおけるもの。


フランス滞在中のキュートンは
隣の楽屋はX JAPAN、向かいの楽屋はいがらしゆみこ先生に肩を尻をブリーフを並べ
世界各国、30社近くから取材があったそう。
だが、日本のメディアはマンスリーよしもとだけだったという。
(それも、担当者がたまたま休暇でフランスを訪れていたため
パンクが5じ6じカップで優勝した時に取材を怠った分は、これで取り返しただろう)

フランスでのキュートンメンバーは、有名になるきっかけとなった
あらびき団のポージングの格好をしていた。
しかし、1箇所だけさすがに世界を意識して変えている所があって
パソコン担当しんじの持つパソコンが、いつものVAIOからMacになっている。
どうしても日本でMacのしんじを見たかったら、NGK公演を観に行けばよいらしい。

めでたくハーブティーの店は閉店したが
ハーブの勉強がしたいからという体裁でついていったテイカトウは
ホテルで同室だった変態カメラマンの河村さんに拒否され
アホマイルド坂本の部屋に乗り込んで「後ろから壊してッ」と
ベッドで欲望を爆発させていたそう。


フランスに行ったからと言って
劇的に仕事や収入が増えた事もないが
今田耕司東野幸治藤井隆が
ホテルオークラでキュートンメンバーにご馳走をしてくれて
高価なシャンパンまであけてくれたと感謝していた。
その食事会では、たっぷりと
大花いじりトークしかしなかったそう。


急遽決まったイベントできちんと告知ができなかったのに
ご来場ありがとうございました(3回目の換気をしながら)
とキュートンメンバーは感謝の言葉を述べ
お客様のほとんどは、Twitterを見てきたという事で
改めてTwitterやネットはすごいね、という話になり
くまだまさしのmixiは、誰も見ていない事が証明された。

東京吉本若手漫才協会落下事件

2012年01月26日 | 漫才のライブ
■『東京吉本若手漫才協会』を観に行きました(19時~21時15分 恵比寿エコー劇場)

出演
ロシアンモンキー・LLR・若月・デスペラード・天狗・囲碁将棋・エリートヤンキー
ゆったり感・トレンディエンジェル・タモンズ・井下好井


タウンホール、プリンスシアター、エコー劇場と
公演回数を重ねる度に、もしや規模縮小??と思わせる東京吉本若手漫才協会の本公演。
新宿下北沢品川恵比寿神保町と、東京吉本若手漫才協会は東京をドサまわる。

あえて小さい劇場で開催することで、チケットのプレミア感を出しているのかと思いきや
本当は、エコー劇場はマラカナンと同規模の巨大スタジアムだけど
オープニングに登場した会長のロシモンの存在感があまりにも大き過ぎるから
なんだか劇場が小さい気がすると、錯覚してしまう。

という訳で、設立から1年以上経過し
内部からも外部からも苦情が絶えなかった
“オープニングが長過ぎる問題”が、今夜ついに解決した。
もう、オープニングでは出演者全員集合をしないという画期的な方法で
ついに長年の懸案事項は解決された。
なんとかロシモン2人だけで、ミニトークライブくらいの長さでオープニングをまとめ
本編が始まった。
こんなにちゃんとしていたら
ミニコントと茶番の合間にちょこちょこっと漫才をしているライブ構成だとは
誰も言うはずがない。


今夜のテーマは“ご当地”
今日の漫才のネタは著作権フリーで、本当に地方に営業に行った際には
共有しようと考えているらしい。

これで、いつイランやジャマイカで漫才の営業が入っても大丈夫。
ジャマイカはSNOBの1人勝ち時代も、終わりが近い。
もちろん、神奈川福井埼玉愛知どれもおもしろかった。
トレンディエンジェルだけは、秋葉原ネタで本ネタと変わらないと
会長から叱られていた。
ただ、神戸と横浜を扱うコンビが数組いて
どうしても被ってしまっていた。


本日もたっぷり漫才を堪能し、シャレオツ恵比寿に合わせてお上品にまとまった。
最後は、全員集合でシャレオツに告知をして終演
としたかったのだと思う。

だから漫才のライブだと散々言っているにも関わらず
オープニングでトークとミニコントができなかった分を取り返そうと
全員が臨戦体勢だった。トレンディエンジェル斎藤なんて逆に、惰弱に弛緩していた。

