庭の小さな鉢たちの芽が一斉に
動き出した。食べたり拾ってきた
ものが多くて名前もわからないけど
芽吹きのたびに感動して、
よく生きてたね、おかえり、と
声をかけたくなる。
これはどこか旅先で拾ってきた
モミジ。ここからパアッと
お遊戯で合わせた手の蕾が
開くように開いていく。 . . . 本文を読む
排水管の定期清掃があるから
部屋の掃除をしなきゃな、と
思いながらぐだぐだ。
ぐだぐだしながら立松和平の
『ヤポネシアの旅』を読む。
立松和平を読むときはどうしても
あの声で脳内変換されちゃう。
古き時代への郷愁、かな。
ニュースステーションを見て、
NEWS23を見ていた。私もまだ
若かったし、未来を信じてた。
そんな時代。 . . . 本文を読む
パナソニック汐留美術館
『香りの器』展に出かけた。
気持ちのよい、手ごろな規模の
美術館。
撮影OKの部門もあったけれど、
私はやっぱり古代オリエント系の
ガラス容器が好きだなあ。
あんまりごちゃごちゃすると
ガラスの魅力が薄れる気がする。
なのであまり撮らなかったけれど、
このドーム兄弟の香水瓶は
白の不思議な肌合いに矢車菊の
儚いブルーがとても素敵。
19世紀のものだ . . . 本文を読む
同じフロアの定年退職する人を
送って、なにか気が抜けてしまった。
たまたま同じ職場にでもならなければ
話をすることもなかったタイプだけれど、
それでも親の子と、体調のこと、
お互いよき聞き手であったと思う。
私はコロナが収まったらまだまだ
行きたいところがいっぱいあるし、
野球も観たいから、もう少し頑張るわ。 . . . 本文を読む
元来の白ごはん好きが久しぶりに
銀シャリの日々に舞い上がり、
すっかり食べこんでしまった
せいか内臓が重い感じ。
加えて引きずられるような気の重い
諸々ありて、なんだか寝て過ごす。 . . . 本文を読む
初めての立会狂言会。いろいろな
家の狂言や小舞を一度に見られる
のは愉しい。
その後で神保町に出て東京堂。
気になっていた『戦前先端語辞典』、
A.M.リンドバーグ『海からの贈り物』、
長田弘『なつかしい時間』と
もう一冊岩波新書から『地の底の
笑い話』。風呂敷をもらうには
もう一冊フェアのなかから買わないと。
帰りにととこに寄って、山菜天ぷらで . . . 本文を読む
にゃんにゃんでネコの日だそな。
2といえばアヒルさんだよねえ?
朝のラジオでねこにゃんにゃんにゃんが
流れてた。
ということで、ガチャのアヒルボート。
赤の舟底のスワンボートが欲しかった
けど、お風呂で走らせて遊ぶなら
アヒルボートで正解だったな。 . . . 本文を読む
やちむんの目止めをするのに
白米のとぎ汁が要るなあと
思ううちに、俄然、塩むすびが
食べたくなり、値引きの塩じゃけも
手に入ったので、3合×2で
12個のおにぎりを握った。
娘が小さい頃はよくおにぎり持って
出かけたし、家人のお弁当にも
握ったなんて思い出しながら。
そして最初の一つは手の雑菌が
ついてるからと聞いて自分で食す。
握りたてのほの温かいおにぎりの
. . . 本文を読む
おつとめに向かうときの真正面の
朝日の力が日に日に増してきて
眩しくてひずるしくて目が開かず。
ついつい残業をしてしまって、ふう。
この1、2年、お昼休みを削ると
ガクンと戦闘能力が落ちる気がする。
ベルクも混んでいそうなので、
選手名鑑だけ買って帰る。
少しまた春が近づいた気がする。
. . . 本文を読む