鹿児島県 南さつま市 金峰町
いま、台風が近づいています。先ほど、鹿児島の大隅半島に上陸したというニュースがありました。
佐賀県内でもいよいよ風が強くなってきています。
以前、霧島市に住んでいた頃にも台風の直撃を経験しましたが、あらぬ方向から突然に猛烈な風が吹いてくるのが特に危険でした。台風の通過予報円近くにお住まいの方は気を付けてください。
写真は「塩屋堀の田の神さぁ」です。
石を4段積み重ねた台座の上ですが、嘉永4年(1851年)の銘がありますから150年間もこのままでおられたようです。
右手にメシゲ、左手にコシキを持ち、微笑んだ表情と台座の波模様が印象的であまり風化もありません。刻字がありますが、奉納した講の名前でしょうか。後ろにまわると、ちゃんとワラヅトを背負っています。
石仏は前面にのみ像を彫ることが多いのですが、田の神さぁの場合、360度どこから見ても田の神さぁであるということが分かる様に表現されていることがあり、その全身を表現している像が多くあります。
仏様などの石仏では、人々がそれを拝む対象として造立されることが多いので、前面を重視するのだと思いますが、このように全身が表現される田の神さぁの場合は、「そこに田の神さぁがいる」ことに人々の意識があることを示しているのかもしれません。
金峰町内の田の神さぁについては、国道270号線沿いにある「木花館」、「歴史交流館」に詳しいパンフレットがあります。
いま、台風が近づいています。先ほど、鹿児島の大隅半島に上陸したというニュースがありました。
佐賀県内でもいよいよ風が強くなってきています。
以前、霧島市に住んでいた頃にも台風の直撃を経験しましたが、あらぬ方向から突然に猛烈な風が吹いてくるのが特に危険でした。台風の通過予報円近くにお住まいの方は気を付けてください。
写真は「塩屋堀の田の神さぁ」です。
石を4段積み重ねた台座の上ですが、嘉永4年(1851年)の銘がありますから150年間もこのままでおられたようです。
右手にメシゲ、左手にコシキを持ち、微笑んだ表情と台座の波模様が印象的であまり風化もありません。刻字がありますが、奉納した講の名前でしょうか。後ろにまわると、ちゃんとワラヅトを背負っています。
石仏は前面にのみ像を彫ることが多いのですが、田の神さぁの場合、360度どこから見ても田の神さぁであるということが分かる様に表現されていることがあり、その全身を表現している像が多くあります。
仏様などの石仏では、人々がそれを拝む対象として造立されることが多いので、前面を重視するのだと思いますが、このように全身が表現される田の神さぁの場合は、「そこに田の神さぁがいる」ことに人々の意識があることを示しているのかもしれません。
金峰町内の田の神さぁについては、国道270号線沿いにある「木花館」、「歴史交流館」に詳しいパンフレットがあります。