ドリフの泥棒コントのタンスのように
無理にオープニングを押し込んだら、結局全部エンディングに飛び出てきた。
こんな所で思いもかけず、質量保存の法則を実感することになるとは。
エンディングでは、漫才の振り返りも告知もせずに
メンチビーム対決とミニコントとクールポコ選手権が催された。
もはや、何部構成なのかわからない。
“エンディングが長過ぎる問題”は、手がつけられないくらい重症になっていた。

神保町会議

明暗ふきだまりCD 選抜決定

2012年01月24日 | お笑い
■『FKD48 4th LIVE~明暗~』を観に行きました
(19時~21時45分 座・高円寺2)


東京の若手お笑いライブシーンをいつまでも支えている
ということは
いつまでたっても事務所ライブやシアターD界隈でくすぶっている芸人ユニットFKD48のライブ。
三拍子高倉は、そんなこの本公演よりも打ち上げを重視している。


マシンガンズ鬼ヶ島だけでなく、圧倒的吹き溜まり感は敵なしと誰しもが納得していた
FKDのキャリア組、絶対的エースのHi-Hiまでもが忙しくなってきて
もう、FKDの稽古や打ち合わせには参加できていないそう。
何が誰がハネるかわからない世界、平子も扶養できるようになるかもしれない。


センターは総選挙の上位者と決まっている大所帯のFKD48では
なかなか、全員が目立つ事はできない。
「もっと篠宮さんが見たい」とアンケートで訴えたオジオズ篠宮ファンのために
オープニングMCには、篠宮とダブルブッキング黒田が大抜擢されていた。

これは、関係者の皆様に猛烈アピールできるチャチャチャチャンスと
篠宮は開演5秒でフィーバーの大声を出し
開演10秒後には、チャンスなんていらんと心が粉砕していた。
FKDではウケないフィーバー
しかし、ホームの角座では…むしろもっと静まり返るフィーバー。
いつどこでフィーバーするのが正解なのかは、誰にもわからない。

でも大丈夫、ダブルMCのもう1人の黒田がいるから心強い。
相方の川元から、一切目を合わせてもらえなくても
相方の川元から、相方にするのは別に誰でもよかったと言われようとも
折れない強い心の持ち主である。

だが、最後の頼みの綱である黒田が
「黒田さんメガネにちん毛のってるよ」と、信じられない事を言われていた。
鼻毛が出てるや、パンツが出ているではなくて
メガネに陰毛のせMCなんて、本当に斬新だと思った。
さすが、吹き溜まりの名に恥じない立派な所作だ。
同時に、毛の神出鬼没ぶりには恐れ入る。
陰毛に侵されていないこの世の最後の安息の地が、メガネの上と言われていたのに
これでは、毛のいいなりになるしかない。どこにも逃げられない。


CDデビューの選抜を決めるコーナーの後は
ユニットコントコーナーが続いた。
そのユニットコントがどれもおもしろくて
磁石永沢の女装が、今まで見てきた芸人の女装の中でぶっちぎりで1番かわいくて
衝撃を受けた。

つい先日、ユニットコントはあんまり好きではないと言っていた自分に
「違う」と教えたい。
「でも、FKDのユニットコントはきりがない、長い」とも、教えたい

JAL名人会があるから本日の出演はキャンセルになっていたトップリードが
間に合うくらい長い時間、ユニットコントは続いた。
しっかり衣装とメイクを仕上げてきゃりーわがぱゅ、レディワガで登場できるくらい
ユニットコントは終わらなかった。
(和賀の次回作は2000ワガひゃくで♪右和賀左和賀交互に見て~の予定
和賀は「コントやらしてくれよ」と、不満を漏らす)


次回までに、平子は売れてFKDからフェードアウトできるのか。
大嫌われ担当の下池は、なぜたった1人で出演していたのか。
プレイボーイ流れ星瀧上のコントはリアル。
吹き溜まっている卑しい一体感で、楽しいライブだった。
ただ、この流れでも
ダブルブッキング川元はきっちりと打ち上げには絶対に参加しないと強い意志をみせていた。

FKD総選挙

ワンアワーハワイグアム

2012年01月22日 | トークライブ
■『フットボールワンアワー』を観に行きました(22時~23時 ルミネtheよしもと)

出演
フットボールアワー


後藤が売れっ子の、フットのトークライブ。
まずは、ギャルソンでキメてきた今夜の岩尾ファッションを
みんなでじっくり鑑賞の時間が設けられる。
岩尾は、テレビ番組では共演者の方々とのバランスを考え
なかなか、着たい服が着られない不自由を話す。
今日のような舞台でないと、最高の岩尾ファッションをお客様にお見せできないそう。

