徳沢まで

朝から予報に違わぬ雨。折り込み済

なので、ポンチョで出発。左岸の

林の中を進むうちにも晩秋とは違う

緑豊かな景色がひろがる。

嘉門次小屋で一服。早い時間なので

囲炉裏端は貸し切り。イワナの塩焼きと

嘉門次のお燗２合。中の湯のイワナも

ふわっとして美味しいけれど、

嘉門次小屋のよく焼き上げたイワナが

大好き。あっという間に消えてしまって

驚かれる。前世はカワウソかもね。

明神から徳沢は初めての道で少し緊張。

平坦な道の両側にいろいろなかわいい

花が咲いていて、友だちと二人、

ここ、そこ、と雨の中ながらも、

眺めながら歩くうちに到着。

初めての山小屋泊で心配だったけど、

なんだか山小屋というよりは高級

リゾートっぽくてちょっとお尻が

もぞもぞしちゃう。予約は相部屋

だったけれど、空室が出たという

ことでウィリアムモリスの個室に。

館内に置かれてる骨董の数々は眼福。

でも、それよりも戸外に広がる景色の

ほうがずっと素敵だし、お料理も

もっと簡素でいいのだけど。