フェリーに乗るまでの時間を
利用して知覧の特攻平和会館。
手放しで美化していたら嫌だな
と腰が引けていたのだけれど、
引き揚げられたゼロ戦の展示と
震洋の実物大模型だけでも行く
価値があった。本当に紙のように
薄い薄いゼロ戦。堀越二郎は
苛烈な要求に応えたまでだけど
戦後、思うことはなかったのだろうか。
全体に戦争はいけない、という
トーンだったので安心したけれど、
なぜ戦 . . . 本文を読む
短い帰省なので草取りはパスと
思っていたけれど、手持無沙汰に
なり、午前中草取り。
ラジオの安田登の能楽講座で
死してなお葛となって式子内親王の
墓に絡みつく定家の執着の話を聞き
背筋が寒くなる。クワバラクワバラ
遅いお昼にいつもの信州庵。
うどんを啜りながら母が定年後に
水を向けてきたので、那覇に
出稼ぎに行こうと思ってる、と
話した。やっと話せた。
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今月は休みの都合でこの土日で
帰省。母がなんとなく弱気。
娘が、これでおばあさんに美味しい
ものでも買って行って、と大人びた
ことを言って諭吉さんを1枚くれた
ので、お惣菜とかパンとか多めに
買い込んで。
とりとめなく話を重ねてみると
サ高住に移りたい気持ちもあるけれど
いざとなるとやっぱり今の生活を
捨てがたい、ということみたい。
そりゃ、母の両親が拓いた土 . . . 本文を読む
今回は長いぞ~♪と思っていたのに
はや最終日。
まいすく家さんが新たに開いたそば処
まいすく家さん。生めんが美味しい。
いろいろ見て回るうちに結局、シンプル
なところに落ち着いたというのも納得。
まいすく家さんらしい一杯。
その後で港川。Prootsさんで移転のお話。
私よりずっと若いおにいさんだけど、
いつのまにかお互いの息災を確認する
のが習慣になってる。そしてセラード
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トビイカにはまだ早いよね、と
思いながら奥武島。お昼の当てに
していた大城てんぷら店は定休日。
そのまま海岸を回って岩陰で小一時間
ぼーっと海を見て過ごす。しあわせ。
トビイカはまだはしりでいまいゆ市場
では買えなかったけれど、向かいの
魚屋さんで無事確保。
と、ここまではよかったのだけど。
那覇に帰るのに、Googleさんに聞くと
途中のバス停で乗換の指示。念のため
auの . . . 本文を読む
日曜日でいろいろお休みなのも
あって、parasolのジャンさんの
新しいお店、cafe country parasolを
訪ねていく。思った通りの風の抜け。
ああ、住みつきたいくらい。
ジャンさんも牧志にいた時に増して
幸せそう。勝手に草取りなどさせて
いただいて、半日たっぷり楽しんで。
ハンモック企画も実現したらいいなぁ。
慶良間を望む高台で風に吹かれて
木陰でハンモックな . . . 本文を読む
まずは山里の原点さん。二度目なので
今回はバス停から近く感じた。
頭ツヤツヤのおじさん、懐かしい。
落ち着いた雰囲気の中でゆったり。
カウンターの常連雀さんたちのお喋りも
味のうち。
キャンパスレコードさんをはさんで
プラザハウスのハミングコーヒーさん。
ご店主はたぶん焙煎に行ってたけど、
お隣のお店のやちむんを眺めながら
コーヒーとアイスクリーム。
そこから栄町に出てpot . . . 本文を読む
朝、再びヌチドゥタカラの家を
訪ねて、館長の謝花悦子さんの
お話を伺う。母と同年配の謝花さんは
幼少時の病で電動車いすではある
けれども、語る言葉は思いが
ほとばしるように強く、それでいて
冷静で、阿波根さんの闘いの姿勢
そのものなのだろうと思った。
武器をゼロにという繰り返される
言葉と力強さに満ちた目の光は
忘れられない。
お話の後でカンパを申し出たけれど
内地からわざ . . . 本文を読む
初めての伊江島。やんばる急行で本部港、
そこからフェリーで30分。船旅としては
もの足りないけれど、初めての島はわくわく。
今回の旅行の目的、ヌチドゥタカラの家。
一歩踏み込むと、埃っぽい時代の匂いが
きて、でもその中に汗と血と涙が混じって
いると感じる。内灘闘争の風と砂の館を
思い出した。展示の資料の数々に圧倒されて
言葉も出ない。なかでも、山と積まれた
薬莢や . . . 本文を読む
水木記念館、見応えあったし、
戦争漫画展もよい企画だった。
水木さんの画力に改めて敬服する
とともに、時代の要請も感じられ。
その後で、御書印で一月と六月さんへ。
こじんまりとしたお店だけれど
いい棚。『奇妙な孤島の物語』と
今日マチ子『きみのまち』を。
午後は皆生温泉の立ち寄り湯に
のんびり漬かって。
岡山まではももたろうエクスプレス。
休憩で食べたひるぜんソフト、
美味 . . . 本文を読む