売れっ子の後藤も、最近では目を覆いたくなるファッションセンスが注目されている。
同じようなアイテムを持っている岩尾からしたら
1つ1つのアイテムは良いものなのに、なぜそんなにもダサいダサいになってしまうのか
不思議に思うらしい。

さらに売れっ子の後藤は、例えてスマートツッコんでスマートに、運動神経悪い芸人と
様々な分野での大活躍を見せている。

岩尾「今日も、たったの1時間しかないって言うんでしょ」
「ただトークだけやって、これから仕事なんだって言ってすぐ行っちゃうんでしょ」
もう都合の良い相方扱いはたくさんと、憂いを帯びた表情で岩尾は訴える。

そんな売れっ子の後藤だから、お正月はザ・芸能人のザ・ハワイで過ごすのも当たり前
ザ・芸能リポーターが待ち受けるザ・空港の出口で
見事なまでにスルーされたそう。
しっかりと、対芸能レポーターからの取材シミュレーションもしておいたというのに
芸能レポーターは、誰1人としてマイクを向けずカメラを構えなかったそう。

岩尾「あなた本当に売れているんですか??」

マンガを熱く語るピンとこない

2012年01月18日 | 菊地先生
■『マンガを熱く語る会』を観に行きました(21時30分~22時40分 無限大ホール)

出演
ポテト少年団菊地・犬の心押見・POISON GIRL BAND吉田・平成ノブシコブシ徳井
グランジ大・マキシマムパーパーサム長澤・LLR福田・ミルククラウンジェントル
こりゃめでてーな広大・ライス関町・囲碁将棋根建・エリートヤンキー西島


アイドルイベントから先輩との海外旅行まで完璧にこなす、博識きっちり菊地先生と
菊地を慕う生徒達が
好きな漫画について深く熱く寄り道だらけで語るライブ。
今夜の漫画は、文字が少なくコマ数も少ないので
チビっ子から大人まですごく読みやすい漫画、バキシリーズについて。
念能力だスティグマだ言っていたり、君のいる町のようなご都合ドベタ展開は
やはりどこか非現実的だが
バキには、超絶リアリティしかない。

村上金田と、生徒達は売れたら勝手に菊地先生のクラスから卒業していくものなのに
骨折をおしてまで、徳井はやって来た。
しかし、肋骨が4本折れているくらいでは怪我の扱いをされないのがバキ。

実写では不可能と言われていた巨大な昆虫との闘いを
見事にCGを使わずに生身の身体だけで表現したのは、インポッシブルだけではない。
バキだって、エアー蟷螂との死闘を見せてくれた。
体力測定の長距離ではイメージだけの枷で疲労困憊となり、驚くべきタイムを叩き出した。


なんでこんなにもバキについて書いてしまっているのかというと
新弟子くん関町が、稽古と本場所の合間をぬって関町ノートを綴っているからでもあるし
親子ゲンカの合間をぬって、なんと本物のオーガが無限大ホールに降臨したから。
ピラミッド内部の壁画にも描かれる程、もはや古代から最強の存在のオーガが
わざわざ菊地先生の授業に足を運んでくれた。
私達は、オーガを見た。興奮した。
DA PUMPの曲に合わせて現れるオーガの顔。


菊地先生がどうしてもやりたくて仕方がないトーナメント入場シーンを紹介していたら
それだけで、早くも終演時間となってしまった。

菊地パーフェクトの異名を持つ菊地が
何度開催しても、やっぱりこのライブでだけは時間配分が下手なままだった。

8月はスラダン

公開プロフすーなかに改名

2012年01月16日 | トークライブ
■『6期生公開プロフィール』を観に行きました(21時30分~22時30分 無限大ホール)

出演
ロシアンモンキー・マキシマムパーパーサム・チーモンチョーチュウ・ピクニック
アームストロング・グランジ大、五明・ふくろとじけんちゃん


よしもとのお笑い芸人養成所、東京NSC6期生達の公式プロフィールが
5年も前のものなので、更新しましょうライブ。
実は東京NSC6期生ではない事は周知の事実のチーモンに
人気と集客はおんぶにだっこの不遇の6期生。

昔、タケトがプロフィール欄に実家の住所までしっかり載せられていたと話していたが
誤っている事も多いらしい。


マキパはオーディションに行く度に
「似てないね」と言われていたという。
なぜかマキパの2人は双子というプロフィールになっていたから。
さらにマキパつよしは、ハゲとるやないかッに突出したそのツッコミの実力が評価され
まさか2000年デビューのはずはないないと
もっと後輩の、東京NSC9期生の扱いをされていたそう。


