kamekutobu

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日本茶喫茶「棗」ライブ

2005-12-20 22:56:23 | ジャズ&音楽

      関根裕子 アルトサックス

2005年12月20日 (火)One Night Cruise vol.5~サックス&ヴォーカル ライブ~

出演:関根裕子(サックス)、向井浩二(ヴォーカル&ピアノ) 時間:18:00開場 18:30開演

料金:2000円 ワンドリンク(日本茶)付 自分はお留守番。

お喋りは親父に任せます。(喋り過ぎなければ良いのだけれど)

楽器はサックス、ヴォーカル&ピアノ演奏者は男性1人、女性1人。

この楽器と演奏者の組み合わせを想像する時、サックスが男性、ヴォーカル&ピアノが女性と考える人が多いだろう。それが違う。

また、ジャンルはジャズと思うかもしれないが、これも少々違う。

もちろん、ジャズもあれば、R&B、ポピュラーもある。

このデュオは2ヶ月毎に演奏会を開いているそうだが、自分が聴いたのは初めてあった。

演奏会場はかなり縦長である。その縦長のほぼ中央付近の両側に2人は位置し、合い向かって演奏する。

 

       関根裕子 テナーサックス

演奏曲は、クリスマス時期と言うことで、ホワイトクリスマス、もみの木等、おなじみの曲が中心、それにオリジナル曲が数曲であった。

関根さんは小柄なので、テナーは大丈夫かなーと思ったが、深々とした音を奏でる。ムーディーな曲はアルトをと、2つ楽器を使い使い分けているようだ。

関根サックスはリリカルな曲で真骨頂を発揮すると感じた。この店をフィチャーした「道」は特に印象に残った。出来たての曲だそうだ。

曲の間に、向井さんが説明を入れる。曲の説明、自分たちデュオのこと。時折、関根さんに水を向ける。言葉のピンポンを期待するのだが、全然、球が返って来ない。関根さんは、かなりの「はにかみ屋」らしい。まー、これが初々しくて好印象なのだ。

 

       向井浩二 電気ピアノ&ボーカル

向井キーボードは、どちらかと言うと関根サックスをサポート役に回ることが多いようだった。向井のボーカルは、曲数こそ少なかったが、声量があって厚みがあってなかなか聴き応えがあった。

             プレゼント抽選会

自作CDプレゼントの抽選会があったが、何と、5枚/31名の内、2枚が我々夫婦に当たった。勿論、1枚は辞退した。

休憩時間に向井さんに日頃から疑問に思っていたことを尋ねた。

「ここばかりではないが、小さい会場でも、演奏音はPA装置を使い、スピーカーから出すのがほとんどである。PAから出る音は正直好きではない。出来れば生音をストレートに聴きたい。近距離なので音量不足は考えられない。」

 「PAを通す利点は、楽器毎の音量のバランス調整ができること。」

「ボーカルはマイクを握った方が様になることだと思う。」と付け加えた。

この素朴な質問に対し、答えはこうであった。

「小さい会場では音が響かない。味気なく聞こえる。敢えて電気的にエコーを付けている。」 

 「ううん、なるほど。」である。

向井さん、関根さんにお願い! それでも、生音で聞きたいなー

定位も気にする方なので、演奏位置から、音が出るとより自然に聞こえます。

 かぶり付き状態で聴かせて貰らいましたが、関根さんを見たり、向井さんの方に顔を向けたりと、ちょっと落ち着きませんでした。どちらか片側に2人で寄り添う形にして貰えると嬉しい。

とはいえ、限られて空間の中で、工夫され、これが一番と言う位置なのかもしれませんね。

お詫び! フラッシュは使わないつもりでした。いざ、撮ろうと思ったところ関根さんの顔がライトの陰になって、絵になりません。

そこで、軽くフラッシュを焚かせて頂きました。演奏の邪魔になったかもしれません。

また、聴きに行きます。