本名は錦鯉太郎で、コロンビアのゲリラ出身なのに
間違ったプロフィールの、秋田出身のグランジ大で世間に認識されてしまっているから
今さら正しいプロフィールには戻せないと、グランジ大は訴える。


ロシモン中須は、プロフィールに記載して欲しい体重を希望して
逆に自分がプロフィールに寄せていってみせるとした。
ついでに芸名も“中須ともかズーラシア大陸”改め“すーなか”で活動すると
宣言した。


同期芸人ばかりが集まったライブで、出演芸人達も
いつもよりのびのびしているように見えた。
それは、1時間のライブなのに1つ目のコーナーに40分以上かけていた所からも明らか。
同期ばかりだからこそ出てくる
コンビニ防犯カメラ事件、アルミホイルの変質者事件、ビデオ配達事件
べしゃり暮らし藤川凍死の再現寸前事件
と、どれも事件と名付けずにはいられない詳しく聞けば聞く程に
無法地帯エピソードだらけで、愛しにくい6期生達だった。
チーモン以外が不遇なのも、納得せざるを得ない。

カメラがまわっていたので配信もあるようだが、一体どの部分を使うのだろう。

前夜祭ハザマ覚醒ガオー

2012年01月14日 | YOSHIMOTOライブスペシャル
■『よしもと若手ばかり 春の♪~うららの~♪単独祭り2012前夜祭』
を観に行きました(19時~21時50分 ルミネtheよしもと)


前夜祭には、単独祭り出演芸人だけが出演を許される。
しかし、なぜか今夜はインスタントジョンソンが混ざっていて
熱心に、グランジの男のキャデラック会議室を刮目せよと言っていた。
インジョンは、生で見ると意外に3人とも巨大で
ケンカばかりで、全然お疲れちゃんをしてくれなかった。

さらに、単独祭りには参加しないsexy zoneまでサプライズでやって来た。
テレビでしか見た事がなかったが、本物のsexy zoneは2人組で
1人はメガネでブーデーでゲーハーで
もう1人はクリクリお目めで、やたら瞬時にハキハキと関西弁でツッコんでいた。
結構、テレビで見る姿と違っていた。

誰にも強く押されていないのに「ちょっと押さないでよ~」と
Bコースハブが勢いよく飛び出してきては
若手芸人ファンの女の子達が口々に「もうホントやめて」とつぶやき
女の子達が続けて「てか、なんでBコースいんの」「早く無限大卒業してよ」
と、大きめの声でつぶやく光景も客席では恒例となっている。

そして、単独ライブグッズのTシャツファッションショーも行われる。
前売りチケット激余り芸人達は、抱えきれない大量のチケットの束を持参して
さらに告知を行う。
アピールしたくて仕方がない、お決まりのくだりをやりたくて大渋滞している
前売りチケット激余り芸人達の交通整理は、きっちり完璧芸人ポテ少菊地が端然と行う。
それなのに、ポテ少も前売りチケット激余り芸人不動のレギュラー。
この世の不条理が、垣間見える。

ライブ終演後には、チケット大手売り会が開かれる。
だから、前夜祭は手売りのためのフリのイベント。


単独ライブの時間も場所も知らない
そもそも単独ライブを行わないのにやって来たブレーメン岡部が、大活躍していた。
コーナーでは、ずっと見ていたい岡部の一発ギャグで告知タイムをたくさん獲得するも
やっぱり岡部には、告知をする単独ライブがない。

常夏、横夏、横澤夏子もライブに来ていただきたいとアピールする。
なんと今日だけの、手売りチケット購入特典があるという。
普段はしないという横澤夏子のウインク顔を、特別に撮影してもよいらしい。
「これは絶対に買いでしょう」と
自分達のチケットをさばかなくてはならない芸人達までもが、色めき立つ。
ただ、素人のカメラ技術では
なかなか横澤夏子のはみ出る顔面をカメラにおさめる事ができないのが難点。


最後は、いつもの入江Pに代わり
ピン芸人なのに、Rー1はエントリー辞退のご身分の畑中しんじろうが開会宣言を行った。
畑中しんじろう「すずらんだけスベれッ」


もちろんロビーでは、単独ライブチケットの手売りに勤しむ芸人達の大声が響き渡っていた。
トレンディエンジェルたかし「さいとうさんは~」
トレンディエンジェル斉藤「ハゲてます~」
「さいとうさんは~」「ハゲてます~」
と、延々と叫ぶトレンディエンジェルの熱心な手売りの声を聞きながら帰った。

2700のおかげで、長年の疑問だった器用で芸達者な影ナレが
ケレン三戸(旧三戸キャップ)だとわかって、スッキリした。

昨年の前夜祭

松竹VS浅井13回忌が得意

2012年01月13日 | お笑い
■『事務所交流戦ライブ~松竹芸能VS浅井企画~』を観に行きました
(19時~21時 新宿角座)

出演
なすなかにし・オジンオズボーン・うしろシティ・パワフルコンビーフ
スパローズ・花香芳秋・流れ星・ドドん


昨日のグランジVSラバガに続き、若手芸人界隈では戦火が止まない。
債務整理芸人スパローズ率いる浅井企画芸人と、松竹芸能芸人が激突した。

日常的に泥水を啜ってここまで大きくなったスパローズは
「泥水おいしー」と、元気いっぱい。
梅小鉢が病欠という発表を聞くやいなや「なんだよ、女出せよ」と
威勢良く、やる気とダメさをみせる。
「最初に8600円という生々しい金額が借りられたら
コツコツ積み重ねて総額で40万円まで絶対イケる」と
簡単お役立ち借金の仕方の披露も忘れない。
ナマポ編の次のシリーズでは、主人公のモデルとなっているだろう。


パンチUFO以来の仏のスマイルお坊さんコンビのドドんに、花香芳秋と
イロモノで攻めいってきた浅井企画芸人だが
どうしても、スパローズの印象ばかり残っている。

事務所さすらい芸人でもあるスパローズは「もう松竹の中に入り込んだからな」と
中から侵食する第11使徒イロウル的な心づもりを見せる。


オジオズ篠宮も、負けずにフィーバー!!を炸裂。
確かにFKDでは、フィーバー!!は全くどうにもならない。
だが、さすがにこの自前の劇場では地の利をいかしフィーバー!!が鉄板
というわけではなかった。

ちょうど、Digのテーマが吉本興業100周年についてで
「松竹がかつては5座を誇り、興行界では圧倒的だったが今では吉本に及ばない」
というのを聞いた時に
もちろん、ホームのフィーバー!!があんなんだった篠宮を思い出した。
せめて、どホームでフィーバー!!はウケておかなくては
松竹が再び覇者となる日は、まだ先になりそうだと思った。

VSマセキ編

グランジVS ラバガ先代の社長

2012年01月12日 | お笑い
■『グランジVSラバーガール』を観に行きました(19時~20時30分 無限大ホール)

出演
グランジ・ラバーガール・シソンヌ


ツッコミ不在のトリオ芸人グランジが、さまざまな芸人を呼びつけては
共に、パキューンと撃たれて倒れるライブ。
鬼ヶ島にキンコメを経て、今日はラバガ。
グランジは人力舎にロックオンしたよう。
ラバガ大水は、殺られてたまるかオロナミンCを飲み干してやると意気込んでいる。


ゲストの芸人達が
「両サイドが殺し屋顔とスリ顔で威圧感がすごい、コワい」
と、グランジについて話すのはお決まり。
「そんな事ないです、なんでですか」
と、グランジ3人が強く否定するのもお決まり。
でも今夜も、グランジはただただ爆発しているだけ破壊のコントと
大男達の一心不乱のバンザイがオチのコントをしていたから
もう、見た目だけでなくネタにおいても弁解の余地がない。
お願いだから、実はコントに何か強いメッセージ性が隠されているという事にしてほしい。


ラバガのコントはいつもおもしろい。
それなのに、ペットボトル極小エコバックビーチサンダルと、グッズにクセがある。
実はファンイベントも行ったそうで
大水はあなただけのもの、2人だけの空間で大水を3分間好きにし放題
という企画まで行ったらしい。
大水と2人きりになった女の子達からは
次々と「はぁ~ん、すごぉ~い」の声がもれていたという。


最後は即興コントだった。
即興コントやシャッフルユニットは、グランジVSやKーPROライブのコーナーでもよく見る。
でも、どうにも上手くいっているのを見たことがない。
それでも、やたら即興コントが企画されるのは
芸人やスタッフにしたら、無限の可能性が感じられるのだろうか。

異様に張り切るシソンヌ長谷川進行のもと、全員が個性を発揮して
なんとかコントを終着点に運搬できた。
そして、みんなが頑張った即興コントで活躍したMVPを長谷川が慎重に選ぶ。
長谷川は、進行特権の圧倒的独断を発揮し
全然存在感がなかったのは逆にコントを邪魔しなかったからすごく良かった、という理由で
相方のシソンヌじろうをMVPに選んでいた。

長谷川だって、奥歯が欠けた状態であそこまで喋れていたのだから
奥歯が欠けているとは微塵も感じさせない強烈おしゃれなのだから
MVPと言って良いと思う。

平均身長の高いライブだった。

前回の敵は鬼ヶ島

トークストロング花屋の娘

2012年01月10日 | トークライブ
■『トークストロング』を観に行きました(21時30分~22時30分 神保町花月)

出演
アームストロング・ガリットチュウ熊谷


アームのトークライブ。
アームストロングは
コントも漫才もトークもおもしろく人気があり、昨年はNHK新人演芸大賞も受賞した。
長年、劇場限定の活動を続けているのが、不思議。

NSC生の行き届き過ぎた教育に、アームの2人は困惑していた。
NSC生からは超至近距離でも、どえらい大声で挨拶をされるという。
栗山「俺らにだぜ
俺らにそこまで挨拶したって、何にも無えって」


ゲストにはガリチュウ熊谷がやって来た。
カリスマと天才の命がけの死闘を、なぜか片言の日本語を操りジャッジ。
対決への興味を散らしてしまう程の名物ジャッジは
主役を簒奪しているとの声が上がるのも、時間の問題だろう。
そんな熊谷は、ジリジリとテレビ露出を増やしつつあり
昨日の芸人報道では、シンプル大声で大爆笑をさらっていた。

顔芸に励み、ウケると気分が良くなってどんどん際限なく足しちゃって
自称“自分で言った事に誰よりも先に笑う手法”で
今日もスベり知らず。韜晦する大爆笑芸人の熊谷。

そんな熊谷の、謎に包まれた私生活の話を聞いてみても
結局、本当なんだか嘘なんだかわからない
呵々大笑する話で終わってしまう。

とにかくどんな話を始めても、必ずゴールは大爆笑。
夢のように楽しい時間だった。

とにかくどんな劇場でもどんな場面でも、大きな声を出す。
NSC生には、これは大いに参考になっただろう。
もっと大声になってしまって
また、栗山やヤスに「NSC生、声デカ過ぎ」と言われてしまうのだろう。

大新年会オデッセイ

2012年01月09日 | トークライブ
■『佐藤大新年会』に行きました(ロフトプラスワン)

出演
グランジ大・ロシアンモンキー・マキシマムパーパーサム長澤
LLR福田・クレオパトラ桑原
夢御崎ピンク


大音量の軍歌を入場曲に、登場したるはグランジ大。
全然売れた訳でもないのに諸芸の極致に達している大は、セミリタイア気取りで
もう、テレビやネットなどのメディアを意識するのは止めたという。
ホリエモン清水健太郎マーシー鈴木宗男に並び、ロフトの星になると
ここに、高らかに宣言した。


集まったお客様を群集、出演芸人を同胞、自らの演説を玉音放送だと言い張る大は
2012年も絶好調。
こんなにお集まりいただき感謝している。
この光景は、走馬灯にも出てくるでしょうと喜びを表現した直後
気に入らないお客様はとっとと帰りやがれのキメ台詞
「ゲットアウト」が、早くも出た。


今やお笑い芸人は、若者達の憧れの職業の1つでもある。
その中でも、選ばれし芸人しか出演が許されない
爆笑ばちーんんんに出演できたら、立派な有名人
オンエアバトル、ウララに出演した事があるなんて言ったらもはや超一流芸能人
とみなされる佐藤大新年会には
豪華な超一流芸能人が、多数駆けつけた。

ロシモン中須なんて、船橋の自宅で夕飯をおいしくいただいた後
うっかり寝てしまったから、もう行くのが本当に面倒くさくて仕方なくなってしまったらしい。
それでも、寝起きで首都高をとばし、やって来たそう。

そんな絢爛豪華な芸能人達が集えば
時間は味方ではない、老いが止まらないと
豪華有名人ならではの哀切トークが繰り広げられる。

ただクレパト桑原だけは
唯一、爆笑ばちーんんんにさえ出演した事がなかったのでタレント扱いをされない。
しかし桑原も、11月の給料は約5万円だったという億万長者芸人なので
このお大尽な有名人達に並んでも、全く遜色がなかった。



一発かましてよかですか女性有名人に対するコーマニズム宣言の直後に
研鑽を積んでいる軍事談義を繰り広げる大に対し
振り幅が広すぎると、全員が指摘する。

正義のロシモン川口が、ワッショイ祭りで後輩達のために意見した話や
大阪でなんとかやってきて、もう一度東京でもやっている田村やロッシーの
後輩に対する優しいいい話に感激しつつ
それにしても話の振り幅…と、やっぱり思う。

宣言通りに大は絶好調だったおもしろかったが
狂気の大が饒舌になればなる程に、客席には恐怖すら漂った。

BEST!上田マスターとディズニー

2012年01月08日 | お笑い
■『ワタナベエンターテインメントライブ~BEST!~』を観に行きました
(16時~18時 明治安田生命ホール)

出演
ロッチ・我が家・ハライチ・超新塾・ZEN・ザブングル・Wエンジン・コア・シャカ
土居上野・クチタマ80・EE男


ナベプロ若手芸人達によるネタバトルライブ。審査は客席投票で、下位2組は降格。


ふかわりょう青木さやかと続く、ナベプロピアノ枠
未だに坊主に納得がいっていない岩井の坊主を
恬然といじる澤部こそド坊主なハライチが、おもしろかった。
期待以上のゼロ漫才が、おもしろい。


ザブングルも、さすがMー1ファイナリスト。漫才をしてはいなかったけれど。
運動神経や部活やってないなど、アメトーークで注目されたザブングル松尾の
メガネの奥に秘めたる親しみやすさに最近は気をとられ
私達の心はザブングル加藤から離れていた。
しかし、ちょっとその顔をのぞかせるだけで
一瞬にしていきなり風が吹き抜け心をわし掴み、募る想いは炎上路線
やっぱり加藤を無視なんて嘘。
やっぱりあの顔面を生かしたネタをしないなんて嘘。


ザ・ゴールデンゴールデンきたざわのひとみちゃんは
今日も、何をやってもおもしろい顔面に仕上げてきていた。
満腔の敬意を込め、投票用紙のザ・ゴールデンゴールデンに濃くマルをつける。

加藤ときたざわの他をよせつけぬ圧倒的顔面兵器2トップが、審査を乱す。

超新塾も、とてもテンポが良かった。

バンバンつっこんでビシビシ仕切るニセ若手のロッチコカドのMCは
相変わらず、ほぼ何を言っているのかはわからないが
どうやら、結果を発表する時がきたよう。

下ネタを封印した我が家、ハライチというテレビでも活躍する人気者から
ザブングルザ・ゴールデンゴールデンといった生で見るのもまた趣のある芸人のネタ…

お客様の審査の末に大混戦を制したのは
なんと、ZEN
結局1位はZENなのだから、驚く。
玩味した結果がメントスコーラ、繰ったネタじゃない。
みんな、さるひげさんが好きなのか。

超新塾でありZENでもあるタイガー福田は、ウケるとネタ2つやんなきゃいけないと
うんざりしているというのに。


同じコンバット事変を経験したものの、返り咲きをみせているノブシコブシに比べ
EE男は、ズルズルと降格していた。

∞ものまね王決定戦入った

2012年01月03日 | お笑い
■『新春大笑い 2012∞ものまね王決定戦』を観に行きました
(16時~17時55分 無限大ホール)

ものまね対決ライブ。
下ネタはNGなのでひたすら受け流すか、一切からまない佐久間一行総合司会のもと
チーモン菊地の紅組と、チーモン白井の白組の対決。
お客様の拍手の大きさで、勝敗が決まる。


早々と、東京吉本のエガちゃん的存在
トレンディエンジェル斉藤が大登場し、大いに歌う。
声が良い、歌が上手い、おしゃれ、サラリーマン時代は営業の成績が良かったという賢さで
本日の選曲にも間違いがない。
誰しもが目をきつく閉じて、そこでhydeが歌う姿を心地良く感じていた。
それが、目を開けてビックリ。
音無のじいさんは響子さんに「この日のために生まれてきたんだよ」と言ったが
まさに、この擂り鉢状の劇場
客席から舞台がしっかりと見下ろせる設計の無限大ホールは
斉藤が歌うために作られたのだと思った。みんなが上から見ていた。


ゆったり感は♪さそり座の女♪2億4千万の瞳を歌い上げていた。
その姿を見ていると、Mー1とTHE MANZAIにかけてきた男達は
今でも相当なショックを引きずっているのではないかと心配せざるをえない。
迷走感がすごかった。


「とにかくダンスを猛特訓したので、ダンスに注目してください」
と意気込むアーム安村の♪きよしのズンドコ節も、見間違いかと思った。
このズンドコ節に長良プロが黙っているはずがないから
ヤスの身の安全のために
どうやらヤスはひどく酔っていたような気がした、とここに記しておこう。


本人の気持に実力が追いついていないモノマネをさんざん見せられた所で
惜しくも、このある種ハイレベルな本戦を逃した芸人達による
ショートモノマネコーナーが始まった。

アーム栗山の長渕に、囲碁将棋文田のジャイアント白田
石黒彩とゴージャス恭子お姉さんでしっかりと爪痕を残すKBBY BB
できたてほっかほかの箱根駅伝モノマネの猫デココ関田
遂に2人揃って髪型が変になったインポッシブルと
こちらこそ、完成度の高いモノマネの連続だった。
これは出演芸人を決める時に、スタッフが相当に酔っていたのでは
と、疑念が生まれてきた時

遂には、その芸達者ぶりは他の芸人の追随を許さず、お客様の追随まで全く許さない
裏ウケNo.1のセブンbyセブン玉城とこりゃめでてーな広大までもが
ショートモノマネに出てきた。

これはチケット代を返金してもらったってよいくらい
目当ての2人がこんな仕打ちを受けているなんて、と憤った
そんな自分に冷や水をぶっかけてやりたい。

ショートと言っているにも関わらず
2人は満足するまで長い長い時間、ベガとロバートガルシアで漫才をして
お客様の体力を急激に奪っていた。
今日は22世紀寄席ではないのに、ここはシアターDではないのに
全く心折れないどころか、ボーナスステージになっても必殺技のキレも衰えない2人に
冷や水をぶっかけてやりたかった。

さらに続くショートモノマネは
トレンディエンジェルたかしのカイトに1人MIXと
やっぱりショートで間違いがない、誰も酔ってなんかいなかったと
ショートで納得のモノマネが続いた。


終わりの見えなかったベガとロバートガルシアに、客席はすっかり疲労困憊だが
ついにお待ちかねの、大トリの番になった。
大トリは、中西保志と松山千春。
するとやって来たのは
またしても玉城と広大。
やっぱり、この2人が名を連ねていてショートモノマネだけのはずがない。

またまた2人はやり切っていた。
一部の、いや、半分位のお客様は
そんな2人にキレているようだった。

赤紙太郎いつものサンタコント

2012年01月01日 | 野性爆弾
■『野性爆弾の赤紙太郎 除夜鐘ツキ放題ライブ』を観に行きました
(22時~24時15分 無限大ホール)

出演
野性爆弾・大山英雄・ハリガネロック・2丁拳銃・Bコース・ガリットチュウ
トータルテンボス・POISON GIRL BAND・ブロードキャスト・しずる


ヤバクのカウントダウンライブ。
毎度おなじみオープニングで本日のラインナップを全て紹介してしまう。
オチもしっかりバラしてしまう。
いざライブが始まっても、身内の作家が連続で登場しメインのヤバクは出てこない。
開演後10分以上経過してやっと、ヤバクの2人は姿を現す。

毎度のことながら
強烈な下ネタと理不尽な暴力が堂々と目の前で繰り広げられ
大量の血と発砲音が響き渡る。
劇場内はDOGEZAコールがこだまする。
大山英雄はREGZAの口調を延々と推す。
うっかり足を運んでしまったしずるファンは、「もうやだ」「嫌」としか言わない。
それでもなぜか例年、エラい社員までもがわざわざ駆けつけ殺戮とエロスの舞台を見守る。

やなぎ浩二でおま、セピア色の堂土、花に水人に愛料理には心の神田川と言ったら
ヤバク川島がリスペクトして止まない神3である。
しかし今宵衝撃の発表があった。
料理人神田川がヤバクのイベントのVTRに出演するのは、今日が最後だという。

悲しい知らせに客席からは悲鳴が上がる。
かと思ったら
カウントダウン後、ハッピーニューイヤーと同時に降ってきた
大量の使用済みコンドームに対する悲鳴だった。


飛び出しでテレビ東京の生放送に向かってしまう位ヤバクが売れようとも
阿鼻叫喚の地獄絵図は変わらない。
川島の、ポイズン阿部に対する濃く深い愛も変わらない。
川島のお気に入りの阿部は、歪んだ寵愛を一身に受けていた。
年が明けた。

昨年の赤紙太郎